あなたの人生、あなたが決める〜性教育は子どもたちへのメッセージ〜
みなさんこんにちは。第4回を担当します、ななみです!10月になり、少し涼しい時間が増え、秋の訪れを感じますね。
さて、今回は、9月28日の第4回講義の内容をご紹介します。アーカイブもありますので、そちらもぜひご覧ください!
今回のテーマは、『学校との連携&特別支援と性教育』です!
講師紹介
クリニックを訪れる子どもたちは、さまざまなことを抱えている場合が多いそうです。
そのような子どもたちは、薬の効きが悪かったり、月経・月経前の症状が重かったりすると感じたといいます。
船津先生は思春期などについて学び、思春期保健相談士の資格を取得しました。
その過程で、その人の持っている特性が、ホルモンバランスが乱れることによって、顕著化することがわかったと言います。
それでは、さっそく講義を受けていきましょう!
わたしのこころとからだのことは自分で決める
みなさんは、SRHRという言葉を聞いたことがありますか?
SRHRとは『性と生殖に関する健康と管理』のことを指し、こころとからだの決定権は自分自身にあるという概念です。
しかし、「妊娠するのは今じゃなかった」と思う女性が約4割います。
みなさんはこの数字を見てどう思いますか?
子どもをいつ持つのかは自分で決めて良いものです。
なぜなら、今ならどのような子どもであっても受け止められるという覚悟と自信が備わっている時でないと、お母さんの人生も子どもの人生も守ることができなくなってしまうからです。
性のことを話そう~信頼関係を深め、相談できるように~
包括的セクシュアリティ教育とは、生殖に関することだけではなく、人間関係のことについて学ぶこと、自分のからだや相手の体を知ることなど広い範囲で学ぶことです。
性に関することは隠すべきことという刷り込みが強くあります。
しかし、大人が話さないようにしてしまうと、子どもたちは性のことで相談しにくくなります。
もし、子どもからの質問にその場で答えることができない場合はどうしたらいいのでしょうか。
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