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息子は6歳。ママも6歳。

息子が6歳になりました。ママになってから、もう6年経ちます。
あっという間に過ぎた6年。
妊娠がわかった当時、理想としていたママには少しも近づいていません。
家は散らかっているし、ご飯も手の込んだものは作れないし、描いていた理想はまだまだ程遠い。


なれない育児に追われて、家事もままならない、全部やりかけで思ったようにやれない。子供がどんどん成長していく姿を見て、嬉しい気持ちと、自分だけ成長できずにおいてかれてる気がしていました。


私にできる完璧のレベルなんて知れてるけど、できる限り全て完璧にやりたかった。掃除も、洗濯も、食事も、子供と遊ぶことも全部。

全部私がやりたかったから。
でも、全部想像した完璧に届くわけもなく、洗いかけの食器や、干したままの洗濯物、晩御飯も予定通りに作りきれない、など不完全燃焼ばかり続く毎日が続くことがモヤモヤして全部投げ出したこともありました。

▽投げ出して気づいたこと

よし!今日は最低限の家事しかやらない!無理しない、手抜き上等、たまにはぼーっとテレビ見たっていいじゃない。と全部投げ出して気づいたのは、適度に気を抜くことも大切だということでした。

たまには一緒にお昼寝したっていいし、たまに晩御飯がレトルトカレーでも、子供は喜んで笑顔でご飯が食べれるし、なんとなーくテレビ見ながら過ごす時間も幸せでした。
いつも必死になって、余裕がなくなって、楽しくない時間が増えるくらいなら、手抜きしながらでも笑って過ごせる時間が多いほうがいい!と感じたから。

そう気づけたのは子供が3人になってからでした。


私がママになってからまだ6年。
息子が6歳、ママも6歳。

3人の子供のママになってから、まだ2年も経ってない。
適度に気を抜いて、ゆっくり子供と過ごす時間を感じながら、子供と一緒に成長していけばいいんだ。と思えるようになりました。


▽息子と喧嘩したある日。

息子と大げんかした日がありました。
夜8時頃、突然「もらったお年玉で、今おもちゃを買いに行きたい!」と言い出し、「もう寝るから今日は行けないよ」というやりとりを何度も繰り返し続けた結果、納得がいかない息子は、怒りながら泣きながら殴りかかってきて、お腹に一撃クリティカルヒット。
つい感情的になり、怒ってしまいました。

はっ!と我に返り、つい怒鳴ってしまったことを謝り、初めて30分くらい息子と二人きりで向かい合ってきちんと話をしました。
色々なことを話したけれど、ママにも正解が何かわからないこともあるから、何が正解か一緒に考えよう?ママが間違ってたら「それは違うよ」って教えて欲しい。と伝えました。

「大人なのに知らないことあるの?」
「大人なのに間違えるの?」
と不思議そうにしていましたが、

「ママは28歳だけど、ママになってからは6歳。あなたが初めてなものはママも初めてかも知れない。だから、知っている事は教えられるけど、知らない事、教えてあげられない事は一緒に考えたり、一緒に悩んだりして大きくなって行こうね」と言うと、「そっか!じゃあママが間違ってたら教えてあげるし、わかんなかったら聞いて!教えてあげるから!」と笑顔で言ってくれました。

子供にそんなこと言うなんて。と思う方もいるかもしれません。

それでも、母親だって初心者。
一人目の子育てしたことがあっても、二人に増えたらまた二人子育ての初心者になるんです。
もちろん、親である以上しっかりしなくちゃ!と思っています。
だけど、経験したことのないことが起こるだろう未来を、子供と一緒に成長していきたいと思います!と言う6歳ママのお話でした。

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