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インスパイア山縣亮太

ESに丸一日費やした。今日はいっぱい走ろうと思ったのにクソッタレ。


凝り固まった首肩をほぐしながら43℃の湯船に浸かる。俺のオリコンチャートin湯船は、hip-hopが上位を独占している。

今日はralphというゴリゴリのトラップを聴いていた。俺が聞く数少ないトラップ。だが、こいつだけは技術が段違い。首が振れてしまう。

ごめんなのび太、この風呂亜は縦ノリなんだ。


そんなこんなでルーティンのYouTubeを見ていた。いつもはおどぜひを二話見て髪を洗うというのがお決まりなのだが、今日は違った。

YouTubeが俺に山縣亮太の動画をすすめた。AIが言うなら仕方がない。迷わずタップした。

その動画は俺の大好きな2013年の日本選手権100mの動画だった。

終わった…。


実は吾輩、この慶應時代の山縣亮太の芸術のような100m(10.11 +0.7)を見るといつ何時でも走りに行ってしまうという持病を抱えているのだ。

やめてくれ…。もう湯船に浸かったんだ。

そんな想いとは裏腹に、濡れた体で二階にステップアップし、いつもの強化選手Tシャツを着る。

そしてボディメンテ(1年前購入)を少し口に含み、夜の街へ走り出す。無我夢中で短ダッシュを繰り返す。もちろんアップはしていない。うんこ同然の走りで何度も何度もダッシュする。

俺は山縣亮太だ!


そしてひとしきり自己満ダッシュを繰り返した後、本日2回目の湯船に浸かる。

いつになったら山縣亮太になるんだろうか