見出し画像

色にまつわるetc…

――もーもサンちの飼い猫モップです。主人のもーもサンからイロイロな色のお話を聞いて、投稿しマス。


(*ΦωΦ)――もーもサン、朝ごはん中ですか?

もーも「そーでーす。朝はいつもヨーグルトにブルーベリー・ラズベリー・ストロベリーのスムージー♪」

――何かおっしゃれーっすね…私はまぐろの某ちゅるちゅるしてるヤツがいいです!

「今朝もあげたでしょ。ついでに朝早くから私を起こして催促すんじゃん!!」

――えへへ、そーでしたー。で、今回は何のハナシでしょ。

「ブルベについて考えるよ。」

――ブルーベリーのコトっすか??

「いや、ブルーベースの略でおま。少し前にコスメ系記事でよく見かけたなぁ…」

――へぇ~

「でも、ブルーベリーにも関係あるのだ。ブルーベリーはブルベだなーって思って。」

――そもそも『ブルベ』って何色なんでしょーか??

「それには先ずモップよ、『色の四原色と光の三原色』を知っとるけ?」

――……語尾が古くて歳がバレまっせ。知らんけどー?

「色の四原色はCMYK、光の三原色はRGB」

――何かムカつく…記号じゃなくてもっと分かりすく話して。

「申し訳ないが、私ゃ印刷方面のヒトなのでCMYKの話のみで勘弁して。RGBのコトは全く分かりません……」

――そーなんかぃ…

「C:シアン・M:マゼンタ・Y:イエロー・K:ブラックが、色の四原色。」

――ほー

「大まかにシアンは明るいブルー、マゼンタは濃いめのピンク。これにイエローとブラックを足したら理論上は全ての色が作れる!」

――へー

「プリンターのインクは基本この四色で刷ってるから、この四色で色んな色を再現してるってことだもんね、すごーい☆」

――ふーん

「ブルーベリーを描くには、明るいブルーを下塗りするのでブルーベースだなって。まぁ、その上に紺色とか塗るからそりゃそうだって話だが☆」

――じゃあ、ラスベリーとストロベリーは?

「いい質問やね~モップ!ここでラズベリーもストロベリーも大雑把には『赤』だけど、この二つを区別する為に私はラズベリーをブルベ寄りの赤にします。なのでブルベのピンクで下塗りするよ。『ブルベのピンク』もよくコスメ雑誌に載ってたけと、寒色系のピンクの事ですー。」

――ほーぅ…

「あくまで個人の見解です!!」

――お、保険はりましたね……

「モノの見方はヒトソレゾレです…」

――了解ですぅ~

「何かモヤっとする相づち…。絵は描く人の伝えたいことがみる側につたわればいいもんね。」

――まーそもそもモップは化粧しませんから…ってもーもサンもあんまりしてるの見たことない……

「ま、まぁね~。面倒なもんで…モップは化粧しなくてもアイシャドウばっちりでさー…羨ましい!!」

――また論旨逸れてれてまっせ…ブルベのハナシでしょ☆

「そう、そしてストロベリーはイエベの赤で描きます。」

…『イエローベース』ってことっすか?

「そう。ストロベリーはデフォルトで金赤のイメージなので。」

――金赤って…何色??

「マゼンタ100%・イエロー100%で出来た赤を金赤と云う。」

――ほー…

「赤色って聞いて普通に思い浮かぶのが多分『金赤』で、ストロベリー=金赤のイメージが一般的と思うので、差別化するためにはラズベリーの色に変化が欲しいなーって。」

――ふーん…

「まぁ雰囲気で説明しても説得力無いよねー。エビデンス出せってなるよねー。」

――さっきから知りたてのビジネス用語を駆使してお話されてる様ですが。

「ふほほ、なので私なりに今からエビデンスを出す様試みますー!」

――…何かイラっとするな…まーどーぞ……

「ラズベリーは魚卵みたく小さいつぶつぶが集まって出来ているので陰影が多く、中が空洞で中央が暗め。全体の色は単一でゼリー状の透明感があるので中央の暗さが全体の色調に影響し、そして熟すと暗めの赤になる。そこで暗めの赤を何色で描くかの選択でワタシは赤紫を選びたい。よって、ラズベリーをブルベで描きたいと思います!」

――かつて無い長ゼリフですなー☆

「はー、はー、噛まずに言える様頑張りました。ちなみに赤を暗くしてったら何色になると思う??」

――…紫っぽい感じ?

「では、紫は何色で出来ているでしょーか?」

――…赤と青?

「なので紫はブルベになる。ではイエベ調で赤を暗くするとどうなるか?」

――んーとー………

「時間が無いからこの続きは次回!モップ次回までに考えといて~」

――うぇー引き作ってんじゃん!もーもサン、更新遅いんすよ…

「挿し絵も描いてっから!月イチくらいで~~」

――モップのポートレイトも早く仕上げてくれっす…

end

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?