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なまえ

いぬです。あ、人です。人なんですけど、なまえがいぬです。わたしがいちばん分かりません。自己紹介noteを書いてみたこともあるんですけど、結局「だからなんでいぬなん」って話になります。わたしがいちばん分かりません。



なまえっておもしろいですよね。この世に産まれたらつけてくれる人がいるってなんかすごく不思議でおもしろいなって思います。本名で言ったら1つなんですけど、呼ばれてるなまえで言ったらたくさんあるなと思ってnoteを開いてみました。

かぞくに呼ばれるなまえも、親戚の人に呼ばれるなまえも、先生に呼ばれるなまえも、ともだちに呼ばれるなまえも、病院で呼ばれるなまえも、ずっと通ってる美容室で呼ばれるなまえも、よくうちに来る配達員さんから呼ばれるなまえも、ラジオを通じて出会った方に呼ばれるなまえも、ぜんぶ、ぜんぶぜんぶちがう。ともだちのところを広げたらまだいくつにも分岐してるし、会わなくなっちゃったせいでもう廃盤になったなまえもあるし。でも本当になまえたくさんもってるんだなって思います。

ベースはもちろんかぞくがつけてくれたものだけど、そこからどこをとるか、どう呼ぶかは出会った人が考えてくれたものでもあるから、ぜんぶすきです。

いろんなものが詰まってる気がする。関係性とか、きもちとか。同じ人でも呼ばれ方が変わったことも今までにありました。うれしい変わり方も、ちょっとさみしい変わり方もした気がします。なまえだけで全部を語れるわけじゃないけど、でもなまえって結構いろんなものを抱えてると思ってます。大変そうだな。


わたしがつけることもありました。まだ市役所に提出するような大事ななまえはつけたことはないけど、小さい頃に描いた絵に出てきた女の子とか、動物とか。小さい頃のわたしが必死に考えたせいでじぶんのなまえに影響されすぎてるけど、意外と覚えてる。いっちょまえに名字もつけてました。なつかしい。

わたしがつけたと言えばこのいぬだってそうです。ラジオを通して決めた大事ななまえです。でも本当になんでこうなっちゃったんだろうとは思う。でも3周回って気に入ってもいます。ワン。



これからも増えたり減ったりするんだろうなと思うと、うれしいような、さみしいような、いろんなきもちになるけど、廃盤になったとしても記憶には残るからそれはそれなのかなと思います。また誰かが復活させてくれるかもしれないし。そうなったらちょっと熱い展開ですよね、その2人を会わせたい。そのときは自己紹介してほしいです。そしたらまたなまえが広がるのか、たのしみ。

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