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コント観た②

「旅人」というコントを観ました。ちゃんとカウントしているわけではないのですが、おそらく今朝観たのが10回目くらいだと思います。9の可能性も11の可能性もあります。すみません。でも10回目ということにさせてください。そして10回目記念として、思ったことを書いてみます。
ちなみに、この、

旅人

をおすと、YouTubeのコント動画にとべるように(してみたくて、ネットで調べていかにもnoteを使いこなせているふうに)なっています。
今朝ので10回目であろうわたしの感想なので、ぺらぺらながらもネタバレになるところもあります。すみません。ぺらぺらなわりにすみません。
それでは書きます。



おもしろい。

本当に。本当におもしろい。10回記念とは思えないクオリティの感想なので多分今朝ので9回目だったんでしょう。でも本当におもしろいんです。なにが、どこが、というのを今から書きます。読んでる方にも不安が伝わっていると思いますが書きます。

旅人が

まずは、「旅人が」です。

わたしはアニメと漫画の道を通ってきませんでした。かろうじて聞いたことあるのはワンピース、鬼滅の刃、呪術廻戦です。漢字は全部予測変換に助けてもらいました、そのくらい知りません。廻戦って書くんだ、覚えておきます。
そしてわたしには旅人をやってる知り合いがいません。旅が好きな人ならいるかもしれませんが、今のところ「旅人やってんだよね」って言ってきた人はいないので、いないことにしときます。いたら連絡ください。

こんなわたしなのに、わたしは「旅人」に対して、
「帽子をかぶってて、マントみたいなのをしてて、焚き火の近くの切り株に座って旅の話をしてくれる」
というイメージがあります。アニメも漫画も知らない、旅人をやってる知り合いもいない、なのにです。一見遠い存在な気がするけど、「旅人」のイメージってわりと思い浮かべやすい気がするんです。もちろん人それぞれだと思いますが、それでも、なぜか、旅人ってイメージできる気がするんです。会ってなくても。どこで仕入れてきたイメージか分かんなくても。なぜかいるんです、頭の中に旅人。ふしぎです。

しかも。その旅人が「話し下手」というコントなんです。なぜか頭の中にいる話し上手なはずの旅人が、話し下手なんです。なんでか知らないけどみんなが思ってる旅人のイメージを利用してあえて覆すコントなんです。そこを突いたコントなんです。すごい。すごすぎる。すごいや。すごくないですか?
すみません、8回目の可能性も出てきました。

自然さが

つぎは、「自然さが」です。
空気感、すごいんです。コントっていうか、そこにいる旅人と少年の話を近くの木に隠れて聴いてるみたいな感じがします。木に隠れる必要性はよく分かりません。でも、とにかく自然なんです。セリフ感がないというか、なんというか、自然なんです。台本、ほとんどないんじゃないかと思ってます。そのくらい自然です。ゆっくーり時間が流れてるのをただみてるって感じがします。なのにおもしろい。すごいです。

途中、旅人が「痛っ」っていうシーンが2回あるんです。このシーン、仮にわたしが10回観てたとしたら、5回は台本通り、残りの5回はアドリブで揺らいでます。まだ揺らいでます。分かりません。2回っていうのが絶妙で、騙されてます。台本だったとしても、アドリブだったとしても、あまりにも自然すぎるやりとりだし、台本だったとしても、アドリブだったとしても、怖いです。ゾワゾワします、自然すぎて。すごいです。本当にすごい。こんなすごいこと他にありますか?すごいです。すみませんこれちょっと7回目かもしれません。


ばちーんが

つぎに、「ばちーんが」です。これはもう、タイミングも、間も、音も、表情も、全部全部おもしろかったです。少年、やりたくなったんだろうな、って思いました。わたしもあの服着たらやりたいです。
でも、あのタイミングでばちーんをした少年、本当にすごいと思いました。ばちーんの1秒後くらいまでは何が起こったか分からなくて目がまんまるになりましたが、2秒後には笑っていました。少年、すごいです。そこまで積み上げてきた空気感があるからこそ、ばちーんの味がすごかったです。すごかった。
まあセーフでしょう、7です。


照明が

さいごに、「照明が」です。
もちろん、旅人が話しているときに旅人だけが照らされているだとか、話が終わったら全体が照らされるだとか、それもすごいです。入り込めるし、抜け出せるし。それもすごいです。
でも、少年のターンになるところが、特にすごいと思いました。さっきも書いたんですけど、自然さをすごく感じるコントなので、照明という人工的な要素を途中に入れると雰囲気がどうにかなっちゃう気がしなくもないのです。なのに、なのに少年のターンになるところの照明は、プラスに作用してるんです。すごすぎる。
1つ目の話とはちがう意外性もあるし、観てる人がちゃんと巻き込まれて笑っちゃう工夫でもあるし、と思うと、自然さは確かにあるけどありすぎないようにするための、みたいな感じがします。ちなみに、少年が照らされてる間は旅人は動いてないんです。そこも含めて、なんか一気にコント感が出て、バランスが取れるというか、ばちーんとなにかがハマる感じがします。ばちーんと。これは8に回復ですね。



という感じです。

自分でも引いちゃくらい長い「思ったこと」になりました。
思いすぎな気もしますが、このくらいおもしろくて大好きなので、思いすぎてしまいました。何回観ても笑っちゃうコント、旅人のお話でした。
最終集計としては8回でしたね。2回盛ってしまっていたようです。ということで、9回目を観に旅に出ます。旅人やってる知り合いがいたら連絡ください。

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