サイデリアルで詠む♒︎水瓶座時代
私が「水瓶座時代」という言葉を初めて目にしたのは、18年位前でしょうか。
スピリチュアル系の本を読んでいた時に出てきた言葉です。
どんな内容の本だったかは覚えていませんが、「とても良い時代だ」という表現で使われていました。
2023年3月23日に冥王星が♒︎水瓶座へ入るので
「♒︎水瓶座時代の本格始動開始だ!」
っと、なにやら♒︎水瓶座時代がホットな話題ですね。
ちなみに「冥王星が♒︎水瓶座へ」というのは、西洋占星術で使われているトロピカル星座でのことです。
ではサイデリアル星座の場合、♒︎水瓶座時代はどうなるのか?
そもそも♒︎水瓶座時代とはなんなのか??
私なりの解釈を書いてみようと思います。
ホロスコープで見る春分の日
私的な解釈では、
♒︎水瓶座時代とは「春分点に昇る星座が、♒︎水瓶座になる時代」だと思っています。
西洋占星術で「宇宙元旦」の愛称が付いている「春分の日」です。
「春分の日の東の空に、太陽と一緒に昇る星座が、♒︎水瓶座になる時代」のことだと思っています。
トロピカル星座では「春分点を基準に黄道を30度づつに分割する」ので、毎年ここから♈︎牡羊座が始まります。
その為トロピカル星座だけを見ていても、黄道の奥にいる実際の星座が解らない仕組みになっています。
サイデリアル星座では「実際の天空に見える恒星を基準に30度づつ分割する」為、春分点の奥にいる実際の星座が解る仕組みになっています。
星座は「約72年で1度ずれていくリズム」で動いています。
詳しい解説はこちらをどうぞ
2023年の春分点は、日本時間3月21日AM6時24分です。
簡単に言えば、
西洋占星術では、春分の日が「♈︎牡羊座0度」ですが、
インド占星術では、現在「♓︎魚座5度」です。
現在トロピカルとサイデリアルは、約24~25度ずれています。
実際のホロスコープでは、こんな違いです。
横並びの方が見やすいと思い、小さめに並べてみました。
左がトロピカル、右がサイデリアルです。
惑星達の配置は変わらないけれど、周りの虹色がヌルっとずれています。
この差が約24度で、星座のずれです。
右のサイデリアルは、地球の歳差運動と連動しています。
虹色の星座が、左回り(反時計回り)に回転していきます。
約26,000年かけて一周することになります。
星座ひとつの期間が約2,160年(26000÷12)
1度ずれるのに約72年です。(2160÷30)
今現在は♓︎魚座時代の終わりの時期であり、「♓︎魚座時代はキリスト時代」と呼ばれています。
「西暦2023年」と呼ばれる、2000年単位の変化との関連性を感じますね。
ちなみに「紀元節」と呼ばれる「神武天皇即位の年」から数えると、今年は「皇紀2683年」だそうです。
2000年単位の変化の中では、600年位ずーっと大変化の時なのかもしれませんね。
♓︎魚座時代の終焉
ここまで読んで頂くと「ん?」っとなると思います。
「♓︎魚座時代じゃん!」って。
2023年3月21日の太陽の奥にいるサイデリアル星座は、♓︎魚座です。
細かく見ると「♓︎魚座5°50」くらいです。
少なく計算してもあと360年は♓︎魚座時代ということになります。(5×72=360)
サイデリアルのラヒリ方式が、どれだけ信憑性があるのかにもよりますが、精度の高いとされるインド占星術で使われている方式です。
的外れではないと思います。
では、♒︎水瓶座時代が始まっているというのは間違いなのか?っとなりそうですが、そうでもないと思います。
「皇紀2683年」「西暦2023年」とあった様に、時代の変換期は落ち着くまでに600年位かかるのでしょう。
また実際の恒星で星座を見た場合は、各星座の大きさはバラバラであり、30度づつの均等では測れないものだからです。
♒︎水瓶座時代そのものが、2160年ではない可能性もありますよね。
星座アプリで見ると、太陽右側の土星の後ろが♒︎水瓶座の恒星たちのようです。
ただ、占星術の中で各星座が30度づつ区切られている理由は、深い意味もありそうなのです。
これは算数?数学?算術?に詳しい方の方が、「うんそうだよー」っと簡単に答えてくれそうな話だと思うのです。
私は算数の知識がまだまだ足らない身なので、なんの説明もできませんが、30づつに分けてあるのは数学的意味があるはずです。
占星術自体がかなり数学的なのは、学んでいくとぶち当たる壁であります。
と、いろいろかきましたが、♓︎魚座時代の終焉期なのは間違いないように思いますよね。
毎日日常の景色を眺めるだけでも、♓︎魚座時代が壊れている印象は受けますが、♒︎水瓶座時代の中に生きていると言える景色ではないと思ってしまう。。。のは、私だけではないと思ってしまう。。。
西洋占星術の中でも「各星座の終わり5度は、その星座の性質を手放していく期間」とされています。
今は、♓︎魚座時代の性質を手放している時期なのだと思います。
♓︎魚座の性質を手放せば手放すほど、♒︎水瓶座の性質が入ってくる様な時期です。
まさに移行期です。
ただこの移行期は、想像以上に長い期間を差している様ですね。
♒︎水瓶座時代のイメージを創る時代
では、本格稼働の♒︎水瓶座時代が360年後だとして、
私たちはなぜ今「♒︎水瓶座時代だ!」っと言葉を挙げて「大事な時期だー!」っと言っているのか??
私なりに考えてみたのです。
そして思った事は、
今は「♒︎水瓶座時代をどんな時代にしたいかをイメージする時代」なのではないかと思ったのです。
世の中には「♒︎水瓶座時代とはこんな時代ですよーっ」と、今まで語り継がれているイメージもあります。
でも、宇宙のことを知れば知るほど思う事は、そのイメージそのまま「はいどうぞ」と、目の前に現れるわけが無いということ。
量子論などでも言われているように、私たちが意識したりイメージしたものでなければ、現象化できないわけなので、何もせずに次の時代がホイホイ始まるわけないのです。
という事は、始める前に必ず計画期のような「イメージ空想妄想期間」があるはずなのです。
そして私は、それが今だと思うのです。
私たちは、「♒︎水瓶座時代をイメージから創造していく」というポイントに生きているのではないかと。
さらにもっと言うと、
「私たちがイメージしたものからでないと、時代が創れないくらい、大事なポイント」なのではないかと。
私たちが、イメージし尽くして出し尽くしておいたものが核となり、♒︎水瓶座時代が造られていくのかもしれないと思ったのです。
かなりの個人的解釈なので、ひとつの意見として目を通して下さい。
私的には、そう解釈するといろいろ納得できるなと思った次第です。
トロピカル星座でホロスコープをみた場合、冥王星は3月23日から♒︎水瓶座に入ったり抜けたりを今年・来年と繰り返し、再来年移行本格的に入ります。
そのまま2043年まで冥王星は♒︎水瓶座にいます。
冥王星は「死と再生」の星です。
この期間に♒︎水瓶座のイメージが壊れ、作り替えられていくでしょう。
サイデリアル星座でホロスコープを見た場合、冥王星が♒︎水瓶座に入るのは2039年頃からです。
私個人の勝手な想像では、
うちゅうは「サイデリアル星座で冥王星が♒︎水瓶座に入る前に、アセンションを起こしたいのではないか」と思っています。
そしてそこまでの間に、各個人がどんな♒︎水瓶座時代をイメージしているかによって、行く先が別れていくのではと。。。
巷で言われている「アセンション」は、2037〜2038年頃という説があるようです。(並木さんなど)
そうです!アセンションと♒︎水瓶座時代は、これまた別のお話であります。
アセンションの話まで広げるとひっちゃかめっちゃかになるので、この辺で締めさせていただきます。
とりあえず今は、自分のイメージする♒︎水瓶座時代、どんどんイメージしてハートの磁場に乗せて放っておきましょうね♡
うちゅうのリズムを探求しています。星や惑星、植物から学ぶ日々です。うちゅうのリズムに人間の生活リズムが共鳴するような手帳が作ってみたい人です。サポートいただけるととても嬉しいです。探求にむけた活動に使わせていただきます。