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2021年 春の彼岸彼岸入り

2021年3月17日。今日は彼岸の入りです。
お彼岸の期間は、春分の日を中日として前後3日間で
今日から一週間がお彼岸の期間となります。
春の彼岸明けが明けが3月23日です。

3月29日の満月から近地点満月ウェーブにシフトしていきます。


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彼岸は先祖の供養するという、仏教的なイメージがありますが
「お彼岸にお墓参り」という文化は、仏教徒が多い他の国と比べても
日本だけの独特の風習です
彼岸の中日3月20日が太陽黄経0ポイントの春分です。
春分の日は太陽が天の赤道上にあるので、ほぼ真東から出て
ほぼ真西に沈みます。
仏教的には極楽浄土は「西」にあるとされています。
お釈迦様がいる極楽浄土、西遊記の世界です。
これを西方浄土(さいほうじょうど)といいます。
そのため、真西に太陽が沈む春分の日、夕日が極楽浄土への
道標るべとなると考えられていました。
仏教では中道という偏らない意識を重んじています。
昼と夜の長さが一緒になる春分と秋分は中道の
象徴とされてきました。

何事が起きてもぶれない心です。
なので仏教的な行事を日本で今も行っていると

思われます。
また、昼と夜の長さが一緒になる春分と秋分の時は
太陽に願をかけるということで
「日願」という言語が彼岸になったという
説もあります。
この西方浄土の考え方から、西を向いて拝むことが浄土に向かってお参りをすることになるため良しとされるため、東向きのお墓のほうが人気が高いです(お墓参りする人が西方浄土を向いてお参りするためです)。
霊園で東向きの方が西向きよりも若干値段が高いのは、この考え方も理由の1つとなっています。
何はともあれ、自分が今ここにいるのも
ご先祖さまがあっての事なので
ご先祖さまを思いやる心はやはり大事です。
暑さ寒さも彼岸まで、季節の節目です。
時代は混乱の状態となっていますが、桜の花は
何事もなかったように、満開の時期を迎えます。
新しい春が来ます。




 





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