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2023/1/7 未熟さを許し、育てる蟹座の満月

1/7(土)8:08に蟹座で満月となります。
2023年最初の満月は、七草がゆの日。

蟹座は、「ホーム」を表します。
家族と、自分の家で、自分の国(地域)の習慣のイベントとなんとなくリンクするようなキーワードがたくさんあります。

自問自答×ムーンプランナー・オンラインイベントアーカイブ

1/2にあったオンラインイベントのアーカイブが公開になりました!
今回はどこかはっきりと言えない、でも避けて通れない、コンプレックスの話です。
全員が必要としてはいないかもしれないけれど、ここを乗り越えないと先に進めない人、そしてその渦中でもがいている人たちのことを思って話し合っています。とても大切で、誰かが立ち入ることができず自力でなんとかしなくてはいけない部分の話が多いのですが、そこにダイヤの原石が、鉱脈のようにたくさんある手応えがあります。
誰もが自分のダイヤの鉱脈を探しています。もちろん私も。
そして掘り出した原石を、どんなカットにして、指輪にするのか王冠にするのか、すべて心のままに決められる自由があります。そこに、いま悩みの中にいる人たちがたどり着けますように。自分自身も、そうなれますように。
そんな願いを込めています。

蟹座の満月には、今回のオンラインイベントの内容にリンクするような事がたくさん含まれています。
そのものずばりではないのですが、一歩引いて俯瞰で見ると見えてくるものがたくさんあると思います。

さて蟹座の示す「ホーム」ですが、分かりやすく家という意味もありますが、アウェイに対するホームという感じがイメージしやすいでしょうか。
家族のいる家より会社のほうがずっとホームっぽくなってしまっている人もいますし、数年以上帰ることができない故郷を遠く離れた場所から「今でも俺の家はあそこだ!」と強く思っている人もいます。
そういう、有形無形のホームに対して、なんらかの光が当たるタイミングでもあります。

蟹座の表すホームは、幼いものを育てるための安全確保を意味します。
なので、外から見ると割と強硬というか、「やさしそうなお母さんって感じがしたのに、子供にちょっと触ったらすごい剣幕で怒鳴られた」みたいな、一線を越えたらどんな相手でもガチッと防御のかまえになり、攻撃も辞さないという激しさも伴っています。
そりゃあ誰だって自分の大事なものを勝手に触って持ち出そうとされたら、とっても怒ります。本当に自分の子供のような大事な存在であれば、怒るどころではありません。

蟹座的なホーム感は、敵か味方かというより、身内かそうじゃないかで線引きされます。
だから、身内のミスや犯罪にはちょっと甘い。
「悪気があったわけじゃないんだし」と言って、なあなあにしてしまうような側面もあります。
(実際の蟹座の人がそういう人だ、という話ではなく、蟹座が象徴するものの概念的な話です)

悪いものも、未熟なものならば、ちゃんと守ってすこやかに育てていく。

そういうゆるぎない覚悟が決まっている場を、ゆるぎなくがっちりと守っています。
そしてその中でしっかりと守られ、幼く未熟な状態をのびのびと肯定していられる『理想的な子供時代』が過ごせるのです。

この理想的な子供時代のような、失敗してもうまくいかなくても(つまり未熟であっても)すべて受け止めて大事にしてくれるような経験があってこそ、人は次の段階に進めます。
次の段階は、獅子座で自己主張や自己表現を担っています。

ちなみに蟹座の前は双子座。
そこでは身近な人たちと言葉を通してやり取りができるとわかり、おしゃべりの楽しさや、知らないものへの好奇心を高めて自分以外の存在と交流を深めていく基礎を作っています。
交流の基礎ができると、そこからいろんなやり取りが始まります。
実に未熟な、自分の感じる面白さだけ相手をでいじって大喧嘩になったり、意地を張って嘘をついてあとで大変なことになったり、人間関係の失敗を山ほどすることになります。

そこで、登場するのが蟹座です。

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