2020/5/1 上弦の月・心の深くにあった苦しみを認めざるを得ないこと
2020年は一年かけて時代を変えていく年といわれている(星占い的には)んですが、なるほどなーという気分です。
と、いわれても、現状を見ていると、とても「そうだねー」などと言っている気持ちにはなれないというのが本音です。
当店も、少しの間いろんな動きを小さくしていく予定です。
上弦の月から満月にかけては物事を大きく増やしていくような時期とされています。
大きくなっていくものが「不安」や「虚無感」のほうばかりになっていくような状況になっていることも、あちこちで見受けられます。
こういう時は、ある程度大きくなってしまうのは仕方ないことだ、と受け入れることがとても大事です。波に乗るという事は、基本的に抵抗はできません。波=動きに添って動くしかないからです。
不安定な時期には「大きな決断は避けること」が大切だといわれています。ここから満月まで波が高まっていきますので、満月が過ぎて落ち着くまでは、あんまり動かないようにしておくのがいい人も多いと思います。
不安があると人を責めたくなります。
自由に楽しそうにいしてる人をあげつらって、強く非難したくなります。
「わたしはこんなに我慢しているのに!」とか「うちの子にはこんなに我慢させているのに……」とか、「こんなに頑張ってお店をやってきたのに」とか……。
すごく気持ちはわかります。
今までそんなことなかったのに急に非難したい気持ちが湧きだして止まらない人は、それだけいろんな面から追い詰められていることが多いです。(それは新型ウイルスの影響のずっと前からそうだったことが結構あります)
そして、今回のことではじめて「助けがある可能性」について知ってしまった時、「じゃああの時はどうして」「今まで報われなかったのに」という閉じ込めていたはずの行く当てのない悲しみや憎しみが、いま目の前にたくさんあるストレスのせいで閉じ込めきれなくなってきている………
立派に仕事をしている尊敬できる上司であっても、才能や地位や名誉も持っているように見える人であっても、すごく幸せそうなご家庭を築いている人であっても、行く当てのない悲しみや憎しみ、嫉妬はあります。
もしかしたら、ウイルスの影響は、多くの人の協力と知恵と努力でもうしばらくしたら収束するかもしれませんが、それぞれの心の深淵からでてきたものは、しばらくあなた自身を苦しめ続けるかもしれません。
そういうことを、無理に避けないでいいと思うのです。
傷つかず、ずっと幸せでリッチで豊かに暮らすというのは、理想ではありますが、それは憎しみや怒りや絶望のみだけで生きていくのと同じくらい無理があります。
ちゃんと不安を感じ、それを解消していくことの大切さについては、日本赤十字社の動画がとても分かりやすいと思います。やさしくて、とてもいい動画です。
人間は、少しぐらい傷ついても大丈夫です。
不安でも、大丈夫です。
ちょっとくらい鬱っぽい気持ちになったりも、そりゃします。
過去の嫌なことを思い出して、急に涙が出てしまうことだって、当然です。
大変なことはたくさんあります。
今までなったことのない状況だからです。
でも、だからと言ってここまで培ってきたあなたの勇気や賢さを手放してはいけないです。
傷ついても、今まで手にしてきたものは消えたりしないはずです。
なので、次の満月をこえるまで、心の中のなにかにとらわれそうな時があっても、恐れすぎないでほしいなと思います。
ムーンプランナーのnoteサークルもじわじわ活動し始めております。
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