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2023/1/22 誰かになろうとするのをやめる、水瓶座の新月

1/22(日)5:53に水瓶座で新月となります。
2023年最初の新月です。今年が始まってもう時間が経っていますが、そろそろ手書きの書類に2022年とうっかり書くことも減ってきた時期かと思います。

12/29~1/18の水星逆行期間も抜けて迎える新月なので、どこかスッキリと何かが始まったような気配がありそうです。
2023年が本腰入れて始まったような感じです。

1/2に開催したオンラインイベントのアーカイブは、こちらでご覧いただけますので、ぜひ「今年の初めって何をしてたっけ」となっている方も、思い出して頂けたらと思います。

ダイヤモンドタリスマンも、新月にて受付終了となります。たくさんのお申し込みありがとうございます。
ご注文から1週間~10日程度でお送りできるかと思います。

今回の新月は、水瓶座の入り口あたりで太陽と月が重なります。
水瓶座ではありませんが、山羊座の終わりにある冥王星も重なって、意外と重みのあるスタートになっています。

少し離れたところにある双子座の火星も吉角で光を投げかけてきて、なんとなくやる気があります。
また、同じ水瓶座にある土星に金星も重なって、いつも厳しいことをいう老人といつも楽しい事しか考えていな若い女子が同じ意見で意気投合しているような、そんな状況です。
みんなバラバラだけど、「独立して自分の意見をちゃんと持っている」という点で同じく、形は違っているけど同じ方向を向いている。そんな雰囲気があります。

水瓶座は、ひと通り人生やってきて、仕事もやってきて、もう引退してもいいな、でもまだ体力はあるしやりたいこともあるし、お金もたくさんじゃないけど困るほど少ないわけじゃない、何より知識と経験がしっかりあるぞ……という状態の、とても恵まれたシニア世代のような立ち位置です。
立場にとらわれず(それは年齢や国籍にとどまらず、性別も)、未熟なものは未熟さが個性であり、熟練者は熟練が個性である、という非常にフラットなものの見方をします。
そして、個別の背景に縛られたせいで対立や争いが起きているところをうまい事収拾していくような、「他人だからできること」をやってくれます。

ほとんどの人は、完全な個人になることは難しいです。
完全な個人でないからこそ、お父さん・お母さんという立場で家族をいつくしみながら大変なことを乗り切り、上司部下という形でそりの合わない人と一緒に仕事をしたりして、できることや満たされることがたくさんあります。
でも、そういうところから切り離されたいと願う事も、また自然なことです。

お母さんじゃない、ただの一人の人間としてお買い物したい。
先生という立場じゃない一人の観客として夢のようなライブを楽しみたい。
〇〇さん家の長女じゃなくて、興味の向くままに古文を学びたい。
人間はそもそも一人の人間であり、そのあと役割や立場がついてくるものなので、基本は個人です。
でも、ある意味環境に恵まれる人ほど、個人であることを認められず、〇〇病院勤務とか、△△さんの奥さんとかになります。■大学卒、出身地は××、離婚歴あり……のように、外枠や所属について話す方が、その人個人の事を話すより会話が成り立ちやすい事も多いです。それは、会話自体が社会的なやり取りなので、個人の内面のようなものに居場所が与えられにくいせいです。
でも、水瓶座はそういう「むずかしいよね」を乗り越えた先の個人であることを、はっきりと示します。

どこどこのナニナニさん、ではなく、特に何かを装う事もなく、すとんとそのままそこにいて、それを認めてもらえる。
なにかをしなくても、面白いねえと言われる。
あるいは、自分が相手を出身地や仕事内容で色眼鏡をせずに、まっすぐその人を見て「人間としてそれはないよね!」とスパンと判断したり、「とてもやさしいんだけど、全然自信がないんだね」と自分の感じたとおりに相手の事を思ったりできる、かといってそれで評価しないでそのままを受け止める、というのが、水瓶座のいう「個人」です。

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