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2022/11/16 わからないことも大切に、下弦の月

11月になると、急に「今年も残すところ…」という気持ちになります。
ハロウィーンのかぼちゃたちはいっせいに撤去されて、もうほんのりクリスマスソングがお店で聞こえたりして、さすがにどうなのと思いつつも年末の事に気持ちが向き始めます。

とはいえ!

前回の皆既月食、そしてそれに比べると影が薄いのですがその前の新月は日食という蝕を越えたばかりの11月半ばの下弦の月です。
大波、あった人もいたのではないでしょうか。

日食と月食は大体セットで起きます。月と太陽の軌道は歪んでいるとはいえ円形なので、まあまあかぶるのです。
たまにセットにならない時や3回目をかする時もありますが、大体セットです。そして、毎回観測されるわけではなく、見える地域と見えない地域があります(南極では見えるけど日本では見えないなど)。でも、年に2~3回は蝕が起きています。

蝕は、新月や満月の中でも大きな節目になります。
不定期でくる節目なので、1学期、2学期みたいなイメージをしてもらうと近いのかなと思うのですが、いつもの節目なんだけど明日から夏休み、みたいなちょっと大きめの節目です。

何が起きるかは、今まであなたが何をやってきたかで大きく変わると思います。努力の話というより、どこに住んでいてどんな仕事をして、どんな趣味や楽しみがあったのか、みたいなことの方が大きいかもしれません。自分の努力など及ばないような根本的なサイクルのようなものです。

2022年春夏版ムーンプランナーをお持ちの方は、サマリーページをみて、前回の蝕のタイミングを確認し、その頃何をしていたかを振り返ってみると、今回のインパクトの『謎解き』が起きるかもしれません。
その頃、ちょっとハマっていたドラマがあって、そこで知ったことをなんとなく調べていたら今興味を持っていることの入り口になっていた………みたいな、その時はそうなるとは想像も意図もしていなかったことが出てくるかもしれないです。
自分の中の伏線回収というか、謎解きは、少し時間をおいてみないとわからないことがたくさんあります。

ダイエットなども、1週間で痩せた!3日でサイズダウン!と強めに煽ってくるエクササイズ動画や謎サプリなどがありますが、正直なところ、なかなか無理です。成長期の10代ならともかく、大人はそうもいっていられません。
3カ月、半年と変化には時間が必要です。
でも、意外と忘れちゃってるんですよね。特に3カ月前、半年前となると。

そこを思い出すと、途端に今の理由や原因に思い当たることが出てきます。

「いやー、何にも出てこないぞ」という人も、自分だけではなくて周りの様子を見てみましょう。
ご家族に変化が起きている人はいませんか?
職場で何かありませんか?
そうでなくても社会情勢が目まぐるしく変わり、大きな事件や災害もちょいちょいあります。やはりみんな何かしら変化が起きています。
(メモがない時は、SNSの投稿やスマホのカメラロールなども思い出す手掛かりになります)

具体的には今年の5月の前半を思い出してみましょう

変化が出てきているなら、それがよい・悪いを問わず、波に乗っているということです。
それを「こんなことになるなんて」と否定的な気持ちで受け止めているなら、それをひっくり返すと「本当はこうあってほしかった」がはっきりわかります。大体の場合、なんとなくこうであればいいなくらいの感覚で日々を過ごしてしまいますが、「本当はこうであってほしかった!」とつよく感じられるというのは、非常に重要な意味を持ちます。自分がどうしたいかがはっきりと分かっているということだからです。
そこがわかることは、願いを叶える最短距離を作ります。

「よい問いを立てたら問題は7割くらい解決している、残り3割をがんばればいい」というような事はよくいわれますが、そんな感じです。
自分がどうなりたいのかは、「そうじゃない」状況の時ほどはっきりと自覚するのです。
ここで曖昧になんとなく嫌……で乗り越えてしまうと、ずっとただ我慢して乗り越えるだけで、目標に対するアクションが取れずに終わってしまう(人生が。あるいはチャンスの多い時期が)ことになります。
だから、もし今こうじゃなかったはずと感じているなら、それこそがチャンスです。

簡単に「こうしたい」がわかるとは限りませんが、方向性はしっかりとつかんでおきましょう。

そのためには、「嫌だ」をしっかり理解して、それがない状態について想像します。
想像ができない時は、とりあえず身の回りの嫌なものを減らしましょう。
むずかしく考えずに単純にゴミを捨てるだけでOKです。
ゴミも特にないわ、というお片付け上手さんでも、日々ホコリは溜まります。大事なものからホコリや汚れを取り去るというイメージで、掃除などをしてみて下さい。
特にいつも触らない見えない場所を掃除するのがおすすめです。
いつも散らかっている!そして今は忙しくて体力も追いつかないのでお片付けムリ!な人は、毎日使っているカバンや、アウターのポケットなどのゴミを捨てて整理して下さい。
あるいはいつもの引き出しをちょっと整頓するだけでもいいです。
あるんですよ、不要なものが。それをゴミ箱に入れましょう。ゴミの日に出しましょう。

そうすると、「自分がどうなりたいのか」まではいかなくても、「あっ洗剤とクレンジングが終わりそうだから、買わなくちゃ」みたいな些細なことに気づくと思います。
そうしたら、次の新月までに新しいものを用意しておきましょう。
下弦の月から新月は、いらないものを手放すと同時に「次のスタートの準備」という意味があります。
ただ何でもかんでも捨てればうまくいく、というのではなく、次の準備も確実に仕込んでいく事で新月に向かえるスタートがグッと価値あるものになっていきます。

大きな波を受けている最中、あるいはちょっと超えた、イヤイヤ年末ごろにそのあおりが来そうな予感、などなど、物事が現れるのは人によって様々です。
大きな時代のうねりのようなものの前に、一個人の努力など無意味かもしれませんが、それでもどんな歴史も一個人の意思があったから動いたことがたくさんあることを思い出して、あわてずうわつかず、はしゃがず落ち込まず、自分の気持ちをじっくり観察してみて下さい。

そしてそれが見えない時ほど、物理的に片付けしましょう。そうすると頭の中や心の中も片付くことが多いです。
「よくわからないな」「もやもやしてなんだかツラいな」という気持ちも、つかむことができたらそれもひとつの成果です。
よくわからない、からスタートする、で大丈夫です。

下弦の月の頃はまだ形がわからなくても、それは胎動になるわからなさ。
次のスタート=誕生のために、じっくりと大切にしていきたいものです。


今年もダイヤモンドタリスマンができました!
今年は牡羊座に木星があり、火のイメージだったのですが、中でも「誕生した瞬間」の火を想像していきました。
パチッとはぜた小さな火花、火が生まれる瞬間をそのまま形にするような気持ちで、この形になりました。

今年は初めての試みですが、片耳ピアスもあります。
耳たぶにぶら下がるというよりは、耳のふちから火花がパッと開いていくような位置になることをイメージしています。(つける方のお耳のかたちやピアスホールの位置でちょっと変わってきます)
片耳ピアスなので、もう片方は潔くナシでいくのもおすすめ。
一粒パールをつけると、上品なギャップにつながります。
片方をゴールド系のものにしても、アシンメトリー感が強まってとてもいいです。
もちろん、シルバー系でそろえるのも、ボリューム感のあるデザインで合わせるのもお手のものです。

ダイヤモンドはきりっと一粒、でも石が目立つというより全体の輝きに一体化しているところが今回のダイヤモンドの力です。
なんとなくダイヤモンドがこそばゆく感じる人にも、ダイヤモンドは主役であってこそと思っている人にも、それぞれに新しいダイヤモンドの存在を感じてもらえる気がしています。
ネックレスでもピアスでも、お好きな方を。
(お手持ちのチェーンも、少し太くても入るカンです。シルバーチェーンはあるわ、という方はチェーンなしも人気です)

はじまりの、一瞬の光。一瞬の形。
次の瞬間にはもう違う火の形になっている、そういう儚くも熱いものがそこにあるように願っています。



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