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2022/12/23 16年間総決算な今年最後の新月

12/23、19:17に山羊座で新月となります。
前日22日は冬至、ホロスコープでは太陽が山羊座入りする日でもあります。
そしてすぐに月と重なっての新月。
山羊座が脚光を浴びるタイミングです。

太陽と月がそろって、さらに先に水星と金星が山羊座にいるので一気に4つの惑星(太陽と月は惑星ではないのですが、星占いの世界では「惑星」とまとめて呼ばれています)が入りました。
そしてずっと2008年から山羊座にいる冥王星を加え、5つの星が山羊座に揃いました。

山羊座は、社会的なピークを意味しています。
会社だったら社長、会長。国だったら首相や大統領などの国家元首。
もっと小さい単位で家族だとしたら、少し昔はわかりやすく「お父さん」と言われていたかもしれません。でも今は少し違います。
歴史をさかのぼったり、違う地域を見てみると、女性がトップの社会はたくさんありました。それが「お母さん」でなくてはいけない場合と、むしろそうであってはいけないみたいな場合もありました。
しかし、生まれて数年しかたっていない子供がトップになることは、ほとんどありません。性別やその性質については問われませんが、若く未熟なものはトップには立てないのです。血筋的なものや、生まれ変わりの魂だからと言って子供をトップに置くことはあっても、必ず一人前になるまで執政や摂政などが付きます。
この山羊座の意味する、社会的なピークには、キャリアという意味が付されます。

ちょうどタイミング的に、仕事納めも見据えてドタバタしている方も多いかと思います。
そんなドタバタをやり遂げるくらいの力がなければ社会人をやっていけませんが、そういう「社会人をやってく力」みたいなものが山羊座が司るものでもあります。
しかもただの社会人マナーではなく、もっとはっきりとビジネスを回していく力、的確に仕事を取ってきてがっちり納品する力などです。

2023年の3/23に、2008年から山羊座にいた冥王星が水瓶座に移ります。
冥王星は、すべてを根こそぎ作り変える「変容」を司っています。そしてそれが山羊座にあるという事は、山羊座の意味するものをごっそり大変容させる作業をしている、というふうに解釈していきます。
そうすると、山羊座の意味する「社会」「権力構造」「価値あるキャリア」などがガラッと変わるというのを意味しているのです。
冥王星は約16年かけて、山羊座のテーマをひと通り作り変え、死と再生という二つ名のごとく生まれ変わらせ、次は水瓶座に進んで水瓶座の意味するテーマについて同様に取り組んでいく、というのが西洋占星術の世界観です。

そういう背景を考えると、この新月、前日の冬至は、2023年3月終り頃で終了となる約16年かけた山羊座的なプロジェクトの総仕上げ的なタイミングとも言えます。

大きなプロジェクトだと、実際に何かが世の中に発表される前に、関係者内覧会などがかなり大がかりに開かれることがあります。
下手したら、マスコミ等に発表されるよりも盛大に関係者だけの大パーティーのようなものが行われたりもします。

「今回のプロジェクトはこのような意味で、このようなことをしました」
「このような大変な影響が発生しましたが、現在このように対処し、各方面での多大なるご協力を賜りましたことを深く感謝いたします」
「あまり表に出ては来ませんでしたが、このようなチームが日夜継続して働き続け、プロジェクトを支えてくれていました」
「今回のMVPは、この人ではないでしょうか」
「今回、最も予想外だったことはこの点でしたが、逆に最も優れた働きはこのような部分にありました」etc,etc
次々といろんな関係者たちが、舞台にあげられては拍手をもらったり、表彰されたり、スピーチしたり、スライド上映があったり……
みんなでがんばったね!という部分もあれば、途中で戦線離脱したやつはさぞかし無念だったろうと思い返したり、あいつが一番手柄だなんて不服だ!という声もあったり、そうはいってもこの大プロジェクトがここまで来たことはしみじみ感動するよ、という声がでたり。

そういう事が、あなたの人生の、この16年間分にもあるわけです。
そういう内覧会というか、関係者のみの事前完成祝賀会のような、総決算のような事が、この新月のタイミングに当たります。

16年前なんて覚えていませんね!20代の方だと、小学生になる前のことかもしれません。
でも、その後に何があったのかはじわじわと思い出せると思います。
思い出したくもないことがあったかもしれませんが、そんな嫌なこともちゃんと乗り越えて16年間やってきたのです。

本当に16年を締めくくるのは、来年の3月の終わりなので、急いで総決算をしなくてもいいのですが、この大プロジェクトメンバーが一堂に顔をそろえるタイミングはこんなイベントじゃないとないよね、これが最後だよね、という時期なのです。
知らない部署の人のほうが多いし、別に変な予定入れられちゃってめんどくさいなと思うような事かもしれませんが、1回しかないタイミングなので、意味はよくわからなくても16年のおさらいをしてみるといいと思います。

何歳でしたか?
どこに住んでいましたか?
なにがありました?
誰と、いましたか?もういない人はいますか?完全に変わってしまったことはありますか??

いない人、完全に変わってしまったもの、そういうのが冥王星のもたらした大変容を知る手掛かりになるかもしれません。
同時に「あの時はいなかったよねお前は!」みたいな存在も思い当たると思います。

もういない人、なんていうと、とっても悲しい失恋の思い出などを引っ張り出して悲しみをぶり返す人も多いと思いますが、ムカつくパワハラ上司が滅したみたいな話もあるはずです。
16年前、どうしても追い越せないと思っていた先輩を、5年前くらいに抜かしたことに気づいたかもしれません。
16年前という点で比べるのではなく、そこから16年間に何があったかを思い返すのがコツです。

2020年に「風の時代に入った」なんてずっと言われていたのを覚えていると思いますが、風・火・水・土の4元素がそれぞれ約200年ずつ繰り返しているとされている占星術の星の読み方のひとつに基づいた言葉です。
今までは土の時代がおよそ200年続いていました。その前の風の時代は、平安時代が終わって鎌倉時代へ……という時期です。(今年の大河ドラマは、まさにそのあたりの時代背景でしたね!新しい時代に入ってまだまだ初期、過渡期を引きずりつつ新時代を確実に作り上げていくような時期の事です)
時代は大きく変わっている、と言われていますが、さてはて実際どうなることやらよくわかりません。
特に200年単位の事を言われてしまうと、途中で絶対に大地震などの災害があるし、人間ひとりの一生ではカバーできない長さです。
でも16年くらいなら、割と生々しく思い返すことができます。

私自身は、魂の浄化とか、ナントカの上昇によって宇宙の波動がという話は「もしあったとしても取りざたするようなことではない」と思っています。が、時間の区切りや節目は重要だと思っています。
節目によって魂が浄化されることはまずないと思いますが(大晦日をこえるとその年の厄が落とされる、みたいな思想は割と根強いので、除夜の鐘で煩悩を払うなどは風物詩にまで落とし込まれています。でも煩悩、落ちませんね…)、節目があることで心の整理がついたり、もがいているだけの現状に筋道がついたりすることは大いにあると思っています。
そういうことのほうが、よくわからない浄化よりずっと明確に、心の重しをはずしてくれたり、胸のつかえや漠然とした不安を払ってくれます。

特に「社会的な役割」「社会人としてどうやってきて、どう変わっているか」あたりを中心に、ザーッと振り返ってみると、いろんなあれこれがスッと1本の軸を持って動いていたことに気づくかもしれません。
そのことが、今の悩みや迷いにも、大きな力を与えてくれることは十分にあります。

年末、2022年を振り返る事も多い時期ですが、今回は2008年あたりからを振り返ってみるタイミングです。
そして2023年3月終わりまでにけりがつきそうな案件について、一度総ざらいがおすすめです。

けりがつかないかも、と思っていても「けりをつけたい!」と思うものがあったら、ぜひそれもピックアップして下さい。
今のムーンプランナー秋冬版が終わるくらいのタイミングで、ひとつ時代が進むという流れです。
(23年3月は、8月からずっと動きのない火星が数カ月ぶりに動くという、ここも節目になっています。来年の3月、ムーンプランナーが終わるまでがひとつの山という感じです)

山羊座は、うわつきやハシャギが似合いません。
思慮深く、沈着冷静、虎視眈々という感じです。
「新時代が来る!やったね!(意味はわかんないけどアガる⤴)」なんてノリはないです。が、世界的名門オーケストラの首席パーカッション奏者くらいの的確さでリズムを打っていく事ができるので、ノリをはずすなんてことはありません。
そんな視点で、冷静に虎視眈々と的確に、自分の歴史(主に仕事やキャリア面から)を振り返って2023年3月までの総決算まとめをぜひおすすめします。

これは、できれば月が山羊座にいるうちに一回はやりたいので、日曜日までになんとか時間を作ったり、今から「16年前って……なにしてたっけ?今のところに来たのが、8年前……?」と思い返していきましょう。


さらに、追加で星回りを加えますと、12/20木星が牡羊座に入りました。
12星座のスタートに、牡羊座が12年かけて戻ってきたのです。
スタート感、幕開け感がありますが、実はこれは一度牡羊座に入った後に逆行して魚座に戻り、順行になってまた牡羊座に戻ってきたという流れです。

今年のダイヤモンドタリスマンは、牡羊座がイメージソースになっています。牡羊座はスタートそのもの。火の星座。
火が初めて生まれた瞬間というのを想像すると、焚き火などではなく、火打石の小さな火花のようなものではないかと思うのです。「パチッ」という、火の生まれる瞬間。
そんな火花スパークをイメージして、その瞬間をそのまま形に落とし込んだらどうなるか、その時にダイヤモンドはどこにどう輝くべきかを考えて作り上げていきました。
すでにご予約済みの方にはお送り済みですが、これからのご予約ですと、2023年1月のお届け予定となります。〆切は1月中旬の予定です。

木星が牡羊座に入った12月のうちに、そのスタートを形として…。

木星移動、冬至と新月が山羊座にいる冥王星に追いつくというかなり大きなあれこれがありますが、年内12/29から水星逆行が始まります。

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