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2019/7/9 上弦の月と逆行期間の過ごし方

半月です。7/17が次の満月で、月食です。
前回の新月の蝕と合わせて7月自体がちょっと大きめの時間のターニングポイントになっている感じです。
そこに、いろんな惑星の逆行が重なっています。

木星・土星・海王星・冥王星という遠く大きな惑星が逆行していて、そこにこの上弦の月から水星の逆行も始まります。

水星は7月末まで、木星は8/11まで逆行し続けているので、前に進むよりは後ろ向きというか、今まで手に入れたものを整理したり、忘れていた過去のものが出てきたりします。

前に行くよりは、今までにあったことを振り返るとか
話し合いで新しい結論を出すよりも現状認識のすり合わせとか
忘れていたほしかったものをもう一度探してみるとか
そういうことに意味が見いだせる時期になりそうです。

逆に、新しいことは思ったような進み方はしないことが多くなり、イライラを感じる人も増えているかも。
ここは個人差で、なんでも思った通りにすっと行かないとものすごくストレスになるタイプと、世の中そうそう上手くいかないよねって思っているタイプでは感じ方が違うと思います。

ただ、水星逆行の時期は流通や交通、交流が滞るといわれていて、電車が大幅に遅延したり、送った書状が戻ってきたりということが増えるといわれています。

でも、よく考えると、電車は別に水星逆行でなくても遅延します。
人間は「特別な理由」があると安心するという心の仕組みを持っているので、この水星逆行は(変な言い回しですが)とても好まれます。

「あー逆行中だからうまくいかないんだ」
と思えれば少しは何かが楽に感じられるからです。

でも、よく考えて。

そんなことに楽になる理由を見つけたいほど、何かストレス状態なのではないか?というのは、ありませんか??

その大きなストレス状態をどうやって抜け出せばいいかというのは、それもまた大きな課題で、自分自身だけの問題ではなくて環境や社会の問題でもある場合が多いです。

でもまずは、「あーこういうのつらいな」という自覚をすることがとても大事なカギになっていきます。
そういうカギが、拾える時期ともいえるのかもしれません。

嫌だな、つらいなと思ったら、少しずつ変えていくことができるようになってきています。
女だから我慢して上司のセクハラ発言に笑って対処しなくてはいけないとか、痛くてもヒール靴を履かなくてはいけないとかそういうことにNOという活動も増えてきました。
ヒールを履かないなんて許されないというのは、なんでだったのだろうか?という素朴な問いから、既成概念の破壊が行われます。
別に履きたい人は履いてもいいし、履けない人は履かなくてもいいし、ヒール履かなくてもおしゃれしてもいいし、ヒールを履いても別におしゃれしなくてもいい、という自由が私たちにはあるんだということが、何となく世の中全体を少しずつ変えてきています。

変えていくためには、一度過去をさかのぼって検証したり、前に進むことが停滞したりします。
逆行時のような状態です。

これが定期的に起きるというのは、つまり本質的に前に進むにはこの遡って検証するような作業が必要なのだということでしょう。

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