2024/4/9 時代が変わった春の「はじまり」牡羊座の新月(皆既日食)
4/9(火)、3:21にムーンプランナー春夏版最初の新月を迎えました。
1年2冊のムーンプランナーは、春分の日の次に来る新月が春夏版のスタートの新月です。
それは、星座でいうと牡羊座の新月になります。
春の嵐といった風情の大雨と大風の地域が多いようですが、とても強い印象の星回りでのスタートです。
牡羊座は12星座のスタート。そこでの新月は、太陽も月も牡羊座で重なっているということです。さらに今回はその重なり方が皆既日食となるくらいバシッと重なっています。
更に水星と金星も牡羊座で、太陽のそばにある惑星たちがそろってスタートの位置に来ています。
それだけで大きなはじまりですが、その他の星回りを見ても、時代を表す冥王星が山羊座から水瓶座に入ってまだ日が浅い場所にあります。
変革を表す天王星はずっと牡牛座にありますが、そこにこの1年の幸運と拡大を表す木星が重なってきて、時代の変化を大きくしている星回り。
ゆっくりとしか感じられない時代の動きも、あきらかに変化している感覚が感じられそうな雰囲気です。
魚座にある土星に火星が近づき、我慢とルールの土星にカッと情熱の火を入れる火星が協力し合って、冷静さと情熱の負け知らずなコンビになっています。
なにかこう、全部がなんとなく同じ方向を向いている感じ。
スムーズな動きが想像されます。
が、新月にキロン(カイロン)という傷と痛みと治療を司るポイントが重なっていて、ただあっけらかんと前向きというのでもないようです。
痛い、つらい、苦しいという事を知っている上での、スタート。はじまり。
誰にとっても大きな節目でもある4月、年度の始めです。
はじまりには、どんな過去があっても、どんな環境にいても、人に前を向かせる力があります。
気持ちは後ろ向きでも、心の一部がはじまりを感じています。
もちろん、全身でスタートに乗る人もたくさんいます。
人間は、何度でもはじまりがくるようです。
傷ついても苦しさを知っても、何回もはじまりが来ます。
終わったと思っても、次のはじまりが来ます。
月の満ち欠けは、そういう繰り返しがテーマです。
何度も仕切り直しがきて、何度もやり直します。かといって逆行することはなく、常に進化し続けています。
新しいムーンプランナー春夏版にも、新しい気持ちで予定を書き込み、やりたいことを入れていきましょう。何度でもそれが許されるのが、大事な事です。
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