2020/7/27 上弦の月、一度やめるのも調整のひとつ

本当ならオリンピックやってたんだよね、という不思議な感慨の四連休が明けて月曜日、上弦の月となりました。

一度決めたことをひっくり返したり、やめたりすることはとても大きな問題を抱えてしまうものですが、オリンピックさえダメな時は中止や延期なんだなって目の当たりにするというのは、かなり人生観が変わることかもしれません。

ダメな時はやめてもいい。失敗したと思ったら止める必要がある。
それこそ「正しい判断」になるということは、実はあんまり学校教育などでは教わらない、指導されないことだった気がしています。
どっちかというと初志貫徹、継続ができる粘り強い子が偉いとされていた記憶が強くあります。

失敗してやり方を変えた子に対して高い評価が集まったことは経験がなく、むしろ罰を与えられることのほうが多かった印象なのです。

おそらく、日本中にそういう感覚を持っている人がたくさんいるし、一度決めたことは変えてはいけないという認識が今までたくさんの結果を生んできたことも確かです。
でも日常のちょっと変えても問題のないことまで「絶対初志貫徹!」とする必要はないですし、「オリンピックさえ予定を変更するんだから」と最初に決めたことを変更していくのは、別に罪でも罰を受けるようなことでもないという事だということをもっと多くの人が認識していった方がいいのかもしれないなあと思う事がよくあります。

新月に立てた計画、こうなりたい・これをしたい、というものは、一度上弦の月で見直してみるのがとてもおすすめです。

約1週間を経て、あの時に書いたのは何となく書いてしまって現実をよく見ていなかった(運動が好きじゃないのに毎日5キロ走るって書いちゃった!とか)ことが見えてくるかもしれません。

そうしたら、「現実が見えていない私ってなんてばかなんだろう!」という否定や罰を与えるのではなくて「調子に乗って書いちゃったけど、いきなり5キロ走るとか無理だから、満月までエレベーターはなるべく使わないようにして、早く帰れた日は向こうの公園まで歩こう」みたいな訂正をしたらいいだけです。
それができれば、5キロ走ることもできるようになるかもしれないし、もしかしたら来年マラソン大会に参加しているかもしれません。
そもそも最初に書いた「運動したい」という気持ちは、別に罰せられるような悪いことではなかったはずです。

上弦の月から満月は、よりスピードを増して物事が進んでいく時期とされています。
ということは、やりたくないことや負担になることを設定すると「負担が加速的に増える」という事にもなりかねません。

大きく増やしていく後押しは、大きく増やしたいものにのみ受けるようにしたいものです。
楽しいこととか、知識とか、とても素敵なお洋服とか、体力とか。

増やし過ぎたくないと思っていることは、一度力を抜いたり、増やし過ぎないようにブロックしたり、調整する必要があります。
ストレスでおいしくないと思いつつ食べてしまうお菓子とか、おいしくないと感じながら飲んでしまうお酒とか、しなくてもいい気苦労とか。

最初に考えて計画したことが、実は増やしたくないことを増やしてしまう事になる、というややこしい事態もよくおきます。
最初はいいと思って書いているので気が付きませんが、実際にやってみると「そうじゃないよね!」ってなることがあったら、このタイミングで方向を修正しましょう。

一度やめて、方向性を見直したり、力の入れ方を調整したりするのが、計画を最も早く進めるやり方だと思います。


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