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2023/10/29 過去のすべてに価値が生まれる牡牛座の満月(月食)

10/29(日)、5:24に満月となります。
部分月食が日本でも観測でき、いつもより明け方の満月を見上げる人も多かったのはないかと思います。

満月は一晩中、明け方まで出ているので、早朝に家を出る方はよく白々とした空に大きな満月が浮かんでいるところを眺めているのではないかと思います。
太陽が昇りかけ、それでも満月がもったりと空にある様子は、地球が宇宙の中に存在していることを感じられる神秘的な一瞬でもあります。さらにそこに部分月食という現象があると、よりいっそうその深みが感じられることでしょう。


月は、天体です。
そして地球も天体です。

時間は、天体の動きを基準に決められるものが多いです。(時間にはいろいろ種類があるし時代によって違うので、曖昧な表現になりがちですが)
1日、1時間、1週間、1カ月、1年。それぞれ、天体の動きを基準にして、割り出されています。
つまり、我々が生きている時間は、天体の動きに則っているという側面もあるのですね。

現実問題、人間の都合・社会の都合のほうが大きく影響していますが、それでも基準はいつも太陽と月と地球の位置がスタート地点になっています。
そういうことを思い出させるような、空の眺めになる満月の夜(というか、明け方)です。


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さて、ムーンプランナーは秋冬版と春夏版に分かれていて、この前の新月が秋冬版スタートの新月でした。
その時も、蝕の新月(日食)でした。
そして今回も蝕の満月です。

蝕は対で起きることがほとんどで、年に3回程度は必ず起きています。
ここはとても重要な節目になります。

前回のはじまりの新月に対し、今回の満月も重みがあります。

満月は完成のタイミングと言われています。
新月で始まったものが満月で完成する、そして満月から新月に向けて完成品を納品したり、世に出したり、不用品を整理したり、次の準備をしたりするという流れです。

特に今回の星回りは、「過去のすべてに価値がある」ことを見せつけてくるような展開に見えます。

それは、どうでもいいと思っていたことも大きな意味があるとわかったり、今まで評価されなかったことを褒められたり、無価値だと思ったガラクタに高値がついたり、過去のすべてに価値があることが見えてくるような出来事や、そういう心情になるようなタイミングということです。

いい事ばかりではないです。
過去のたいしたことないと思って軽んじていた罪が深い傷となって現れたり、「あんたはどうでもいいと思っていたかもしれないけど、私には大事な事だったの!」と責められたり、みたいな形で、それが大切なものだったと思い知ることも含まれます。

すべてに価値がある、というのはそういうことです。

傷や痛みも、失敗も、すべてに価値があるとわかるのは、それなりに揺さぶられることだと思います。
同時に、許されたような気持ちや、やっと満たされた思いもある、というのが「生きる」ということです。
大変ですね、もうちょっと楽にいかないものか。

今回の満月は、前回の新月とセットで重要なタイミングです。
前回は「この秋冬、こんなことするぞ!」「ウィッシュリスト更新したよ!」「年末年始の予約取れたぞ!」みたいなことから、来年の春までの展望を考えていたと思いますが、今度はここまでの道のりを回収するタイミングです。

ぜひやってみてほしい事がいくつかあります。

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