4月26日(火)「悩みはひとつ?」
今年は、商工会議所の「起業塾講座」の講師を担当しています。
私自身もいつもお世話になっているので、
私の知識が何かしら役に立つなら。とお受けしますが、
こちらがなかなかハードです。
私は、アロマテラピーを生業にしています。
起業塾には、いろんな年齢職業の方がいます。
起業なので年齢は私より「若い」とイメージしますが、
いつも私がいちばん年少なぐらい。
定年後に陶芸教室やコンサルティング、クリーニングをはじめられる方もいます。
アロマの人の方がおらず、
パン屋さん、コンサルティング、住宅関係、ペットショップ。
世の中には、いろんな仕事があるんだなあとつくづく。
起業の立ち上げなので、
「業種」や「年齢の差」に困ることはないのですが
悩みが一本化していなくて、ここがなかなかハードです。
例えば、「お金がない」けど「リクルートに広告出したい」とか、
「歳なので土日は休みたいけど、土日しか人が歩いていないシフォンケーキ屋さん」とか。
悩みが「休みたい」ことなのか、「売れないので売りたい」ことなのか
悩みの先の本質がボワっと出てくるまでが大変だと実感しています。
そして、その「本質」って1人で考えたところで出てくるものでもないんですよね。
私は、基本的に話すより聞く方が好きで。
自分の考えよりも相手の考えをまとめる方が向いているみたいで
「うーん、うーん」と悩んでいることを洗いざらい出してもらって、
点と点を線につなげて、センテンスで返すようなことを全ての方には出来なかったけど
時間の許す限り、していたら、それがよかったことに気づきました。
全部数字で出してくような論理的コンサルもいいけど
1on1のメンタリングが経験の中で積み重なってきているように思いました。
ということで風穴を見つけるのが「うーーーーん」と唸ってしまい
少々、顔がこわばってるらしいのですが
こわばっているのではなくて、考えてる時間です。
頭の中で必死に「思い」と「現実」をつなげている時間です。
悩みなんて、ひとつじゃなくて
複合的なもの。もしかしたら解決などせずに付き合っていくものかもしれない。
でも、投げかけ次第で「本質」に触れられたら、幸いです。
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