valorant1500戦ほどで学んだことなどの話②

①の続きの記事となります。この記事ではヴァロラント始めたけど何したらいいかよくわかんないっていう人向けのことを書いていきたいと思います。

まず何をしたらいいか。ゲームの定石を知りましょう
1ラウンドの流れは以下のようになります。
購入フェーズ(準備フェーズ)→
攻撃、防衛フェーズ→
スパイク設置後フェーズ
これを毎ラウンド繰り返します。まず購入フェーズでやることを書きます。

購入フェーズ

武器、アーマー、スキルをクレジットを使って購入することができます。移動してから、移動しながらでも購入できます。
このフェーズ中に購入と攻めに行くサイトへ寄る、守るポジションに入ることもしておきましょう。

初心者のうちに一番わからないことが何を買ったらいいのかというところだと思います。まずスキルはピストルラウンド以外のラウンドで毎回すべて補充してよいです。(若干の例外あり)
ピストルラウンドで勝った場合は次のラウンドで武器とアーマーを購入しましょう。ここで金をケチる必要はありません。
ピストルラウンドで負けてしまった場合は次のラウンドで購入しない方が良いとされています。(買った方が良いという人もいますが基本は買わない方が多数だと思います。)なぜ買わない方が良いかというと、ピストルラウンドで負けた時点で相手の方がクレジットを持っていて負けチームより優位な武器、アーマーが揃っているのでここで無理をして武器を購入しても打ち負ける可能性が高いからです。なのでここは我慢して、3ラウンド目でフルバイして勝負しに行くという流れになります。
因みにフルバイとはヘビーシールド、ファントムorヴァンダル(オペレーター)とスキルすべてが全員所持している状態のことを指します。

3ラウンド目以降はフルバイ状態を目指しながらチームで相談してエコラウンドを作って多くのフルバイラウンドを作りましょう。
エコラウンドとはフルバイ状態にするためにクレジット消費を抑えるラウンドです。クレジット消費を抑えるときですが、スキルはなるべく優先して補充しましょう。(できないときもあります。)スキルは使わなければ次のラウンドに持ち越しされるからです。
武器やアーマーはデスすると消失するので優先度は低く考えましょう。
エコラウンドでのコツは購入画面にてnext min creditと次のラウンドでの最低でもこの金額が残るという表示を確認し、スキルを全部買った状態でこの金額がヘビーシールド(1000)+ヴァンダルorファントム(2900)の3900になるように調整します。はじめはピンとこないかもしれませんがやってれば慣れます。

全てのラウンドで勝つぞ!という気持ちは大切ですが、クレジット管理をしていかないと絶対に落としてはいけないラウンド、落としても次があるラウンドとメリハリをつけられず一方的にボコボコにされ続け、何もできず負けます。

攻撃、防衛フェーズ

攻め陣営の場合敵を倒しつつスパイクを設置しに行くわけですがマップに寄りますがサイトに全員が同じ場所から毎回行くとどうなるか。スキルで足止めされ、周りから一気に集中砲火を受けて何もできず負けます。そのため、二か所以上からサイトに対してアプローチしていくことが必要です。(ピストルラウンドなど、スキルが十分に相手にないことがわかっているときはラッシュと言って一か所から全員でサイトに走り込む戦術もあります。)
防衛陣営の場合はスパイク設置阻止、設置後の解除を狙います。打ち合い強者がいない場合、スパイク設置阻止は諦めて人数をかけて設置後の解除を狙った方がよいでしょう。解除しにいくことをリテイクと言ったりします。
なぜ設置阻止を諦めてサイトを明け渡し、人数をかけてリテイクしたほうが良いか。このゲームの防衛は守る箇所が何か所もあり、サイトを直接守っている人数は1人のことが多いです。それに対してラッシュや2か所からの攻めは攻め側の人数の方が多いので防衛側は1対1で撃ち合うことはほぼないのでデスする可能性が高いのです。
スパイク設置後は解除まで到達しなければいけないという点は注意が必要ですが、攻めと守りの考え方が逆転します。防衛陣営が人数をかけてスパイク解除阻止を企む攻め陣営を人数をかけて削っていけるのです。
スパイク設置までの間はなるべくデスしないことを心がけましょう。

スパイク設置後フェーズ

スパイク設置後は防衛側は足並みを揃えてスパイク解除を狙いにいきます。この時使えるスキルは全て使ってサイトを取り返しにいきましょう。サイトを取り返し切ってスパイクに手が届く状態でもなお敵が生存している場合があります。これは安全な場所からスキルを使って解除阻止を狙っているプレイヤーの可能性が高いです。
サイトを取り返し切って安心するのではなく頭をフル回転させて解除阻止されないように立ち回りましょう。数をこなしているとこのフェーズで考えることは減ってきます。経験を積みましょう。

定石はこんなところで、例外はあれど流れについては理解してもらえたかと思います。これはデスマッチ以外のどのゲームモードでも考え方は同じですのでこの知識で実践を積んでいきましょう。今は理解できないことも理解できるようになってくると思います。

次に出てくる問題で流れは理解したけど敵に打ち勝てないよ。キルが取れないと楽しくないというところに行きつくと思います。
ここまでの記事で一切打ち合いのことに触れてきませんでした。

これはマクロの概念を理解してもらいたいからです。打ち合いは重要な要素ですが、マクロを理解していない打ち合い強者は一見強そうに見えて試合は勝てないなんてことが多いからです。打ち合いに勝てても試合に勝てないとこのゲーム辞めたくなりますからね。

ここから打ち合いについて書いていきます。

このゲームはストッピングという概念とリコイルコントロールという概念が打ち合いに最重要となってくるFPSです。
ストッピングは足が止まっている状態でないと弾がばらけて飛んで行ってしまうので足を止めて打つことをしましょうということ。敵が見えて焦って走りながら銃を撃っても敵に玉は当たりません。当たってもまぐれと思っていいでしょう。打つ前に止まる。これを常に意識してください。
リコイルコントロールは他のFPSでもある概念ですが、このゲームのリコイルコントロールはかなり難しいです。1マガジン全て打って同じ場所に打てる人はプロゲーマーかなにかでしょう。銃は打つと決まって同じパターンで跳ね上がります。この跳ね上がりと逆の向きにマウスを動かすことで同じ場所に弾を飛ばすことができます。このマウスの動きをリコイルコントロールといいます。リコイルパターンは銃によってことなりますが共通点として打ち始めて5発目までくらいは大きなリコイルがないということ。そのため、ストッピングをして5発くらい打って敵が倒せない場合、そこから先で打ち続けて頑張って難しいリコイルコントロールをするより打ち止めてまた最初の5発をリコイルコントロールするほうが敵に弾を当てやすいです。
この打ち止めている間は動いても問題ないので5発撃ってダメだったら遮蔽に体を隠す、再度体を出して5発撃って敵に弾を当てる。これを繰り返せば打ち合いの基本はOKです。
上記を理解し、出来てるつもりでもまだ弾を当てるのは難しいという人は多いと思います。なぜかというと上記の5発を撃っている場所がそもそもズレていることが考えられます。これを修正するためによく人が言うbot打ちをしろが出てきます。クロスヘア(画面中央に表示されている照準のこと。)を思った位置に正確に早く動かす練習ですね。射撃練習場でできます。練習方法はいろいろあるので調べてみてください。
私が良くやっているのは動かないbotを300体くらい打って、スキルテストをやって目標のスコアにたどり着くまでbotを打つ。スコア達成したらデスマッチに行って実際の人間を打つ。2~5マッチくらい打ちます。これを毎日やってたら今より確実に打ち合いが強くなると思います。

今回の記事はこのあたりまでにしておきます。
①の記事より覚えることは少ないですが、練習が必要となってくる段階になってきました。すぐに上手くなることはないのでコツコツ頑張りましょう。焦りは禁物!

次回はもっと細かい部分について触れていきます。
ミニマップの設定、クロスヘアの設定、自身の視点と敵の視点の見え方の違いについて触れようと思います。

それでは。

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