見出し画像

-10版- ゼロから始めるデスガード【Warhammer 40,000 初心者記事】(2024/06/14)

はじめに

ナワさんがシスターを0から揃えていくなら、という良記事を作成されていたので、自分も作ってみたくなりました。


パク・・・もとい参考にして、自分が0からこのアーミーをそろえていくならどう買っていくか、どういうところが強いか、という観点で記事を書いてみたいと思います。
第一回は、自分でも馴染みの深い、デスガードでいってみようと思います。
(好評なら第二回があるかも)


デスガードとは

デスガードとは、ケイオス陣営に属するアーミーである。
1万年前のホルスの大逆の際に帝国を裏切った、ケイオススペースマリーン達の戦団の1つで、ケイオス四神の中でも腐敗と再生を司る、ナーグルという神を主神としている。
以下公式サイト。

見た目の特徴としては、腐敗で膨れねじ曲がった身体。
内臓が出ているものもいれば、奇妙な触手が生えているもの、腹に口があるものなどなど、とにかくグロテスクな見た目の奴らである。
気持ちの悪い(ナーグルプレイヤー的には誉め言葉)奴らであるが、彼らは痛みや苦しみという概念を感じないため、にこやかな顔をしているモデルも多く、どことなく愛嬌のある顔をしていたりもする。

ニカッ

とにかく、ぱっと見わかりやすい敵、悪者感がすごく、俺は悪役プレイがしたいんだよぉ!という人にはお勧めのアーミーである。
グロいの苦手な人でも、塗っていると段々なんか平気になってきて、楽しくなってくる。筆者がまさにそうだった。

ゲーム的な特徴としては、耐久力が高く設定されていることである。
全体的に耐久値の値が他の同種のユニットよりも高めに設定されていたり、ダメージを打ち消すことができる「痛み知らぬもの」というルールを持っているユニットが多く存在する。
さらに、「病魔拡散」という独自のルールを持ち、ターン経過でだんだんと広がる「感染範囲」に相手が入ると、耐久力が下がったり、命中(射・接と呼ばれるステータス)が下がったり、攻撃を受けたときに貫通の値が上がってしまったりする、いや~なデバフを持つ。
また上記デバフも相まって、近接攻撃能力には定評があり、一度白兵に持ち込んでしまえばほとんどのユニットを倒してしまえるポテンシャルも持つ。
弱みとしては、腐っているため、移動力が低めだったりする。射撃能力もちょっと低めかな。

というわけで、デスガードの基本的な戦い方は、高い耐久力を生かして目標を確保しつつ、相手に何とか接近して「病魔拡散」のデバフをばらまきながら、殴る!ということになる。
今回揃えていくユニットも、そういった戦い方ができるように考えてみた。

第一ステップ:コンバットパトロール戦

製品リンクは、長野県唯一のウォーハンマー取り扱い店、MAGさんのリンクを張ることにします。地元ショップを応援。
なおPR記事などではなく、1円も貰っていないので安心してください(?)

コンバットパトロール箱のユニットについて

ウォーハンマー40kを始めるにあたり、やはり最初のステップはコンバットパトロール戦となるだろう。
コンバットパトロール戦のユニットは

  • ティファウス(キャラクター・伝説的英雄)

  • バイオロガス・ピュートリフィアー(キャラクター)

  • プレーグマリーン×7(バトルライン)

  • ポクスウォーカー×30(その他)

となる。
なんとモデル数だけ見れば39体もいるという、なかなか尖った箱である。
しかしどのユニットもデスガードのコアユニットであり、ひとつも無駄にはならない良いセットだ。

ティファウス。我が家のデスガードは、紫色のアーマーです。

ティファウスはデスガードの中でも最強クラスのキャラクターで、ポクスウォーカーに組み込んで(合流)もよし、そのうちターミネーター系ユニットを追加した際には、そちらに合流してもよし、と応用が利く。(ただし伝説的英雄のため、アーミーに1体しか入れられないのが残念なところだ)

バイオロガス。通称手榴弾おじさん。

バイオロガスは、プレーグマリーンに組み込んで使うが、そうすると「会心ヒット」という、ウーンズロールに自動成功する攻撃が、出目6だけではなく5&6で発生するようになるので大変に強く、プレーグマリーンを使っていくならばずっとお世話になるだろう。

プレーグマリーンはいわずもがな、デスガードの基本中の基本のユニットだ。
今の環境だと、半端に射撃武器を積むよりは、ガチガチに白兵武器に固めて使うのが強いだろう。
そのため、コンバットパトロールより先を見据えるなら、組む時は白兵武器多めで組むのがオススメだ。

プレーグマリーン。個人的には、白兵武器がおすすめです。

(コンバットパトロール戦の武器と違うかもしれないが、その辺を説明して相手に許してもらいたい。)
買い増しして10体編成にすれば、重戦車相手にですら、壊滅的なダメージを与えることが可能になる。

愛嬌たっぷりな奴ら。
自分で余ったパーツなんかをつけて、オリジナルのポクスウォーカーを作るのも楽しいだろう。

ポクスウォーカーは、デスガードの貴重な確保要員。
攻撃能力は低いが、ポイントが安く、それでいてかなりタフなユニットだ。
ウォーハンマーは目標を確保してポイントを稼ぐ、というのが勝つために必要なので、非常に大事なユニットである。
いわゆるゾンビなので、足は遅い。全力移動を活用していこう。

戦い方

コンバットパトロール戦では、目標を確保するのが主なポイント獲得源なので、ポクスウォーカーの大群で目標をがっちり確保しつつ、前に出てきた敵を、ティファウスやプレーグマリーンで食い止め、ゲーム終了時まで目標確保のポイント差をつけて逃げ切る、というプレイになるだろう。
他のコンバットパトロールとくらべて攻撃能力が低めなので、ちょっと爽快感がないのがつらいかもしれない。
ルールを一通り把握したら、さくっと500ポイント戦に移行しよう。

総計金額

コンバットパトロール箱:¥22,700


第二ステップ:500ポイント戦

追加ルールについて

第二ステップは、500ポイント戦だ。
コンバットパトロールの簡易データシートから卒業して、色々と追加された複雑なアビリティを使っていくことになる。

まずはルールについてだが、特に変わったのが、「病魔拡散」の追加ルールだ。
追加ルールはインデックスには書いておらず、以下の公式ダウンロードページの、「バランス・データースレート」に書いてある。(アクセスしたら、ドロップダウンで日本語を選択しよう)

https://www.warhammer-community.com/warhammer-40000-downloads/

ウォーハンマーではよくこのダウンロードページにて、正誤表である「エラッタ」や、ポイント調整された最新のポイントが見れる「ミュニトルムフィールドマニュアル」、追加のルールが掲載される「バランス・データスレート」が配布される。
定期的にチェックするようにしよう。

公式サイト、バランスデータスレートより転載。

さて、このバランスデータスレートにて、デスガードは超強力な追加の「病魔拡散」ルールをもらっている。
相手の耐が下がる効果に加えて、ここに書かれている3つの効果の中から、ゲーム開始時に1つ選んで付与できるのだ。
特に強力なのが、以下の2つ。

  • 髑髏捻じれ病:敵ユニットが「病魔拡散」の感染範囲内にいる場合、「射と接が1悪化する(射3+なら、4+になる)」

  • 関節震え病:敵ユニットが「病魔拡散」の感染範囲内にいる場合、「攻撃を受けたときにセーヴ値が1悪化する」

髑髏捻じれ病は、相手のヒットロール(命中力)が悪くなるので、当たりにくくなり、相対的にデスガードユニットの耐久力が上がる事になる。
さらに、ウォーハンマー40kの基本ルールとして、ヒットロールやウーンズロールの修整は最終+-1までという制限がある(ヒットロール4+なら、どんなにロールの修整があっても3+や5+まで)が、これはロールの修整ではないため、ロールの修整と重複するのが強みだ。
つまり、ティファウスの「白兵で攻撃されたときに、敵はヒットロールを-1する」という修整などと重なり、相手が基本ヒットロール4+だったら、ティファウスの能力で5+になり、「髑髏捻じれ病」の効果でさらに悪化し6+でしか成功しなくなる、というようなことができる。
守備的な能力であるが、ただでさえ硬いデスガードがさらに硬くなる、超凶悪な性能である。

関節震え病は、相手のセーヴ値(スペシャルセーヴには適用範囲外なので注意!)が1悪化する。つまり、武器の貫通値がさらに-1されるのと同じような効果となる。
デスガードの武器は、全体的に貫通値が低めのため、この疫病を使えば、硬い相手にもバシバシ攻撃を通していくことができるようになる。
髑髏捻じれ病が守備的なら、こちらは攻撃的な性能と言える。

というわけで、せっかく追加されたルールなので、使わない手はない。
忘れず使っていこう。

さらに忘れがちだが、コンバットパトロールのデータシートでは省略されていたが、通常のデータシートのバイオロガスには、「グレネード投擲」策略を無料で使用できるというアビリティがついている。
グレネード投擲策略は問答無用で致命的ダメージを与える、汎用策略の中でも最強の一角と言われている策略なので、こちらもぜひ使っていこう。

追加するユニット

さて、コンバットパトロール箱は、405ポイントなので、95ポイントの余りがある。

コンバットパトロール以外だと、デスガードはあまりボックスセットなどのお買い得に揃える手段があまり存在しない。
さらにコンバットパトロール箱には、伝説的英雄(1体しか入れられない)であるティファウスが入っているため、2箱目を買う、というのも少ししにくい(追加のプレーグマリーンやポクスウォーカーが欲しければアリだ)
昔発売した、バトルフォース箱や、8版のころのスタートセットのようなものが"定価で"手に入るのであれば、そちらを入手してもいいだろう(大体はプレミア価格になっているが・・・)
というわけで、ここからは単品で揃えていく必要がある。

ここで追加するなら、フォーティド・ブロートドローン:90ポイントが丁度いい。
あるいは、ポクスウォーカーを10体減らすか、プレーグマリーンを5体編成にして少しポイントを浮かせて、メフィティック・ブライトハウラー:100ポイント)を追加するのがおすすめだ。

ブロートドローン(フレッシュモウラー装備)。通称・芝刈り機

フォーティド・ブロートドローンはデスガードで貴重な、飛行の付いた足の速いユニットで、猛スピードで敵陣にたどり着くことができ、いち早く疫病をまき散らすことができる。
3パターンに組み替えられるが、プレーグスピュワー(疫病のスプレー!)かフレッシュモウワー(通称・芝刈り機)がおすすめだ。
これらは近距離で効果を発揮する武器のため、「病魔拡散」の疫病をばらまく特性と相性がいい。
また、関節震え病であれば、それらの武器の貫通も実質-2となるため、相手の歩兵ガンガン倒していけるようになる。

かわいいね~~~~~

メフィティック・ブライトハウラー、通称豆戦車。
とにもかくにも、こいつはなんと4100円!という大変にお財布にやさしい値段なのがイイネ。
性能も良く、デスガードにしては移動力が高め。
さらに、ビークルに対して攻撃したときにウーンズロールが+1という、耐久の高いビークルに苦しみがちなデスガードにとって、大変うれしいアビリティがついている。(モンスターには効かないのが惜しいところだ)
装備しているマルチメルタや、ミサイルのクラックはダメージも高く、小さい見た目に反して高い攻撃力を持つのも魅力だ。
さらに最小限の白兵武器も持っていて隙が無い。
イージービルドなので、突起を穴に入れて作るタイプの製品なのだが、そのまま作ると少しパーツのかみ合わせが悪いという難点(経験上、こいつを作るときに、みんなハマる落とし穴だ)があるため、作るときは嵌め込み棒を1/3くらい切るといい。豆な。

戦い方

やることはコンバットパトロール戦と変わらない。
目標をポクスウォーカーで確保して、ティファウスやプレーグマリーン達で前線維持だ。
追加したビークルは、足の速さを活かして敵陣に真っ先に突っ込み、疫病をばらまいて味方をサポートだ。
「病魔拡散」に追加された疫病は、はどちらを選択しても面白いので、せっかくなのでどちらも1度は試してみることをお勧めする。

総計金額

コンバットパトロール箱:¥22,700
メフィティック・ブライトハウラー:¥4,100

計:¥26,800

第三ステップ:1000ポイント戦

さあ、目の前に広がる、500ポイントというビッグオーシャン。
いきなり目の前に広がった空間に、めちゃくちゃ悩むことになるだろう。
特にデスガードは、先述の理由もあり、追いコンバットパトロール箱安定!とはならず、大変悩ましいのだ。
前回豆戦車を追加した場合として、現在505ポイント。あと495ポイントをどう埋めていくかを考えていきたい。

追加するユニット

デスシュラウド・ターミネーター:120ポイント

みんな大好き両手鎌。

ここまで集めたユニットだと火力が足りないので、ここは火力を補充したい。
となると個人的一押しは、デスシュラウド・ターミネーターだ。

まずは攻撃力。接2+で、攻8/貫通-2/ダメージ2の攻撃を一人4回。3人で12回も繰り出すことができ、並の歩兵や軽車両なら、あっというまにミンチにできる。
さらには3体で最大4つの噴射武器を装備でき、インファントリー特効がついているため対歩兵性能がとんでもないことになっている。(貫通は0だが、関節震え病と合わせて貫通を増やすとスゴイツヨイぞ!)

守備力も圧倒的で、耐6/傷3/セーヴ2+(スペシャルセーブ4+)のカッチカチボディに加え、キャラクターが合流していると、相手がこちらの耐を上回る攻撃をしてきたとき(つまり攻7以上で攻撃されたとき)にウーンズロールを-1させることができる。

ティファウスが合流できるため、ティファウスの合流先としても優秀だ。
ティファウスの能力である、白兵で攻撃されたときにヒットロール-1も合わさると・・・宇宙的な硬さとなる。
今までの編成では、ゲーム終了までなんとか耐えて耐えて耐えまくる、という守備的にプレイしかできなかったデスガードに、急に圧倒的暴力の要素が加わる。こーれ絶対に癖になります。

あと大事なのが、両手鎌を装備している。両手鎌。みんな大好きでしょう?
もうめっちゃかっこいい。かっこいいんだ。

でもお値段はちょっと高めで、8950円。
これが一番の弱点かもしれない。

メフィティック・ブライトハウラー(2台目):100ポイント

強くて、安い。
こんなんなんぼいても困らんですからね。
2台目行っとこう。
4100円。

プレーグバースト・クロウラー:180ポイント

茄子カラー。

でけぇ戦車。
最近のポイント改定でちょっとポイントが増やされたものの、まだまだ強力。
デスガードには貴重な、高い攻をもつエントロピーキャノン(プレーグスピュワーとの選択式だが、個人的にはエントロピーキャノンがおすすめ)に加え、「間接射撃」という、直接見えないユニットを攻撃可能なプレーグバーストモーターという武器を持つ。コソコソと隠れる敵の重要ユニットを撃ち抜いてやろう。

また、耐久面もセーブ2+にスペシャルセーブ5+、耐も10あり、傷も12もある。
戦車ではあるが、後ろで射撃だけというよりは、むしろ最前線で歩兵の壁となりながらゴリゴリ進んでいくのに向いているだろう。

お値段はちょっとして、10,700円。

プレーグマリーン:7体編成→10体編成 +55ポイント

プレーグマリーンが半端の7体編成なので、ここはプレーグマリーン箱を追加で買い、プレーグマリーン10体編成ができるようにしていきたい。
前述したが、今の環境だと近接型で固めるのがオススメで、ヘヴィプレーグウェポンのチャンピオン、ビューボティックウェポン4体、ヘヴィプレーグウェポン4体、お好きな武器1つ、の構成の10体編成を、自分はよく使っている。

また、スぺースマリーンヒーローズ3という、独自ポーズの1個売りのモデルが、プレーグマリーンには存在する。
こちらまだフリマサイトとかを含めて探せばワンチャン手に入る可能性があるので、そちらで拡張を進めてもいいかも。

普通に買うと、7体で8,100円。
7体+7体で14体という、これまた半端な数になるので、ゆくゆくは3箱目行って21体にしたいところだ。(2000ポイント編で書いているが、こうなると追いコンパトもあり)

戦い方

上記のユニット合計で、960ポイント。
デスシュラウドターミネーターが縦深キーワード持ちなので、テレポートするという選択肢が増え、戦い方に奥行きが出ることだろう。
同時に、ティファウスは合流対象を、ポクスウォーカーからデスシュラウドに乗り換えをお勧めする。

基本的には、今までのようにポクスウォーカーで確保。
3体の戦車でフロントを張りつつゴリゴリと撃ちながら進撃し、敵が近づいてきたらデスシュラウドやプレーグマリーンで白兵で張り倒していく戦い方になる。
いかに硬いとはいえ、プレーグマリーンは撃たれるとそこそこ倒れていくため、建物の影に隠れて出来るだけ撃たれないようにしながら進んでいこう。

デスシュラウドとティファウスはテレポートしてもいいが、敵の裏を取ろうと固執するがあまり、あまり端っこに配置しないように注意。
足が遅いため、戦場から離れたところに出して突撃に失敗してしまうと、そのままゲーム終了まで敵をただ追いかけるだけになってしまうことがよくあるのだ。
そうなるくらいだったら、最初から戦場に出して、全力移動で前にすすんで行く方が、自然と戦闘に絡めるのもあり使いやすいだろう。

40ポイント余るのがどうしても気になるなら、ケイオスデーモンから援軍として入れられる、ナーグリングというユニットが丁度40ポイントでハマるので入れてもいい。ナーグリングについては、別途専用の記事を書いているので、こちらを参照してほしい。
今回はデスガード単体で組むコンセプトなので、入れなかったものとして進む。

総計金額

コンバットパトロール箱:¥22,700
メフィティック・ブライトハウラー:¥4,100
メフィティック・ブライトハウラー:¥4,100
デスシュラウド・ターミネーター:¥8,950
プレーグバースト・クロウラー:¥10,700
プレーグマリーン:¥8,100

計:¥58,650

第四ステップ:2000ポイント戦

さあ、いよいよ2000ポイントだ。
ここに至るまでに、きっと何度も試合をして、デスガードの酸いも甘いも体感してきたことだろう。
ゲーム会によっては、一番遊ばれているポイントが1000ポイントとなりここまでそろえる必要はない方もいるかもしれないが、基本的にはウォーハンマー40kのマッチプレイの一番標準のポイント帯は2000ポイントだと思うので、考えていきたい。

追加するユニット

モータリオン:325ポイント

デッッッッッ
羽を接着してしまうと持ち運びに難あり。筆者はマグネタイズして、取り外し可能にしてある。

やはり、2000ポイント戦となれば、デスガードのボス、総魔長モータリオンを入れたくなるだろう。

凶悪なオーラ能力をいくつも持ち、3つのオーラから1つ選べるオーラ、あらゆるステータスやロールの修整を無視するオーラなどを持ち、居るだけで近くのデスガードが大幅に強化される。
さらに、そもそも高い防御ステータスに、痛み知らぬものまで備えた、比類なきタフネス。
高い移動力。
その分攻撃力は・・・ちょっと低め。

味方と一緒に進軍してバフオーラを撒いてよし、一気に単独で敵に突っ込んでデバフを撒いてよしのキャラクターだ。
後方で支援に徹するよりは、高い耐久を活かして敵に嫌らしく長期間張り付いて、嫌がらせを行うような使い方がいいだろう。
相手はモータリオンを先に倒そうにもかなり攻撃を割かないと倒せないし、かといって放置するにしても邪魔すぎる、という嫌な二択を迫っていきたい。

ちなみに、ステータスや修整を無視するオーラにより、相手のダメージ軽減スキルも無効化できるので(痛み知らぬものは無視できない。ダメージを半減するとか、1下げるとかは無視できる。)、ネクロンのク・タンなどの、特定のめちゃくちゃ倒しにくい相手にも刺さるぞ。

23,900円。

メフィティック・ブライトハウラー(2台目):100ポイント

安いしもう一台行っとこう。
3台バラバラで、疫病を広範囲に撒きに行くといい。

ライノ:75ポイント

ワールドイーター仕様のライノでごめん。

ここでついに、乗り物が初登場。
ここまで遊んできたプレイヤーなら、プレーグマリーンが近づく前にやられちゃうよ~~~~!という悩みにぶち当たっているはず。
そこで、ライノに乗せて運ぶことで、素早く・安全にプレーグマリーンを前線にお届けできるというわけだ。

降ろした後も、ライノは止まらない。
敵の射撃ユニットに突撃してウザ絡みしたり、後方に下がって目標確保を補助したり、敵の進路に横付けして妨害したり、意外と腐らない。
一家に一台ほしいユニット。

ケイオスライノは正直今手に入りづらいので、帝国マリーンのライノを使ってもいいと思う。
ホルスヘレシーの、デイモス型ライノを使うという手もある。

7,500円。

タリーマン:45ポイント

疫病の数や効果をカウントしてメモしてるらしい。

そろばんおじさん。
通常、キャラクターは1ユニットに1体までしか合流できないが、デスガードのキャラクターには、2体編成できるユニットが数多くいる。
なので、バイオロガスさんと一緒にこのユニットも編成できる。

こいつを合流させていると、ユニット全体のヒットロールが+1される。
プレーグマリーンの命中率が上がり、攻撃がさらに強力になる。
さらに、自分の指揮フェイズに2D6を振り、7以上を出すと指揮ポイントを1もらえるというオマケ付き。
デスガードは強力な策略が多く、指揮ポイントが足りなくなりがちなので、とてもありがたい。

4,700円。

総計金額

コンバットパトロール箱:¥22,700
メフィティック・ブライトハウラー:¥4,100
メフィティック・ブライトハウラー:¥4,100
メフィティック・ブライトハウラー:¥4,100
デスシュラウド・ターミネーター:¥8,950
プレーグバースト・クロウラー:¥10,700
プレーグマリーン:¥8,100
モータリオン:¥23,900
ライノ:¥7,500
タリーマン:¥4,700

計:¥98,850

ここまでで1505ポイント。あとは好きなユニットを!

あと495ポイントだが、デスガードの基本のユニットは既にあらかた抑えてある。
そしてみんなの対戦経験値も、それなりに積んできたはずだ。
あとは、自分の好みのユニットを足してみよう!!

ポクスウォーカーを増やして確保力を上げてもよし。
プレーグマリーンをさらに1箱買うと21体になるので、10体×2ユニット編成もできるようになる。
両方やりたいなら、コンバットパトロール箱を追加して、両方にバイオロガスおじさんを入れてもいいかもしれない。そこまで活用できれば、ティファウスを使わなかったとしてもお得だ。(ティファウスはロードオブコンタギオンに改造してしまうのもあり。)
筆者はいつも2000ポイント戦なら、ポクスウォーカーを20体×3ユニット採用していて、ガッチリと目標確保をしていただいている。

ターミネーターが気に入ったのなら、デスシュラウドの買い増しで6体編成にしてもいい!6体+ティファウスで殴れば、ナイトクラスですらワンパンKOも夢じゃない。
あるいは、もう1種類のターミネーターである、ブライトロードターミネーターを買ってもよし。デスシュラウドより攻撃力は低めだが、ポイントが少し安くて、射撃量が多いので結構馬鹿にならない。

戦車などのビークルが気に入ったのなら、プレーグバーストクロウラーを2台編成にしても強力だ。プレーグバーストクロウラーを増やすなら、アビリティで間接射撃のサポートができるロード・オブ・ヴィルレンスも一緒に採用したい。
使い勝手が良ければ、さらにブライトハウラーを足してもいい。なんと、最大3台×3ユニットで、9台まで投入できる!!! ・・けどさすがに多くでも6台くらいでいいかもね。
ヘルブルートという手もある。ヘルブルートが射撃してヒットした対象を「病魔拡散」の範囲内とみなすことができるアビリティを持つので、地味に強力だ。白兵武器も強いので、「激突」策略との相性もいい。

デスガードは自由度が高く、どのユニットも強みがあるので、好き勝手組んでもちゃんと戦えるのが魅力なアーミーだ。ぜひ個性的な編成にもチャレンジしてみてほしい!
そして、良いロスターが組めたら、筆者にも教えてほしい。




おわりに

1から揃えるデスガード、ということで記事作成してみましたが、書いていて大変面白かったです。
需要があれば、ケイオスマリーンやケイオスディーモンについても書いていきたいですね。
ディーモンは四神の好みがあるので、ちょっと難しいか・・・?