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ウォーハンマー40k ワールドイーター:プレイレポート 4 (2023/03/12) 

はじめに

今回は飯田MAGさんまで遠征をし、ウォーハンマーデイに参加。
今回もワールドイーターにて対戦してきました。レポートにまとめます。
お相手様は菅沼さんで、メカニカス。
射撃が非常に強力なアーミー相手に、ワールドイーターは通用するのか。

また、今回も戦場カメラマンとして秋さんに撮影をしてもらった。
いつもと比べて写真のクオリティが爆上がりしている。

使用ロスター

ロスター

ロスターはレポート2と同じものを使用。

過去の対戦レポートでも毎試合毎試合大活躍していたエグザルテッドチャンピオン。
もはや我が家のロスターになくてはならない、中核と言っていい存在だ。

(ストライクフォース規模(2000pt)
デタッチメント:アークスオブオーメンデタッチメント:エリート型

HQ
 
デーモンプリンス・・・130pt
  レリック:憤怒のタリスマン

トループ
 ジャカール×10・・・70pt
  オプション:なし
 バーサーカー×5・・・120pt
  オプション:エヴィサレイター・旗印
 バーサーカー×5・・・115pt
  オプション:エヴィサレイター
 バーサーカー×5・・・115pt
  オプション:エヴィサレイター
 バーサーカー×5・・・115pt
  オプション:エヴィサレイター

エリート
 エイトバウンド×3・・・120pt
 エイトバウンド×3・・・120pt
 エイトバウンド×3・・・120pt
 エグザルテッド・エイトバウンド・・・135pt
 エグザルテッド・エイトバウンド・・・135pt 
 
ヘルブルート・・・110pt
  武器オプション:ヘルブルートフィスト、マルチメルタ

ファストアタック
 
ケイオス・スポーン・・・25pt
 ケイオス・スポーン・・・25pt
 ケイオス・スポーン・・・25pt

輸送車両
 
ケイオス・ライノ・・・80pt
  オプション:なし
 ケイオス・ライノ・・・80pt
  オプション:なし

決戦兵器
 
アングロン(ウォーロード)・・・360pt
  ウォーロード能力付与

合計
 
2000pt

アーミーのコンセプトとやりたい戦い方

レポート2と同じロスターだが、このロスターがなかなかしっくり来たために、もう少し回して感触を見たいという意図がある。
やることは同じで、ライノに乗せたバーサーカーを敵陣にお届け。
エイトバウンドは足が速いので、遮蔽を活かしつつ徒歩で移動。
射撃でやられる前に、全軍で押し込んで相手の陣形をめちゃめちゃにして勝つ、というのがプランだ。

対戦相手:アデプトゥス・メカニカス

本日の対戦相手は、菅沼さんのメカニカス。火星編成。
菅沼さんのメカニカスとは何度か対戦をしているが、ワールドイーターでの対戦は初となる。
(前回はデーモンで対戦。対戦レポートは以下に。)

菅沼さんのメカニカスは、カステランロボットを複数採用し、白兵でも大型ユニットを倒せるような火力を持たせた編成にしているのが特徴だ。

テレインの影に隠れているが、左奥や上奥にはレンジャーが15体ずつ潜んでいる。

またもちろん、主力のレンジャーやヴァンガードも数多く採用、弾数もハンパない他、対戦車砲を積んだストライダー(二脚メカ)も6体採用。
1ターンで計12発のラスキャノン級攻撃が出来(しかもコアだから1リロールが付く)、大型ユニットへの備えも万全。どんなユニットが相手でも手厚く対応できる編成となっている。

対戦

対戦開始まで

ルールは久しぶりのテンペストウォー(以下TW)。
TWの場合、アークオブオーメンミッションと違い、ワールドイーターの「敵がやられても味方がやられても勝利点になる。戦闘に負けても試合で勝つ。」という戦法が取れない。
ゆえに、勝利するためには戦闘そのものに勝つ(まで行かなくとも優位に進める)必要が出てくるのが難しいところだ。

戦場の配置は、長辺の手前と奥にそれぞれの初期配置ゾーンがある、シンプルな縦分け。
お互いの初期配置ゾーンは配置図の中でも最も離れており、最短で24mv。
いかに早く白兵に入れるかというのが大事なワールドイーターにとっては、あまり特ではない分け方だ。
が、戦場が縦に長いという事はその分、幅は狭いという事。
必然的に、サイドからすり抜けて中央や裏に回ったりされる心配は少なく、前だけ見て前だけに進めばいいという事で、戦力を分散させる必要がないというのは嬉しいところだ。

初期配置図。

お互いに初期配置エリアに完全遮蔽があるため、歩兵は遮蔽の中に。
メカニカスのビークルや、ワールドイーターのアングロンやライノなどは隠れるのが難しいため、堂々と晒したような陣形だ。

メカニカス側は、今回は火星のため、カステランロボットをテレポートしたりするようなことは出来ず、インフィルトレイターもいないため、予備戦力無し。
正面からぶつかり合うような形となることが予想される。

注目すべきところは、ストライダーが初期配置ゾーンギリギリまで前に配置されており、しかもアングロンの真正面だ。
これがのちに悲劇を起こしてしまう。

ターン1表:ワールドイーター

ワールドイーター4戦目。先攻率まさかの100%。
驚くほど前のめりなロール結果である。

やることは単純。前へ前へ、だ。
遮蔽を利用しつつ、全力移動の嵐。圧をかけていく。

1ターン目から戦場のメインは奥側へ。

指揮フェイズ>移動フェイズ>射撃フェイズ・・・
とはいえ、今回のロスターのワールドイーターの射撃フェイズは、雀の涙程度。
ヘルブルートのマルチメルタくらいである。
ストライダーがかなり前に出ていたので、射程はOK。
まぁ、1発当てて傷を少しでも削れれば良し!くらいの気持ちで、中央テレインの奥にいる2体編成のストライダーへの射撃!
ヒットは、アングロンがフルリロールをつけていたので両方ヒット。
ウーンズは3+。幸い、両方通す。相手のスペシャルセーヴ5+。これも運よく通る。
メルタのダメージアップ距離ではないので、ダメージはD6。ストライダーの傷は6のため、2個で合計6以上になればかなり美味しい!

ババァーーーン!!!

ダメージは何と6!6!
ストライダー2台をピッタリ撃破!
さらにストライダーはビークルのためいきなり2BTPを獲得。
ヘルブルート君、早くも今回の対戦のMVPに内定する。

突撃してはアングロン。
まっすぐいって、突撃距離は8mv。
8mvはコーンの数字。きっちり8を出し、突撃成功するアングロン。

必殺の一撃が炸裂。

ストライダー二台を倒す事に成功。
再編移動で別のユニットに接敵、まではできなかったが、かなりの優位を獲得。
メカニカス側はいきなりストライダー4機を失い、窮地に追い込まれる。

ターン1裏:メカニカス

とはいえ、メカニカス側としても、分厚い陣形に敵が飛び込んできてくれた形となる。
アングロンを取り囲み、また突出してきたライノにも狙いを定める。

隠れていたレンジャーも姿を現し、射撃開始!

テレインの上にみっちみち!

強力な策略を絡めた射撃で、アングロンは当然撃破される。
とはいえ、相手の策略ポイントをかなり吸ったし、十分仕事をした。
さらに余剰火力でライノが狙われる。
しかし、対戦車火力であるストライダーがかなり少なくなった事、2台のライノに火力を分散したことが災いし、ライノはどちらも生き残る。
ワールドイーターとしては、かなり被害軽微!

2ターン目表:ワールドイーター

アングロンの蘇生にはBTPが足りないため、ここは手堅く、ダメージを出目6で無効化するブラットタイズをアクティブに。

さらに、前へと攻め立てていく。
左辺では、バーザーカーがライノから降車、テレインに潜んでいるレンジャーに突撃を敢行。
戦場中央のライノは、降車しても突撃には距離が足りないため、さらに前進。
右辺は、遮蔽を利用して前進していたエグザルテッドエイトバウンドが、キャステランロボットに突撃。

のりこめー!

しかし、策略によってエグザルテッドエイトバウンドは攻撃順序が下げられ、先にロボに殴られる。
6でダメージ軽減のブラットタイズをアクティブ化していたことが幸いし、1体やられただけで済んだが、こちらもカステランロボットを全滅まで追い込むことはできず。

死闘が繰り広げられる。

レンジャーに突撃したバーザーカーも床下からレンジャーをつつきまわすが、さすがに数が多い。全滅には届かない。
思ったよりも被害を与えられず、BTPも稼げず、このターンは終了となる。

ターン2裏:メカニカス

まだまだ主力ユニットが健在なメカニカス。
中央目標で後れを取るわけにはいかないと、ヴァンガードが右辺に走りこみ制圧。

倒れるケイオススポーン。

そして、強烈な射撃に、ついに中央のライノが破壊される。
乗っていたバーサーカーはどうにかこうにか降車。降車失敗で一人倒れる。

グワーッ!!

そして、降りてきたバーザーカーに降り注ぐ、とんでもない量の弾幕。
5体編成が2ユニットだが、最終的に1体を残し倒れる。

メカニカス本隊まであと少し。無念の散華。
だがまだ全滅ではない!

キャステランロボと死闘を繰り広げていたエグザルテッドエイトバウンドも、横から突撃してきたカタフロンブリチャー(ガンタンク)にやられ、ワールドイーターの前線が半壊!

死屍累々の中、たった一人残ったバーザーカー。
屠殺者の釘が脈動する!

ターン3表:ワールドイーター

手痛い反撃を食らったワールドイーター。
しかし、ワールドイーターに退却の二文字はない。
レンジャーを全滅させた左辺のバーザーガーたちが、そのまま中央に踏み込む。
よちよち進んでいた、鈍足ヘルブルートも、ようやく白兵に参加!

柵越しに、カタフロンブリチャーと殴り合う!
物凄い弾幕の中、一人残ったバーザーカー。
執念のタッチダウン成功!

また、コソコソ進んでいたエイトバウンドチームも、ヘルブルートと同時にカタフロンブリーチャーを襲撃。
ヘルブルートと合わせて、なんとか4台撃破。
この後、士気チェックに失敗し、カタフロンブリーチャーは何と残った2台とも逃走・・・。ど、どこへ・・・?

裏に回ったバーザーガーチームも、レンジャーを床下から攻め立てる。

戦闘が混戦となり、モリモリ溜まっていくBTP。

BTPカウンターとして、アクセサリパーツを使ってみたが、雰囲気抜群だ。

ターン3裏:メカニカス

大混戦。

メカニカスも、獅子奮迅の反撃を続ける。

ヴァンガードの圧倒的弾幕の前に倒れるエイトバウンド。
道連れに数体持って行ったものの、倒れる。

右辺のヴァンガード部隊は、エイトバウンドを首尾よく倒してのける。
ヴァンガードは弾数が多いものの、貫通はないという弱点はあるのだが、エイトバウンドはターミネーターと同様のポイント帯なのに、セーブが3+という弱点がある(代わりに高い移動力はあるが)。
貫通0でも20発、30発と貰えば・・・やられる!

実は射撃で1傷残しで1体耐えていたのだが、
最後の一撃は、ヴァンガードの決死の突撃からのパンチ(クロースコンバットウェポン)だった。
万機神賛歌で攻+1、放射能を纏っているために相手の耐を下げるアビリティを持つため、エイトバウンドの耐が4に。なんとか通しきったヴァンガード。

ヘルブルートも、キャステランロボットに強烈なパンチを浴びせられ、倒れる。

オーバーロード策略!キャステランが白兵特化の性能に!

お互いにかなりの数のユニットを失ったが、目標の確保ポイントで、序盤から押し込んで中央を確保していたワールドイーターと、自陣で戦わざるを得なかったメカニカスとで大きな差がついてしまう。
また、さらにアングロンが蘇生可能ということもあり、ここでメカニカスは撤退を選択。

感想

まずは、ゲーム会を開催していただいたMAGさん、対戦していただいた菅沼さん、写真を撮っていただいた秋さんに感謝を。
ヘルブルート君の大活躍により、ワールドイーター有利な最序盤かと思いきや、執念の反撃で、戦力差が僅差のまま中盤を迎えるという、白熱した戦いでした。

メカニカスの射撃はやはり強力で、圧倒的弾幕を前に、歩兵では一瞬で溶かされてしまった。
ライノは一台やられてしまったものの、バーザーカー2ユニットは相手本陣にタッチダウン成功という結果。今回もバーザーカーライノ作戦は大成功だったと思う。
というより、この弾幕にバーザーガーだけで徒歩で戦場を横断するのはとても不可能だ。ライノなしだったらと思うとぞっとする。

ヘルブルート君は奇跡のような大活躍。たったの100ptなのに撃破スコアは恐らく250pt以上。
通常移動で射撃しながら進むと鈍足なのが顕著なので、その点はムムムとなったが、マルチメルタの上振れは魅力的だった、
ヘルブルート二台編成もありかもしれない。ロスターの改造を検討したい。

また、今回アングロンの蘇生はせず、アーミーの強化にBTPを多く費やしてみた。
ヒットで6が出ると追加の1ヒットになるブラットタイズをアクティブ化してみたが、5ポイントもかかるだけあってかなり強力だった印象。
しかし、やはりちょっと攻撃系の強化ブラットタイズは、重たい。
アングロンを採用している限り、蘇生を優先した方が影響力が大きそうなので、あまりアクティブ化する機会はないかな~という印象だ。

ギャラリー

レポートには使わなかったが、素敵な写真をたくさん撮ってもらったので、いくつか紹介したい。

アングロンに狙いをつけるストライダー。
この後、死角から狙いすまされたヘルブルートのマルチメルタが彼を襲い、
今回の大戦の最初の犠牲者となる。
帝国技術局の敷いた陣形に突っ込むアングロン。
敵のテレポートの兆候をつかみ、四方を警戒中のヴァンガード達。
廃墟に潜んでいたレンジャー部隊が現れる。
一斉射撃!!
「どう?俺の攻撃見た?(クルッ」
『前見ろって!!!』


戦列に突っ込むバーザーカーとライノ達。
この後どうなったかは・・・レポートで語った通り。
暴れまわるエイトバウンド達。
ヴァンガード達が、玉砕覚悟で立ちふさがる。
「なあ、このあと何食べる?俺トンカツが良いな。」
『前見ろって!!!』
逃げ出す若き技術司祭を、バーザーカーたちが追い立てる。
孤立したバーザーカー。
可燃性のタンクへ一撃。エヴィサレイターが回転し、火花が引火・・・!?
やっぱりロボには勝てなかったよ・・・
エイトバウンドとの死闘から休む間もなく、
ヘルブルートの対処に向かう、技術司祭とキャステランロボ達。
この後、ロボは破壊のためのプロトコルに移行!


最後に

ワールドイーターの経験値も増えてきて、また少しロスターを調整したいという欲求が出てきた。
特に、輸送車両だ。
ちょっとポイントが重たすぎて採用は厳しいと思っていたランドレイダーや、シロアリドリルを絡めた編成も試してみようかなと思っている。

次は、予定通りならまた週末、静岡ハンマーに参加できる予定だ。
プレイレポートは引き続き書いていきたい。


今回のウォーハンマー飯はレバカツ。これがうんまいんだ。
今回は運転手だったため、ノンアルビールで乾杯!