見出し画像

ウォーハンマーAoS ブレイド・オブ・コーン:プレイレポート 2 (2023/05/06)

はじめに

ゴールデンウィーク、ウォーハンマートライアスロン最終は、静岡ハンマー!
アンダーワールド、40kときて、最後はAoSをやってきました。
もちろんアーミーは、ブレイド・オブ・コーン!!
今回は2戦もできたので、非常に濃密な一日となりました。

使用ロスター

ロスター

前回の経験を活かして、ロスターを微調整。
前回はブラッドサースターを採用したものの、今回は小物ユニット多めの編成を試してみた。

ピッチバトル(2000pt)
アーミー:ブレイド・オブ・コーン
サブファクション:
 リーパー・オブ・ヴェンジェンス(1戦目)
  →デーモンがヒーローを攻撃時、Hit+1!
   さらに、撃破でもらえるBTPが+1!
 ブラッドロード(2戦目)
  →ブラッドレターが突撃時、通常Hit6で1致命なのが、
   Hit5+で1致命になるよ。ってヤツ!

リーダー
 
ブラッドマスター(ジェネラル)・・・110pt
  指揮特性:憤怒の化身
   →毎自ターン、周囲のブラッドレターを蘇生させるよ!
  奇蹟:ブラッドバインド
   →対象の敵ユニットを、8mv引き寄せる!
 ブラッドマスター・・・110pt
  奇蹟:殺人本能
   →対象の敵ユニットを通常移動させる!
  奇蹟:不浄の焔(コアバタリオンの追加分)
   →対象の味方ユニットの、選択した武器の貫通を1アップ!
 スカーブランド・・・380
 ヘラルドオブコーン(ブラッドスローン騎乗)・・・160pt
  奇蹟:赤褐色の肉体
   →対象の味方ユニットのセーヴに+1

バトルライン
 ブラッドレター×10・・・180pt
 ブラッドレター×10・・・180pt
 ブラッドレター×10・・・180pt
 ブラッドレター×10・・・180pt

その他
 ブラッドクラッシャー×6・・・360pt
 ラースモンガー×5・・・140pt

陣営地形
 
髑髏の祭壇・・・0pt

コア・バタリオン
 戦将(追加の強化で奇跡を選択)

合計
 
1980pt

小型ユニット多めの編成だ。

アーミーのコンセプトとやりたい戦い方

今回は前回のロスターから、ブラッドサースターをout。
その代り、ブラッドレターを足し、さらに壁役として、セーブ3+のブラッドクラッシャーを増強して6体で採用。
プリーストが強力だったため、ブラッドマスターを増員。
そして、新規作成ユニットとして、ラースモンガーを採用。
コイツはデーモンではなくモータルなのだが、こいつの周囲にいるとなんと攻撃回数が1回増えるという強力なバフを持っているのだ。
これでブラッドレターの攻撃回数を増やして、なんとかしてやろうという算段だ。

また、1戦目はリーヴァー・オブ・ヴェンジェンスを採用している。
これは相手がベヘマットと決まっていたので、主力が大体ヒーローだろうと思って選んでいる。
そうでなくても、AoSは40kと違ってHQ(ヒーロー)がガンガン前に出てくることが多いというのは、前回、あるいは周囲のプレイを見て感じていたところで、このサブファクション能力はかなり強力に思える。

また、ブラッドマスターが持っている奇蹟は、「かけた対象を攻撃するコーンのユニットのウーンズロール結果に+1する」というもの。
ヒーロー・オブ・ヴェンジェンスのHit+1と合わせれば、こちらの攻撃が大体2+2+で通るため、かなり強力だろうという狙いもある。
ヒット2+ウーンズ2+。私の好きな言葉です。

また、ブラッドクラッシャーは攻撃能力はいまいちなものの、セーブ3+という好セーブを持つ上に、セーヴ+1する奇蹟を使えるようにすることで、セーブ2+のカチカチ壁役として良いんじゃないかという狙いがある。
致命的ダメージへの抵抗力はないが、通常攻撃への抵抗はばっちり。
さらに、ヘラルドオブコーンの専用奇蹟で、ブラッドレターやブラッドクラッシャーを蘇生することが出来るし、指揮特性でもブラッドレターの復活が出来るため、今回はブラッドレターとブラッドクラッシャーが主役だ。

ブラッドクラッシャー君達には、前線をお任せする。
そして脇を固めるブラッドレター!

対戦相手:サンズ・オブ・ベヘマット

本日の1戦目。対戦相手は、kikiさんのベヘマット。
ベヘマットは40kで言う所の、インペリアルナイトのような、デカいユニットしかいないアーミーだ。
kikiさんは40kではナイトもやっているぞ!

ユニット数たったの6つ!

とにかく、デカァァァァイ!!説明不要!!!
といった感じで、1体1体がデカくてツヨい。
大きい3体はなんと傷が驚異の35。(ブラサスですら16なのに。)
小さい方ですら12もあり、並大抵の耐久力ではない。

もちろん見た目通り攻撃力も高く貫通は基本-2。ダメージも高い。
さらに突撃時にこちらに大ダメージを振りまいてくるということで、総ダメージ出力はなかなかのものだ。

しかし、傷35。傷35か~。ブラッドレター達で削り切れるのだろうか・・・?

弱点としては、1体あたりのポイントが高く(デカいやつは500前後、小さい奴も150だ)、射撃は少ない。また呪文も使えない。
とにかく1体1体狙い撃ちして倒していくしかなさそうだ。

対戦

対戦開始まで

対戦開始まで。
今回のバトルプランは、足元に潜む者。
作戦目標は3か所あり、特にターンごとに目標確保でポイントになるわけではないが、3ターン目以降に3か所全部確保していると、その時点で大勝利というなかなかピーキーなバトルプランだ。
ベヘマットはユニット数が少ないが、1体で20体分の確保力が合ったりするため、目標の競り合いにかなり強そう。厳しい戦いになりそうだ。

初期配置後。

テレイン的にも真ん中に通路が出来ているため、真ん中のラインが主戦場だ。
お互いの初期配置ゾーンは30mv離れているため、1ターン目の突撃はかなり難しい。
先手を選ぶ権利は先にユニットを全部先に置いた方。つまりベヘマットにあることは確定である。

とりあえず壁にブラッドクラッシャーを前衛配置。
脇をブラッドレターで固めて、スカーブランドはやや控えめな位置に待機だ。

迎え撃つ!!

対するベヘマットは、突っ込んでくる気満々である。
全力移動後3D6突撃できるため、移動力12であることを考えると、ぎりぎり突撃できなくはない距離だが・・・(でも全力移動で6なら、突撃距離14mv。さすがに難しい距離か。)

その日人類は思い出した・・・

ターン1表:ベヘマット

ベヘマットは先攻を選択。
全力移動で一気に距離を詰めて来る。

ワッ・・・アァ・・

さらに突撃。
距離は14mv、突撃ロールは3D6。
サイコロ3つ振って14以上が出る確率は・・・15%くらい?
出ない、出ないやろw

・・・でるんだなぁ・・・。

というわけで戦闘の巨人が突撃成功。
突撃モータルや攻撃合わせて、こちらのブラッドクラッシャーが3体持っていかれる。
全力防御はしたが、すごい破壊力だ。

ターン1裏:コーン

さてさて、やられはしたが、ブラッドクラッシャー3体で済んでいるならまだまだ主力は健在。
ヒーローフェイズの奇蹟で、ブラッドクラッシャーを1体蘇生!
さらに突っ込んできた巨人に、ブラッドマスターの専用奇蹟をかけ、攻撃した際にウーンズロール+1できるようにする。
また、貫通を1上げる奇蹟もブラッドレターにかけ、迎え撃つ準備完了!!

移動フェイズでは、ブラッドクラッシャーは撤退。
突っ込んできた巨人と、後ろの巨人との間に入るように移動。
後続の巨人からの盾になり、波状攻撃をブラッドレターにブチ当てさせないようにする算段だ。

そして、ブラッドレターは突撃してきた巨人にターゲットを絞る!
囲め!囲め!

イェーガーイェーガー!!

総勢40体のブラッドレターで囲みに囲み、タコ殴りにする!
2+2+でダメージが通るので、スパスパ通る。
さすがに1ユニットでは倒しきれないので、反撃で壊滅間際のダメージを食らうものの、駆逐成功!

合計17ダメージ。んほー!
なんとか撃退に成功。
しかし、第二第三の大型巨人が本陣に迫る・・・。

ターン2表:ベヘマット

ターン2は、コーンのダブルターンとはいかず、ベヘマットのターン。
2体の大型巨人が突撃してくる。

ブラッドレターを全滅させられないまでもかなり数を減らす。
しかし、出目が振るわずブラッドクラッシャーの全滅までには至らない。
ベヘマットは攻撃回数がそれほど多くないため、少し下振れるとダメージ出力が極端に下がるのがつらいところだ。

逆に反撃で、巨人をゴロゴリ削っていく。
倒すまでには至らないが、次のターンで1体は倒せるだろう。

ターン2裏:コーン

ここで、ギャレットの勇士の固有特性で、再集結をブラッドレター3ユニットに。6が出ると蘇生するのだが、まぁまぁ期待値通りという感じで1~2体ずつ蘇生していく。
さらに指揮特性で各ブラッドレターはD3体蘇生。
さらにさらにヘラルドの固有奇蹟で、ブラッドレターを蘇生。D6体蘇生!・・・出目は6!!やられたブラッドレターがほとんど戻ってくる!

半数くらいに数を減らしたブラッドレターも、気が付けばほぼ全快に。

この結果を見たベヘマット側が戦意喪失。
巨人は逃げ帰り、なんとか巨人を撃退することに成功するのであった。


対戦相手:オゴウル

本日の2戦目。対戦相手は、パンチさんのオゴウル。
オゴウルは、小さめの巨人(2~3m?)で、人間が好物という恐ろしい陣営だ。

筋骨隆々、ムキムキマッチョマン達。

アーミーの傾向としては、エリートアーミー。
バトルラインですら傷4を持ち、ダメージは2など、耐久攻撃力共に高い。
その分ポイントもかなり高めで、1ユニット当たり200ポイントを軽く超える。
先ほどに引き続き、少数精鋭アーミーだ。
また、呪文も使え、射撃ユニットも意外と豊富(大砲!)
さらに突撃時に、突撃ロールの結果に等しい数のダイスを振り、特定の出目以上だとモータルダメージを振りまくなど、突撃したときに強い効果を持つのも特徴だ。

なんかでかいのもいる!

また、500ポイント近い、マンモスに乗った巨人もいる。
データはわからないがかなり強そうだ(実際に強かった)。

対戦

対戦開始まで

対戦開始まで。
バトルプランは、コアルールの物を使用。
真ん中3か所が目標候補で、毎ラウンドどれが目標になるかがランダムで変わるという面白プランだ。

こんな感じ。写真撮り忘れて、ちょっとだけコーンが移動済みの写真で申し訳ない。

オゴウルの巨大モンスターとスカーブランドは斜向かいに。
どこが目標になるかがわからないため、お互いに広がって配置した感じだ。
森の後ろにもユニットがいるが、オゴウルのモデル数はかなり少ない。

ターン1表:コーン

オゴウルのほうが先に配置終わったのだが、後手を選択。
コーンが先攻になった。
うーん、先攻でも突撃できないから、後攻のほうが良かったが残念。

とりあえず今回のラウンドの目標である右辺はブラッドクラッシャーが。
左辺はゆっくりとブラッドレターとスカーブランドが前進する。

このターンは奇蹟でブラッドクラッシャーにセーブ+1を行ったくらいで、特に何もできず終了。

ターン1裏:オゴウル

オゴウルも前進。
マンモスがブラッドクラッシャーに迫る!

勇敢にも、単騎突撃してくる!

突撃時のダメージがすさまじく、モータルダメージのため、強力なセーブ値を活かせずブラッドクラッシャーが倒れていく。
通常の攻撃もすさまじかったが、全力防御とセーブ+1の奇蹟のおかげでなんとか全滅は免れる。
しかし、マンモスだけで10体分の確保力のため、目標は奪われてしまう。

ターン2表:コーン

先攻ロールオフの結果は同値。
同値の場合、前回先行だったほうが選択権があるという事で、もちろん先攻を。

なにやら先ほどの巨人戦でも見た図だが・・

ブラッドレターで囲んで棒で叩く!!
今回は突撃時Hit5+でモータルダメージになるサブファクションなので、致命的ダメージをバンバン与えていく。
とはいえ、マンモス巨人の傷は16。さらにセーブ3+、加護5+とカッチカチだ。
それでも出目が走りに走り。全員で合計19モータルダメージを与え、撃破に成功する。

そして、左辺を進んでいたスカーブランドも、左辺のオゴウル達に突撃!
スカーブランドは、前のラウンドで白兵攻撃をしていないと、激怒状態となり、ダメージテーブルの一番下を参照できる(ダメージを受ければ受けるほど強くなるのだ!)

コーン神をも殴ったという、激怒の一撃がオゴウルを襲う

激怒状態の戦闘能力は凄まじいの一言で、確定でモータルダメージ8点。さらに2+2+で貫通2の3ダメージ攻撃を8回も繰り出す。
オゴウルのボディガード達を全てなぎ倒し、ジェネラルに迫る。

ターン2裏:オゴウル

オゴウル達も一気に攻めかかってくる。
スカーブランドを討ち取ろうと、鍋を引いたユニットが(中身は恐らくフレッシュミート・・・)ジェネラルの応援に駆け付け、中央では乱戦が勃発。

毎ターン、鍋の効果を振りまきランダム効果を与える楽しいユニットだ。
中央は乱戦状態に。オゴウルの交易のダメージが2のため、当たっただけブラッドレターはやられてしまう。

まずはオゴウルのジェネラルの攻撃!!
各4ダメージの強烈な攻撃がスカーブランドを襲う!
・・が!宿命の時のヒロイックアクションを行っていたおかげで、傷が2残る!
傷が2・・・ナチュラル激怒状態だ!
そのまま反撃で、鍋引き巨人とジェネラルの2ユニット撃破。
激怒状態のスカーブランドは誰にも手が付けられない!

確定で8モーダルダメージはやはりとんでもない・・・。

戦場のいたるところで戦闘が勃発。
オゴウルがどんどん数を減らしていく。

ヘラルドもついに白兵攻撃敢行!
ラースモンガー対オゴウルの半裸対決!

この攻撃により、オゴウル側はかなりユニットが減ってしまったため、ここで撤退を選択。
ベヘマットに引き続きオゴウルという、巨人二連戦を終え、何とか城塞を守り通したコーンであった。

似たような形状のユニット。シンパシー!

感想

まずは静岡ハンマーの方々、対戦していただいた、kikiさん、パンチさんに改めて感謝を。
今回は小物ユニットを使ってみるというテーマだったが、ラースモンガーの攻撃回数アップのおかげもあり、かなりのダメージを出せることが分かった。
40kと違い、大物でも、小型ユニットで囲んでしまえば倒せるというのが、AoSの面白いところだと思う。傷35の巨人でも倒せるんだ!

また、指揮特性をブラッドレターの蘇生のにしてみたが、これもまた好感触。
モリモリ蘇生していくので、ブラッドレターの残弾が尽きない。
そもそもブラッドレター自体の火力もまぁまぁのため、強力であった。
ブラッドレター・・・あと30体塗るか!

ブラッドクラッシャーを壁にするという戦法もなかなか良かった。
セーブ3+に奇蹟で、実質2+セーブはやはり格段に硬く、致命的ダメージ以外をほとんど弾くため、かなりの安定感を感じた。
ベースの大きさも攻撃の際には邪魔になったりするが、壁になることを考えれば相手にすり抜けられるスペースを与えないので、逆に良好。
攻撃能力はいまいちだったが、かなり有用なユニットだと感じた。

最後に

これにて、ゴールデンウィークウォーハンマートライアスロンは終了。
濃密な1週間となった。
兎にも角にも、各ゲーム会の主催者様、対戦者様には深く感謝を。

5月はちょっと事情であまり対戦できないが、6月には関東・中部・関西合同、大ウォーハンマー会が実施される予定だ。
それまでに準備を進めていきたい。







飯田ハンマーに行く途中で買った、仙醸の日本酒
岐阜ハンマーで買ったハム
静岡ハンマーの途中で買った、山梨の生姜付け
静岡のマグロ
各地で集めた食材で晩酌しました!どれも最高にうまかった