見出し画像

ウォーハンマー40k ワールドイーター:プレイレポート 2 (2023/03/04)

はじめに

今回は甲府まで遠征をし甲信ハンマーに参加させていただき、ワールドイーターにて対戦してきました。レポートにまとめます。
お相手様はサイトーさんで、強いと噂のティラニッド。さあ、どうなるか。

使用ロスター

ロスター

アングロンを起用するか迷ったが、写真映えするという理由で今回も参戦だ。

(ストライクフォース規模(2000pt)
デタッチメント:アークスオブオーメンデタッチメント:エリート型

HQ
 
デーモンプリンス・・・130pt 
  レリック:燃え立つ憤怒の兜

トループ
 ジャカール×10・・・70pt
  オプション:なし
 バーサーカー×5・・・120pt
  オプション:エヴィサレイター・旗印
 バーサーカー×5・・・115pt
  オプション:エヴィサレイター
 バーサーカー×5・・・115pt
  オプション:エヴィサレイター
 バーサーカー×5・・・115pt
  オプション:エヴィサレイター

エリート
 エイトバウンド×3・・・120pt
 エイトバウンド×3・・・120pt
 エイトバウンド×3・・・120pt
 エグザルテッド・エイトバウンド・・・135pt
 エグザルテッド・エイトバウンド・・・135pt 
 
ヘルブルート・・・110pt
  武器オプション:ヘルブルートフィスト、マルチメルタ

ファストアタック
 
ケイオス・スポーン・・・25pt
 ケイオス・スポーン・・・25pt
 ケイオス・スポーン・・・25pt

輸送車両
 
ケイオス・ライノ・・・80pt
  オプション:なし
 ケイオス・ライノ・・・80pt
  オプション:なし

決戦兵器
 
アングロン(ウォーロード)・・・360pt
  ウォーロード能力付与

合計
 
2000pt

アーミーのコンセプトとやりたい戦い方

コンセプトとしては、前回はバーサーカーを起用しなかったので、バーサーカーを多めに投入。
さらにライノを2台採用し、バーサーカーを全て乗せて隠すことで、耐久力の低さ(と足の遅さ)をカバーするという作戦だ。
ギッチギチに満員電車のごとく詰め込まれたライノを、快速急行でお届け!

今日の主役は君たちだよ!

あとは、デーモンプリンス。
前回の対戦で、やはりヒットの1に泣いたので(1/3くらいで出るが?)、急きょ採用してみた形だ。また、攻も9を超えるし、耐8相手にも火力が出るという目論見もある。
それ以外からは、前回のプレイレポートから引き続き登場といった感じで、
バーサーカーとライノを採用した分、エイトバウンドの数を減らし、デーモン同盟デタッチメントをバッサリ削除した。

やはりこれも前回からの反省で今回は、モブはバーサーカー、エリートはエイトバウンド、硬い敵はエグザルテッドエイトバウンド・ヘルブルート・デモプリで対応と、ある程度色々な相手に対応可能にしている。
ヘルブルートにマルチメルタを持たせ、お気持ち程度の射撃も加えて・・・。

デーモンデタッチメントを削除した分、フレッシュハウンドのサイキック抵抗がなくなったのは明確なウィークポイント。
特に今回は、サイキックつよつよのティラニッドが相手だと事前にわかっていたために、正直ロスターから抜くのはためらわれたが・・・さすがにポイントの余裕がなかったので、痛し痒しだ。

対戦相手:ティラニッド

本日の対戦相手は、サイトーさんのティラニッド。リヴァイアサン編成。
ティラニッドは、ティラニッドの9版コデックス発売以降で未対戦だったため、志願して対戦いただいた形だ。
ティラニッドはとにかく暴れていた印象で、特にやはり、ウーンズ1-3自動失敗のつくリヴァイアサンは、対戦したことがなくとも勝手に耳に入ってくるというような、有名なサブファクションだ。
度重なるナーフやポイント増加が入って、全盛期よりマイルドになったという噂だが、果たして・・・。

デカい!モブなし!エリート編成だ!壁の裏にはゾアンスロープもいる。

リヴァイアサンは前々回当たりのデータスレートでナーフを食らい、ウーンズ1-3自動失敗対象が"シナプスユニット"から、"シナプスかつモンスター"ユニットとなった。
今回のサイトーさんの編成では、ほぼすべてがシナプスユニット。しかし、モンスター縛りが加わったことで、ゾアンスロープやティラニッドウォーリアはこのアビリティの対象外となったようだ。(うーん妥当!)
が、逆に言えばそれ以外はほとんどモンスターなので、ぜーんぶ1-3自動失敗。なかなか厄介だ。

またバランスも良く、やや白兵寄りではあるが、射撃、サイキックもイケて、バランスよくダメージを出してくるような編成となる。

対戦

対戦開始まで

ルールはアークスオブオーメン(以下AoO)。サイトーさんがAoO初めてという事で、じっくりプレイ。
こちらの副次目標は、前回と同じで、全てワールドイーターの専用副次目標を使用。
・血の神に血を捧げよ:白兵戦で倒したユニットに応じてポイント
・血の神の負債:ターン開始時に目標に乗っていたユニットが全滅するとポイント
・髑髏を積み上げよ:BTPを入手時に破棄するとポイント
ティラニッド側は、散開・消耗戦・敵戦線突破。
どうやら、ティラニッド専用副次目標も、ちょっと使いづらいようだ。
(そういえばグーンハンマーさんの記事でそんなことを言っていたような)

攻撃防御選択ロールでは負けたため、攻撃側に。
とはいえ、射線を切るテレインはどちらにもあるため、問題はないかなという印象だった。

ストライクフォースの32番のミッションで、戦場の分け方が、9mvの中心円を除いた、4分割の1つが、初期配置エリア。
ということは、お互いに前前に配置すると、その距離たったの18mv。
普通の戦場よりも、やや近いのが特徴だろう。
ワールドイーターとしては、少しうれしい。

初期配置図。

こちらにほとんど射撃武器がないのと、体がでかいユニットが多いため、ゾアンなどのユニットを除いてかなり体を晒して配置したティラニッド軍。
対して射撃を警戒して、エイトバウンド達は壁の後ろに。
アングロンは恐れずフロント。バーサーカーはライノのガードがあるので、これもフロントに配置だ。
一応サイキック(スマイト)対策で、ケイオススポーンを最前線に配置。先手を取られても、ダメージを吸ってもらおうという計算だ。
また今回もエイトバウンドとエグザルテッドエイトバウンド1ユニットずつを予備戦力スタートだ。

ターン1表:ワールドイーター

前回と同じく、やはり先攻だ。カウンター気味に白兵に入りたいので、どちらかと言えば後攻が欲しかったのだが、どうもワールドイーターの時は先攻が取れてしまう。

とはいえ、今回は敵との距離がかなり近かったため、アングロンが一気に敵に急接近!!
開幕からクライマックス状態で、先制パンチをお見舞いすることに成功する。
他のユニットは、ライノは一気に前進。
エイトバウンド達はカウンターを仕掛けたいので、やや前方に移動し、中央付近の壁の裏で待機。ステイステーイ、まだだまだだ・・・。

ティラニッドの群れの中に単身飛び込むアングロン。漢だ。

突撃距離の関係で、確実性を取りたかったので、一番近かったカーニフィクス(画像一番上)のみを対象として突撃。
そして白兵。カーニフィクスはダメージ減少能力を持つ・・・とはいえ、アングロンの攻撃にはさすがに耐えられない。撃破!
・・が、策略で、死ぬ前に殴り返してくる!
一気にダメージが入り、残り傷10近くまで減らされる。うーむ強い。
ついでに再編移動でニューロスロープ(右上)を指定し、白兵ロックした。
中央のデカいやつ(名前忘れました)もロックできそうだったけど、データを見せてもらったところ超絶白兵が強かったのでやめました。日和ングロン。

ターン1裏:ティラニッド

開幕からいきなりクライマックス状態。
ティラニッドも、当然応戦に入る。
全体的に前進し、ゾアンスロープが壁裏から登場、アングロンに強烈なスマイトを食らわせる。
ただし、表ターンでカーニフィクスを倒していた分のBTPで、モータルダメージを5+で無効化するブラットタイズをアクティブ化していたので、若干軽減に成功。倒れるまではいかない。
が、続く射撃も強烈で、奥にいたモンスターの射撃武器のダメージ、驚異のダメージ、D6+4 !!
+4 !?
哀れヘルブルートは木っ端みじん。

実は会場までの運搬途中でバラバラになっていたヘルブルート君。
予言だったのか。

引き続き、ヘルブルートを盾にして進んでいたデモプリも他のユニットから狙われるが、こちらはレリックの効果(攻撃された際にウーンズ-1)も相まって、ダメージ軽微で済んだ。

そして突撃からの白兵。
囲まれているアングロンは当然即死・・・しなかった!
ギリギリで踏みとどまったので、反攻戦術でハイブタイラントに攻撃!道連れじゃー!!
・・・が!ダメージによって一番性能が落ちているとはいえ、アングロンが全力で殴って、通ったダメージ、たったの2 !!
羽無しハイブタイラントは耐8でウーンズが微妙に2+にならなかったのと、ハイブタイラントのスペシャルセーヴ4+の上振れ、ウォーロード能力の5+ダメージ無効化。と、数々の壁を突破できなかった。硬すぎるゥ!
そして、アングロンはそのままダウン。・・・とはいえ、蘇生能力があるので、このダウンは織り込み済みだ。

ギェー!

そして、踏み込んできたライノに襲い掛かるのはトライゴン。
10回越えの強烈な攻撃回数で、スペシャルセーブを持たないライノでは耐える術無し。あっさり転がされる。
降車に2体失敗してしまったので、何とか降車できたのはバーサーカー8体。とはいえ、ライノがいなかったら間違いなく全滅していただろうから、肝が冷える。ライノはきちんと役目を果たしたとみるべきだろう。

何とか8体は降車。ここで大きな下振れを引いていたら悲惨だっただけに、安心した。

ターン2表:ワールドイーター

ターン2表開始時の戦場。

ティラニッドも踏み込んできたため、こちらとしてもカウンターが取れるような位置関係となった。
バーサーカーは、さすがにトライゴンに挑むのは厳しいと感じたので、右辺のティラニッドウォーリアへ。
ライノを転がしたトライゴンには、デモプリとエイトバウンド2ユニット。
アングロンを処した中央壁裏のデッカイ奴には、エグザルテッドエイトバウンドが。
スマイトを撃つために飛び出してきたゾアンスロープには、左辺を進んでいたバーサーカーが、ライノから降車し仕掛ける。
ゾアンを守るようにスポアマインが仕掛けられていたのだが、これはバーサーカーを降ろした空っぽのライノが自ら体をぶつけ解除。ウーン、ライノ君、仕事してる。

ゴー!ゴー!ゴー!
キルメイムバーン!!

そして突撃。
BTPを使って突撃ロールに+1のブラットタイズもアクティブ化、いくぜ!
1ターン目に全力前進を我慢して、貯めに貯めたパワーが炸裂したかのように、突撃ロールが上振れる。ほとんど9以上。
予備戦力から到着したエグザルテッドエイトバウンド1ユニットこそ失敗したものの、それ以外はすべて突撃に成功という快挙。

いよいよ白兵!

期待に応えたバーサーカー達。

バーサーカーとエイトバウンドがティラニッドウォーリアを2ユニット撃破!
そして左辺では・・・

(ケイオスマリーン?いや、君たちはバーサーカーだ)

ゾアンスロープを1体残してしまうものの、ほぼ壊滅。
壁裏にいたバイオボア?なるユニットも撃破!
初投入されたバーサーカー君達が獅子奮迅の活躍を見せる!

グワーッ!!道連れ!

トライゴンも何とか撃破に成功。
・・・が、やはりここで死ぬ前に殴り返す策略で、デーモンプリンスが道連れにされてしまう。ティラニッドもただでは転ばない。

壁裏にいるデカいユニット(上写真の上端にいるユニットだ)は倒せなかったものの、エグザルテッドエイトバウンドがなんとかダメージ表の一番下まで削り、驚異度を削ぐ。
戦果は上々!

激しい戦場に、増えに増えたBTP。アングロンを蘇生させてもおつりがくるポイントにまで膨れ上がる。

ここで、主力ユニット(特に確保のウォーリア)を多く失ってしまったティラニッド側が撤退を選択。
ワールドイーター側が押し切った形となった。

感想

まずは、ゲーム会を開催していただいた甲信ハンマーさん、対戦していただいたサイトーさんに感謝を。
うまく移動し、自分から突撃を仕掛けることの大切さなど、学びの多い試合だった。
そしてティラニッドの強さ。特にユニット性能の高さには脱帽したものの、先手を取って仕掛けることが出来れば、ワールドイーターでも戦闘で勝ち切れる可能性があるというのがわかったのは、大きな気づき、収穫だった。
これでナーフ後だというのだから、恐ろしい。全盛期は一体どんな感じだったんだろうか・・。

ちなみに、実は今回タイミングを逃してしまったそうなのだが、ゾアンスロープの能力で戦場の非常に広範囲(シナプスユニット同士の中継で)の味方ユニットに、スペシャルセーブ4+を与えることも出来たそうだ。
いやぁ・・・もしそれが起動されていたら、こちらの攻撃が捌かれてひどい反撃にあっていた可能性も十分にある。まだまだ底が知れないティラニッド、恐ろしい。。。

今回初投入したライノとバーサーカーは、かなり好感触だ。
ライノは思っていた通り、バーサーカーの耐久・移動の欠点を補い、降ろした後もいろいろ仕事をし、破壊されてもBTPになる。有能だった。
バーサーカーも耐5までのユニット(今回丁度ウォーリアとゾアン達が耐5だった)には、良い火力が出た。データ上は少し火力不足を感じていただけに、実戦で活躍できたのは大きな実績だ。
今後もこの組み合わせは使って行きたいと思った。

個人的には、今回のロスターはあまり無駄になるユニットがなく、満遍なく活躍。かなり良いロスターだった感触がある。
唯一デモプリが思ったほどの活躍ではなかった体感なので、安いエクスキューショナーに変えて、浮いたポイントで何か・・・などは考えてもいいか。
とはいえ、今後もこのロスターは微調整して使って行きたいなと思った。

最後に

この後に、時間があったのでケイオスナイトと1000pt戦エキシビジョンマッチを行った。
ツイッターには書いたのだが、なかなか面白い展開となったので、次はこのレポートも書きたい。
また、AoOミッションも2回行い少し感覚がつかめてきたので、AoOミッションパックについても書けたらいいなと思う。

晩御飯に食べた、ふわとろ親子丼の美味しかった事。
昼のラーメンも美味しくて、今年に入って、ごはん屋さんの選定で外したことがあまりない。
食運、来てる・・・!!