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『キングダム・大将軍の帰還』いよいよ公開へ

 7/12、待ちに待った『キングダム大将軍の帰還』が上映された。
 初日のため、あまり混雑していなかった会場だが、第4作のため、一番緊張が漂っていた。
 今作は第3シリーズのエンディングから繋がるストーリーのため、飛信隊が突如襲われてしまい、信が瀕死の重傷を
負ってしまうところから始まっている。
信を守って命を落としてしまう者もおり、目をふさいでしまうシーンも多々
あった。 戦とは残酷なものだということがまざまざと分かる。
 今回のサブタイトルの大将軍の帰還と
あるとおり、王騎将軍に視点を合わせて
いる。なぜ、王騎は今まで戦に参加せず
、遠くで信たちを見ていただけなのか?
馬陽の戦いでようやく王騎自らが動き出す。それは王騎の過去の因縁からくるものであったのだ。自分の妻になるはずの摎の仇を打つため、憎き龐けんとの対決はお互い鬼の形相で闘う力強さをスクリーンから感じた。
 エンディングで、王騎が信に告げた
言葉、「皆と一緒に修羅場を潜りなさい」と穏やかな表情で信を見つめたシーンは
、まるで上司が部下にこれからは君の
時代です。リーダーとなって皆を引っ張りなさいという世代交代の言葉に聞こえた。これから、信は天下の大将軍になって行くのだから、王騎のような強く優しい大将軍になっていくのだろう!
 王騎から譲り受けた矛は信にはまだ
重たそうに見受けられた。きっと、
数々の戦を潜り抜けていくうちに王騎の
矛を軽々と振り回す信の姿が見えてくる
ようだ。
 原作はまだまだ続いている。また新たな敵も出てくるようだ。
 信が馬に股がり、天下の大将軍になるまで、映画館で見守り、成長を見届けたいものだ。

 王騎将軍役の大沢たかおさん、ご苦労様です。王騎将軍になりきるために増量されとのこと。あの重たい矛を振り回す演技はその努力の源。さすがベテラン俳優だと感じました。きっとその努力は
若手俳優の見本となるでしょうね。
これからも色々な映画やドラマの出演で活躍してくれることを楽しみにしております。

 



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