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創作記録:02 蝶の翅
※創作コスプレの衣装・小道具の一部を紹介します。
制作期間 2023年8月
①材料
・スチール針金 1.6mm/1.2mm/0.7mm(ダイソー)
・木工用ボンド
・布(オーガンジー)
・模造紙(型紙用)
・ハンダ、ハンダ小手
・グルーガン
②型紙作成
作りたい翅のデザインを描いて型紙を作成します。
今回は大きめの翅を作りたかったので、788×1090mmのサイズを使用しました。
外枠(全体の形)を描き、中のスジも描き込んでおきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115910759/picture_pc_68f0a5e38443e7c07b858bf36dcabd93.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115910723/picture_pc_ea1721230815831224a97e7be6601336.jpg?width=800)
③骨組み
(1)外枠を作成します。今回は、スチール針金1.6mmを使用しています。
作りたい大きさによって、針金の太さや材質が変わります。
今回はサイズが大きい物だったので、ある程度の硬さが必要となり、こちらを使用しました。
両端は気持ち長めに残しておきます。(衣装取り付け用)
(2)スジの横軸を入れます。(スチール1.2mm)
外枠との交点をハンダで留めますが、針金が落ち着かない場合は、極細のワイヤーで仮止めします。
止ったら、余分な端を切り落とします。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115910825/picture_pc_6d3f3e2f8745679ba2b66250a541d971.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115910826/picture_pc_4b5b881d385217160e6ab596e52a372d.jpg?width=800)
(3)横スジを全てハンダ付けし、安定したら、細かい網目を入れていきます。(スチール0.7mm)
交点をハンダで留めても良いと思いますが、しっかり捻って絡ませれば止ってくれるので、今回は使用していません。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115910881/picture_pc_c2cdc563fe5cd21fe8c36c72655dd811.jpg?width=800)
(4)針金の切り口が鋭く危ないので、グルーガンを盛ってキャップします。針金の切り口を包むようなイメージです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115910887/picture_pc_55c244e0f0ae4f7c3796a17683e00ede.jpg?width=800)
④布張り
(1)使いたい布を、③で作成した骨組みの外周+3㎝で裁断します。
今回は透けて欲しいので、オーガンジーを使用しました。
(2)裁断した布の片面に、水で溶いた木工用ボンドを塗ります。
しっかり塗り込まず、表面にサッと滑らせるイメージです。
オーガンジーが解れやすい布なので、ほつれ止めの為の作業です。
使用する布によっては、この作業は飛ばして大丈夫だと思います。
(3)布が乾いたら、骨組みに接着剤を塗り、片面ずつ貼っていきます。
今回はセメダインを使用しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115910953/picture_pc_bc6331c53f392cb0215fd5bfdf8a5240.jpg?width=800)
⑤仕上げ処理
(1)外周に沿って、1~1.5㎝外側を縫います。
骨組みを布でサンドする方式のため、撮影中に布が剥がれたりしないようにするための処置です。必要なければ飛ばしましょう。
(2)外枠作成時に余らせておいた端の部分は、翅の付ける位置や身体に合わせて調整し、装着出来るようにします。
今回は衣装に刺して装着するタイプにしました。
ゴムなどを付けて、腕に通すタイプも良いでしょう。
使用後の感想
・思ったより大きく作ってしまいました。見栄えはしますが、装着出来るように処理するのや、針金を選ぶなど難しい点が発生します。
大きさは程々にしようと思います。
・オーガンジーをもう少し透明度のあるものにした方が、骨組みしたスジが見えると思います。スジをしっかり見せたい場合は、布選びに気を付けましょう。(上から描いてしまうのも良いかも知れません)
・装着方法は、出来るならゴムなどを使い、腕を通して背負うタイプの方が良かったかも知れません。
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