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創作記録:06 古代の剣(2種)

制作期間:2022年5月

まるで出土したかのような青銅剣を目指して制作しました。
そのため、装飾とかがちゃんとついているものではありません。
形だけが残っているようなシンプルな作りです。
教科書で見るようなオーソドックスタイプと、七支刀タイプの2種作りました。

①型の切り出し

なるべく硬い厚紙を使います。
自分がよく使うのは、ダイソーさんで売っている工作用紙(方眼)です。
好みの大きさ、形を描いてそのまま切り出します。
表裏用で、計2枚切り出します。
写真は、教科書で見たことあるようなオーソドックスタイプです。

②芯入れ

剣の中心に芯材を入れます。
オーソドックスタイプは身幅を広く作るので、木の丸材を使いました。

芯入れ

七支刀タイプの場合は、中心に園芸用の支柱(ダイソー/75㎝・3本入り)を使い、側面にはみ出ている部分には、写真のペーパーストローを使いました。これもダイソーさんで購入できます。

芯入れ(七枝刀の脇用)

③刀身作成

芯を挟み込むようなイメージで、切り出した厚紙を重ね貼ります。
中心線など、芯が入って山になるところは薄く切り込みを入れると、貼り合わせたときに紙の形が崩れず綺麗かも知れません。

オーソドックス


七枝刀タイプ


出土した剣って、表面がガサガサしているイメージなので、このガサガサ感を出すために、トイレットペーパーを使います。
水で緩めに溶いた木工用ボンドでTP(トイレットペーパー)を貼りながら、端から少しずつ巻いていきます。
これを気の済む厚さになるまで繰り返し、しっかり乾かします。
筆で突くだけでもボコボコ感が出せますが、使用するTPによっては、一度手でくしゃくしゃにするなどの作業が必要かも知れません。

紙貼り

④色塗り

好みの色に塗ります。
今回使用した絵の具は、アクリルガナッシュの和の色3種です。
紺色、緑金色、赤銅色を「青銅剣っぽいなぁ」という色になるように混ぜ合わせます。

使った絵の具


塗り終わると写真の様になります。

塗り終わり

使用後のまとめ

・芯以外は全て紙で出来ています。お手軽に作れますが、特に耐水性はないので、もし水撮影に使用する場合は表面になにか手を加える必要があります。

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