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創作記録:03 翼
制作期間 2024年3月
①型紙作成
模造紙に、希望の大きさ・形の翼を描きます。
使用したのはダイソーで購入できる模造紙です。
自分は筆圧が弱く、細い芯のシャーペンを好むため、下書きした後にマジックで清書しました。(写真1)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136962501/picture_pc_88d1c1357b78e3585c7ee2cacea6a285.png?width=800)
模造紙が良い感じの薄さだったので、トレースして両翼作成しましたが、
型紙としてだけ使用するなら片翼だけで充分でした。(写真2)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136962619/picture_pc_0636932946cb0e85e114080339710d0e.png?width=800)
②骨組み作成
写真3のようなパーツを用意します。
前縁から翼角に向かって、型紙の2段分の幅のパーツAを×2(コスボ1.5㎜)、型紙の最下段3分の1辺りまでの幅のパーツBを×1(サテン生地)、それぞれ切り出します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136962731/picture_pc_f124c22c84419592de6f2ea2f904862a.jpg?width=800)
パーツAを1枚用意し、上にパーツBを重ね、貼り付けます。
このサテン生地の部分が、骨組みの範囲になります。
サテン生地の外周から、2~3㎝内側に沿って、針金(自由自在・白3.2㎜)で大枠を取ります。
耐久性が心配だったので、今回は3.2㎜を2本分ねじり合わせています。(写真4)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136962870/picture_pc_0da1e16759c1c4e69445092325d3f5ac.jpg?width=800)
さらに心配だったので、同じく自由自在・6㎜の針金を、取手から前縁~翼角に向かって、写真5のように沿わせています。大枠とは白いビニールテープで固定しました。
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出来上がった大枠を、貼り付けます。
使用したのはこちらの両面テープです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136963179/picture_pc_6292f8ba3e776b4e1efff404ff65b7d2.jpg?width=800)
その上にさらに、パーツAを重ねます。接着剤はGクリヤーを使用しました。(写真7)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136963260/picture_pc_85e0abc412bcd20c4884febd1fecea5a.jpg?width=800)
パーツA1枚→サテン生地(パーツB)→大枠(針金)→パーツA1枚
上記の順にサンドイッチした状態です。(写真8)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136963311/picture_pc_1d056886f6e5c84ea173650e3e66f2c0.jpg?width=800)
③羽根の作成
羽根1枚用の型紙を用意します。
翼の型紙から大体の大きさと数割り出し、何種類か用意すると良いでしょう。
作りながらサイズ調整していたため、写真9のように増えました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136963539/picture_pc_5335b58b2e6edfc3835e06c620f53d17.png?width=800)
翼の型紙から、羽根のサイズと必要枚数を格段ごとに割り出します。
型紙通りにいくとは限らないので、枚数はざっくりで大丈夫です。
(写真10)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136963693/picture_pc_ae023eaa83a919e6ac48e741f066548c.png?width=800)
1枚用の型紙を使って、各サイズ必要分の羽根を切り出します。(コスボ1.5㎜を使用)
中心線に沿って二つ折りにし、アイロンで折り目を付けます。
必ず当て布をし、中温で片面3秒程度でOKです。(写真11)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136963731/picture_pc_7ddec6d99809cdc50c8a3f656ed281e8.png?width=800)
写真12のように、サイドに切り込みを入れます。
写真12ーAのように、凹んでいる方が手の平側。
写真12ーBのように凸っている方が手の甲側になります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136963966/picture_pc_7c2a7d6d105f9e45a827f806ccd6dfff.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136963967/picture_pc_765492987a342ff1814e196fa0a5b44a.jpg?width=800)
④ひたすら羽根を貼る
翼の型紙をみながら、③で作成した羽根をひたすら貼る作業です。
手の平側は、写真13のように最下段から貼っていきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136964133/picture_pc_2884ec661de202e92f8519c11e539783.jpg?width=800)
手の甲側は、写真14のように最下段を飛ばして、次の段から貼っていきます。
羽根の先が浮き上がって落ち着かない場合は、両面テープで留めてしまうと良いでしょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136964177/picture_pc_c0bb8c649a7958559e7570cac8646e30.png?width=800)
前縁から翼角、小翼羽あたりまでは、写真15のようにしてなんとなく作っています。マラボーやフェイクファー生地などを使用しても良いでしょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136964319/picture_pc_f829d4a12db06bf1760d5720d4fefab8.png?width=800)
両翼並べると、写真16になります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136964347/picture_pc_70a245c8a74088ca25404767b692030c.jpg?width=800)
⑤背中のバンド
今回の翼は背負って使うタイプにしました。
ダイソーで購入した背筋矯正サポーターが黒だったので、衣装の色に合わせて作り直しています。(写真17)
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写真18のように、ショルダー部分をダイソーで買える織りゴムで。
背中のバッテン部分は、手芸屋さんで購入したもう少し固めの織りゴムを使用しました。
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写真19のように、翼の取手部分を折り曲げ、ビニールテープ(白)で固定し、翼と背中のバンドは接着剤やテープ、安全ピンなどを駆使してどうにかくっつけています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136964527/picture_pc_32afae300915e7ae9742af56514f1f2d.jpg?width=800)
背負うとこんな感じです。
位置などは根気よく調整しましょう。(写真20)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136964588/picture_pc_7da10900c6f5da752b3e435181d00b97.png?width=800)
使用後のまとめ
・肩から背中周りがゆるめの衣装だったので、ショルダータイプで問題なく使用できました。
衣装によっては、翼の取り付け方を変える必要があると思っています。
・羽根をコスボで作成したため、形はしっかり出来て満足なのですが、その分重くなります。次に作成する機会があったら、大枠用の針金は6㎜で作成しようと思います。
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