![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116428021/rectangle_large_type_2_1d3afcf4fc0aea32d30a21b24d5a4c64.jpg?width=800)
制作記録:02 牛若丸(騎)/防具①栴檀板・鳩尾板
制作期間 2021年3月~8月
①型紙作成
(1)自身の体格や衣装に合わせて、位置決め・大きさの調整を行うと良いでしょう。
また、今回は芯材として、帽子・鞄用の芯(0.5㎜厚)を使用しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116425636/picture_pc_8d82e5910542448dd3eedeef06f3ad05.jpg?width=800)
(2)芯に紐通しの穴を開けておきます。次に、布を切ります。裏布は底辺+1㎝(縫い代)、表布は上辺+1.5㎝・底辺+1㎝です。
板の一番上の段は底辺+1㎝のみ。
②布張り
(1)表布と裏布の底辺を縫い合わせます。開くと写真のようになります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116425722/picture_pc_43fa7f560447f52686b157b6d32952e0.jpg?width=800)
(2)最上段は、表布から貼ります。今回は布用の両面テープを使用しました。横、通し穴の上下、円形の部分に貼ります。
裏布も同じ場所に貼りますが、貼り合わせる前に紐を通します。
まず、通し穴の上のみ剥離紙を剥がし、紐を通して先端を固定します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116425846/picture_pc_9c764102a6d33eaa44aebe5e04ca8999.jpg?width=800)
その後全ての剥離紙を剥がし、裏布も貼り合わせます。
これは、裏側を綺麗に見せるための処置なので、紐が外側に出てもOKなら飛ばしましょう。
(3)中段(2枚)は、通し穴の上下、底辺側、横に両面テープを貼ります。
裏布から貼りましょう。表布は最後に、上辺の糊代を折って裏側に貼り付けます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116425915/picture_pc_976ab57a622f671ada2a5cdf07e878c9.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116425917/picture_pc_43da6071931a997757693ac544fdb5b6.jpg?width=800)
(4)最下段は、まず表布に鋲を打ちます。と、本来なら鋲なのですが、手に入らなかったので今回はボタンで代用しています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116426022/picture_pc_8da52e1aeacdcb5f32f6ce07673e7e40.jpg?width=800)
両面テープを、芯材の通し穴の上下、横、底辺にそれぞれ貼り、まずは裏布から貼り合わせます。
紐を通し、板の全体の高さ・バランスを調整。位置が決まったら切り揃えて、芯材に貼った両面テープの通し穴下・底辺側の剥離紙を剥がして、紐を固定します。
次に、表布の通し穴上下・横に両面テープを貼り、芯材と貼り合わせます。
最終的に写真の様な形になっていればOKです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116426110/picture_pc_6b7d11314375b11578c55085badcffee.jpg?width=800)
③縁取り
(1)栴檀板(せんだんのいた・右に付ける胸板)は、最上段・最下段の上辺の形と幅が違うので別の布で作成します。今回は接着剤で貼りました。
(2)栴檀板のサイドもそれぞれ縁取りします。
本当は縫える底板だそうですが、表布とバイアステープが合皮なため、我が家のミシンだとちょっと壊れかねない。ので、接着剤で貼り合わせています。
(3)鳩尾板(きゅうびのいた・左に付ける胸板)は、シンプルに表裏布を貼り、縁取りもシンプルに付けます。
表・裏布は両面テープ、縁取りは接着剤です。
④組み立て
(1)両板の上部にボタン用の穴を開けます。画像だと二つ穴が開いてますが、これは我が家のポンチが小さいので2カ所開けて広げているだけです。
(2)ボタンの裏面・板の表面に接着剤を塗り、接着します。
裏面を見て、(1)で開けた穴からボタンの足が出ていればOKです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116426208/picture_pc_ec4fa6f3df80fdb4b9993a3972d97f85.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116426209/picture_pc_2faaf1a05e1a23cb02d8edd7b62d4c83.jpg?width=800)
使用後のまとめ
・ちょっと大きめになってしまったかも知れません。作り直すことがあれば、もう一回り小さくしてみようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?