制作記録 : 02 牛若丸（騎）／ウィッグ

制作期間 2021年3月～8月

①用意するもの

（1）ウィッグセット
・ストレートミディアムロング～ロングのウィッグ
・バンス（ストレートロング）
・針金
・牛乳パック
・ボンドやガムテープなど
・ヘアゴム（細かく結べるものと、普通のヘアゴム）

（2）冠
・黒のボール紙
・割り箸（角アリのではなく、丸いもの）
・紐

②ウィッグセット

前髪・横髪をつくります。（写真①）
余分な髪は一時的に後ろでくくっています。

写真①

写真のような針金と、牛乳パックの切れ端を用意します。

針金はU字に折ります

これを、ウィッグの裏からお団子の位置に通します。
写真②のように、折り目の部分でウィッグのゴムを挟むように通し、縫って固定しています。

写真②

後ろ髪を解きます。
写真③のように、針金の先端を牛乳パックの切れ端で挟んで、テープを巻き、板状にします。ボリュームを足すために、ティッシュを巻き付けました。これが芯になります。

写真③

お団子周辺の髪を、写真④のように芯に巻き付けゴムで止めます。
少しずつ後ろ髪を持ってきて、お団子の形にまとめていきます。
ある程度の量をまとめたら止めましょう。

写真④

写真⑤のように、襟足の所はある程度残しておきましょう。

写真⑤

出来上がったお団子にバンスを付け、ピンやゴムを駆使してまとめます。
最後に、お団子の根元から2センチほど離した位置で黒いたこ糸を巻き付け、お団子をしっかりまとめます。（写真⑥）

写真⑥

飾り付けて完成です。（写真⑦）

写真⑦

③冠

写真⑧のように、ボール紙から蓋・側面のパーツを切り出し、接着剤で貼り合わせます。
側面には紐通しの穴を空けておきましょう。

写真⑧蓋

写真⑧側面

紐通し穴

背面のパーツを切り出し、簪用の穴を空け、割り箸を通します。（写真⑨）
割り箸は黒く塗りましょう。

背面パーツ

写真⑨

側面の穴から紐を通し、顎の下で結んでかぶれるようにします。
ゴム紐でも良いでしょう。あるいは、ウィッグに固定してしまうのも良いと思います。

使用後の感想

・どうしてもお団子に重みが偏ってしまうので、使用時はウィッグ用の両面テープなどを使って装着しましょう。

・本当はおでこに赤い冠みたいなのも付けていますが、当時の私の技術では追いつかず･･･要検討です。