制作記録 : 02 牛若丸(騎)/防具⑤下駄

制作期間 2021年3月~8月


①用意するもの

足袋(白)と、フェイクファー(黒)、下駄(厚底)を用意します。
足袋の足首から上の長さは、膝の防具の位置などと合わせて調整すると良いでしょう。
今回は、通常丈の足袋を使用しています。

②フェイクファーを裁断

足袋をはいた状態で作業します。まず、親指から足の甲・人差し指から足の甲・小指側から足の甲、3カ所に布要の両面テープを貼ります。


上からフェイクファーを被せ、大体の大きさで裁断します。
ファーが散らかりやすいので、新聞紙などを敷いておくと良いでしょう。

③ファーのサイズ調整

ここからは足袋を脱ぎます。
親指と人差し指の間に切れ込みを入れ、外周部分など余分な布を切り、形を整えます。

④仕上げ

親指側と小指側の縁に沿って、ファーと足袋を縫い合わせます。
撮影時に保ってくれれば良いので、手縫いでざっくりと、写真の様に縫っています。

平紐で小さなリボンを作り、手縫いで縫い付ければ完成です。


このモフモフがついた足袋をはいて、下駄を履くと写真の様になります。

使用後のまとめ

・下駄を脱いでも元のイラストに近い見た目になりました。足場の悪いところなど、下駄を履けない場合も充分カバーできると思います。

・下駄を履くと、ファーの分だけ鼻緒がきつくなるので要注意です。

・通常の足袋だと靴底が薄いので、野外撮影かつ下駄が履けそうにない場合は、靴底が厚いもの(地下足袋とか)を使用した方が良いかも知れません。

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