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ARENA ムンビンについて  

INTERVIEW    Updated On 27,2022

感性的で想像が好きで、正義は勝利すると信じる男。
ムンビンの世界を遊泳したある日。
                  日本語訳


りんごを本当に上手にむいてたよ。
りんごを剥きながら撮影したのは初めてだ。笑
今日の撮影は一風変わった試みだった。
最近、ASTROのメンバーのユンサナとのユニット活動を終えた。
アルバムのコンセプトに関しては深い対話を交わしたし、僕たちの意見が多く反映されたアルバムなのできちんとお見せしたかった。結果的にはとても胸がいっぱいだった。

アルバムコンセプトに対するインスピレーションはどこから得たのか。
普段、映画やウェブトーン、ドラマから得る。例えば映画「コンスタンティン」でキアヌリーブスの退魔師キャラクターからインスピレーションをうけてアルバムにその感じを溶け込ませる。印象的なキャラクターや場面を観た時、音楽的に表現したりもする。

幼い時のムンビンはどんな子だった?
野菜を嫌う小心な子だった。
お母さんが作ってくれたキンパの中身は全部取り出して海苔とご飯だけ食べた。
キンパは塩味が付いてるじゃないですか、
それが好きだった。

幼い年でモデル活動を始め、自然に芸能界に足を踏み入れた。
それでこそ叶えられなかった夢がありますか?
どうでしょう。小学校2年生の時は剣士(剣を扱う人)が夢だった。
その後は夢のついて深く考えたことがない。
そういうことを考える暇がなかった。というのが正しいだろう。
幼い頃は清州に住んでいたけど、学校が終わったら1時間走ってソウルへ撮影に行くのが日常だった。それで夢というものがなかった。
だけど挑戦してみたい夢はある。
警察官や消防士のように名誉で正義のために戦う職業。
本当に漠然とした夢だけど。笑

正義具現派かな?
そういうのが好き。
「正義は勝利する!」

ASTRO活動も充実しているが、コメディ、ロマンスなど演技も披露した。
やってみたいキャラクターは何か?

サイコパスのような役をしてみたい。僕は正義具現派だけど、たまに映画の中の悪党が理解できる時がある。マーベルで悪者が正義の時もあるし、そんな彼らを応援したくなる時もあるじゃないですか。それからヒースレジャーの演技が好き。
彼の映画はとても感銘深く観た。「ダークナイト」での演技は忘れられない。

最近ハマった映画があるとしたら?
スパイダーマン ノーウェイホーム
3人のスパイダーマンが全員登場する時、戦慄が走ったよ。
涙も流した。

マーベルで一番好きなキャラクターは断然スパイダーマンかな?
そうですね。情感のあるキャラクターだ。身近なヒーローみたいな感じ?
突拍子もないけど頭が良くて、そういうところがヒーローではない、僕たちと似たように感じられる。

普段よく文章を書くそうだが、エッセイはどのくらい集まった?
130編くらい?

本で出版してもいいですね。
そしたら 約200編はないと出来ないんじゃないかな?
もしも本にするなら、絵も習って文の横に僕に絵を挿入してもいいと思う。

感情を表現するのが好き?
好きというより、ただ記録するだけ。
その日の空気、雰囲気、感情を溶かすが、
ただ直接的に表現することはない。
他の事物に例える。
例えば、今日の感情を青い木になぞらえて表現できるかな?

そのような創作習慣が活動に影響を与えたりもする?
そうですね。ASTROとしてであれ、ムンビンとしてであれ。
文章を書く時、メタファーに意味を凝縮するために常に想像する。
そういう想像力がステージに立つ時も大きな助けになり、演技する時もそうだ。
想像をあまりにも楽しむので良くない影響を及ぼす時ももちろんある。

どんな時ですか?
空想にあまりに深く陥ると、最悪の状況までも思い浮かべてしまう。
不安を感じたら止めなければならないのに、ずっと思い浮かんで失敗する時もある。
重要なことに集中できないとか。そういう面が否定的だが、想像を止めるには肯定的な部分がさらに大きい。

実際に冒険に飛び込んだりするのか?
半々ですね。挑戦する時もあるが、最初から試みさえしない時もある。不適切だと思ったらやらないようにする。本当にやりたくないことは死んでもしない。笑

変化を好む方ではないようだ。
曖昧です。変化が嫌いなわけではない。でも変わらずキープしないといけないものも確かに存在すると信じてる。 すごく面白いでしょ。僕の性向がそうみたいです。
現在を生きているけど、過去のない現在はなく、現在がなかったら未来もない。
全部重要なんじゃないかな。
そんな考えのために変化しようとする心と保存しようとする心が共存する。

映像インタビューに時、盗み聞きしました。
私たちはみんな完璧ではない。と言った。
はい。昔の僕は完璧主義性向が強かった。
完璧主義者として生きるのはとても大変だった。
一日中失敗したことばかりを思い出した。 それを考えたからといって良くなるわけでもないのに。完璧になるために もがこうとしたら時間が足りなかった。満足するほどの十分な時間がないのに解決だけを望むなら、それはまぐれ だけじゃないかな。
手放すことも出来ないといけない。
完璧に準備すればいいけど、残念な部分はいつも残るから。

手放したら一層楽になりました?
視野が遥かに広くなったようだ。内でなく外も見ることができるようになり、
人々の言葉にも、もっと耳を傾ける。
彼らが”本当に大丈夫だ。”
といえば大丈夫だということも知った。時間も無駄にしない。
残った時間は僕が好きなことで満たすことも知ったから。
目の前のことだけに集中していると森を見ることができない。

これから数多くの冒険が訪れるだろう。どうやって乗り越えていくのか?
冒険に備えることができないなら、体でぶつからなければならない。
最初は大変でも、すぐ慣れると信じてる。
年次休暇が増えると、そのような質問をよくする。
年次休暇を満たすほど新しく得るものは何 なのか。
その質問に対する答えを考えてみましたが、新しく何かを得るよりは次第に感覚が鈍くなる というのが結論だった。

感覚が鈍くなるとはどういう意味ですか?
新しいことにより適応するという意味だ。
ほとんど全てのことを経験したし、もう慣れたから。
ステージの上では敏感ではなく より自然だ。

怖いものはなにか?
無力感が一番怖い。
僕が何もできない状況なら、想像するだけで恐ろしい。

限界を感じた瞬間はある?
2020年だったと思う。
その時初めて休むことに対する渇望が生まれた。幼い頃から活動したからか
休みたかった。期待に応えなければならないという強迫観念も大きかった。
負担感にとらわれ、思わず自分に厳しくしたせいもあった。

休息期が心の荷を降ろすようになったターニングポイントだったろう。
その時から捨てる練習をした。
その練習も成功的ではなかった。
休むために空けてくれた時間にボーカルの授業に通ったから。
そうしているうちに本当に休んでみよう。
そう決心して近くのボクシング場に登録した。
一ヶ月ボクシングを習った。
ご飯を食べたければ食べて、寝たければ寝て、
そうやって生きていたら悪くはなかった。
精神も浄化され、大いに回復した。
強靭な肉体を持っていても精神が弱かったらだめだ。
捨てるものは捨てないと。(微笑み)

ムンビンに勇気を与える言葉にはどんなものがあるか?
慰めの言葉。
「大丈夫。よくやった。十分だ。」
数文字しかない単語だけど、その単語が与える力はすごいんだ。

今日、自分にどんなことを言ってあげたい?
がんばって。お疲れ様。

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