温泉旅【奥日光・湯元温泉】
無性に温泉に入りたくて、無性にまた弾丸旅がしたくて、一泊二日で温泉旅することにした。
もちろん、お気楽快適なひとり旅である。
ネットで鬼リサーチして、今回は人生初の日光に行くことに決めた。予約したのは奥日光湯元温泉の「紫雲荘」さんだ。
温泉に入ること自体が超絶久しぶりで、とても待ち遠しかった。
一日目。
北千住で東武鉄道の特急に乗り換えて、いざ日光へ。
ほぼ満席状態の特急「リバティけごん」に1時間40分ほど揺られ、終着の東武日光駅に到着した。
何もかも初めての景色である。
これが日光かー。
駅を出てゆっくり見回す。
駅前にはお土産屋さんや飲食店が立ち並んでいる。紫雲荘のある湯元温泉まではここからさらにバスに乗るので、バスの時間まで少し早いお昼にした。
駅前の「かまやカフェ」さんで、口コミ一番人気のローストビーフ丼をいただくことにする。まだ11時台だったからか店内にはちらほら空席があった。お店の方にうながされ、窓に面したふたり掛け用の小さなカウンターに腰をかけた。
オーダーは最初からローストビーフ丼にすると決めていたが、メニューをいろいろ眺めているうちに生ビールの文字がやけにチラつき、初日光への祝杯をあげることにしてしまった。
550円という手頃な値段なので、てっきりグラスだと思い込んで頼んだのだけれど、運ばれてきたのは中ジョッキだ。これには思わず苦笑してしまった。
安すぎだろ…笑。
ま、いいや…景気付けだ!と喉を潤す。
前菜をおつまみに飲んでいると、ローストビーフ丼が運ばれてきた。サイズが3種類あり、真ん中のレギュラーサイズにしてみたがちょうどよさそうである。
日光らしく湯波ものっている。口コミ通り、ローストビーフはやわらかくてとても美味い!薄めのスライスだが、ご飯も一緒なのでわたしにはちょうどいいボリュームだった。
温泉卵もからめていただき、とても満足のいくランチになった。
かまやカフェを出てから駅前の通りを少しぶらついて時間をつぶし、いよいよ湯元温泉行きのバスに乗り込む。
日光の電車とバスを乗り降り自由にできるフリーパスを使ったので、途中下車して華厳の滝を見に行こうと思う。
バスは東照宮への入口を横目に通り過ぎ、日光市内を進んで行った。
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