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瀬場拓郎と行くあんこう祭り(2024)
2024年11月16日(土)開催のあんこう祭りに行ってきたよ。
大洗へいく
あんこう祭りには常磐線と鹿島臨海鉄道線を乗り次いで行ったんだ。
この事実はJRと私鉄を乗り継ぐことを意味する。
普段、電車に乗りなれていない俺と彼女は果たして無事に乗り継ぐことが出来るのか?
システムのよくわからない俺は、とりあえず水戸駅の改札口を出て、鹿島臨海鉄道線の切符を買った。
前回、笠間で開かれた陶炎祭にて彼女から
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彼女「きっぷは一度に複数買うことが出来るのよ」
という情報を聞いたので、2人分の往復券を買う。
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彼女「2枚ある………」
俺「往復券だよ。ゆきって書いてある奴をまず使うんだ。わかったね」
直後、かえりの切符を改札に通して「お使いになれません」と言われる俺。
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階段を降りるともう既に電車が止まってる!
乗り込むぞッ!
座席に座る俺たち。
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彼女「おじさんばっかりねぇ」
俺「こらっ、そういうことを言うんじゃない」
また、車内では鹿島臨海鉄道大洗行きの乗車券が販売されていた。
水戸駅で買わなくてもよかったんだ。
電車が発信する。
東水戸、常澄を経て我々は大洗へ至った。
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大洗へは何回も来ているけれど、大洗駅は初めてだ。
ガルパンおじさんの俺にとってはテンションが上がる。
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彼女「それ撮るのぉ」
しかし彼女はガルパンおじさんでないので、あんまり興味がないみたい。
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改札を出る。
改札には自動改札が導入されておらず、駅員さんに渡すオーセンティックな形式であった。
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彼女「それでどこへ行けばいいのかしら?」
俺「よくわかんねぇけど、みんなが行くところへ行けばいいんじゃない?」
彼女「そうね」
俺「(間違って変なセミナー行ったりして)」
彼女「!………見て!」
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彼女「なにかしら」
俺「わからん」
あんこう祭りの会場へ
俺「ひぃ………ひぃ………もう三十分くらい歩いたんじゃないか?」
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彼女「まだ五分も経ってないわよ。しっかりしなさい」
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俺「あっ、大洗マリンタワーが見えてきた!」
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ここが会場なのだろうか。
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彼女「あの塔見たことあるわ」
俺「上ったこともあるよ。ガルパン喫茶いったでしょ。紅茶を2つ頼んだらダージリンの入ったティーポッドが2つ出てきたじゃない」
彼女「あれは大変だったわねぇ」
祭りの会場に突入する。
会場では大音量で歌が流れている。
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彼女「いばらき若旦那………!」
俺「知っているの?」
*俺の彼女は男性アイドル(特にジャニーズ系)に対して深い造詣を持っています。
彼女「テレビでやってるの、知らない?」
俺「テレビなんてほとんど見ねぇからなぁ」
彼女「若旦那はね、何かにつけてうるさいの」
とりあえずあんこうの唐揚げを買う俺たち。
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俺「あん☆☆☆の☆上げ☆さい!」
店員さん「あんこうの☆☆☆? 並ですか?」
俺「☆です!」
店員さん「すいませんもう一度お願いします!」
俺「あんこうの唐揚げの並です!」
若旦那うるせー!
俺たちの目の前で唐揚げをせっせ、せっせと詰める店員さん。
店員さん「唐揚げの大盛です」
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俺「いや頼んだの並盛………」
店員さん「え? あっ、失礼しました」
並盛の料金600円を払ったのに、大盛(1200円)分の唐揚げを詰め込もうとする店員さん。お茶目である。
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彼女「しれっと受け取っちゃえばいいのに。得したじゃん」
俺「そういうわけにはいかないよ。第一あんなに唐揚げばっかり食えるか。俺たちはこれからいろんなものを食べるんだよ」
彼女「それもそうね」
唐揚げを食べながら次の獲物を物色する。
唐揚げはすごく熱い。
噛むと汁が出てきて、それがおいしい。
あんこうは当然だが魚っぽい味で、しかし弾力があるので食感は鳥に近い。
不思議だ。
歩いていると『カキ』という文字を見つける。
食べたい。
俺「牡蠣食べる?」
彼女「いらない」
俺は牡蠣が好きだけど、俺の周りの人はみんな牡蠣が好きじゃない。
何故だろう?
というわけで牡蠣を食べる。
生牡蠣ではなく、蒸し焼きだが思ったより生牡蠣に近くでおいしい。
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三品目はあんこう汁をいただく。
今日はあんこうが絶滅するくらい食べてやるんだ。
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俺「汁熱い!」
彼女「熱いけどおいしいわねぇ」
あんこう汁を食べた我々は、その後シャインマスカットを食べ、それからアイスコーヒーとアイスティーを買った。
ドリンクのお店にはハイボールも売っていて、それが俺を誘惑するのだ。
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彼女「だめよ、あなたが飲んだら誰がわたしを車で送るの」
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俺「はい………」
最後のしめにかに・いくら丼を食べる。
おばさんがご飯にかに、かにみそ、マヨネーズを乗っけている。
俺「(あれ? 写真と違うな………)」
注文するとかに丼が出てきた。
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俺は「すいません、俺頼んだのかに・いくら丼です」
店員さん「え? あっ、すいません間違えちゃった」
かに・いくら丼は一つ1,100円で、あんまり頼む人もいなかったから間違えちゃったのだろうか。
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かに・いくら丼である
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彼女「かに食べるの久しぶり。楽しみ!」
俺「思ったよりボリュームあるな(食べきれるかな)」
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かに・いくら丼を食べる。
俺も久しぶりにかにを食べた。おいしかった。
彼女「今日のたべものはどれも当たりね!」
俺「食いすぎたよ。トイレ行ってくる」
その後、二人でセイミヤのトイレを借りる。
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俺「!!」
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こんな店内にもガルパンのポスターが侵食している………。
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しかもダージリンがセンターだ。
何も知らない人が見るとダージリンが主人公だと思ってしまうかもしれない。
トイレを済ませた我々は、大洗シーサイドステーションへ向かった。
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彼女「どこへ行くの?」
俺「決まっている! ガルパンギャラリーでグッズを買うのだ」
しかし大洗シーサイドステーションは寂れているなぁ。
空き店舗ばっかりだ。
やっぱり作りというか、デザインがありきたりなんだよな。
ここにしかないもの! ってのがないんだよな。
おっ、もうすぐガルパンギャラリーだ。
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俺「!!!!」
俺「すごく並んでいる! コロナ対策かなんかだろうか」
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彼女「並ぶのぉ?」
俺「並ぶ」
彼女「わたしセリヤ行ってるね」
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おらっ、最後尾だッ!
ガルパンギャラリーでTシャツと眼鏡拭きを買う。
その後、彼女とセリヤ前で合流する。
俺「あっ、ダメだ」
お腹痛い。トイレ行ってくる。
食べすぎたかな………。
トイレへ走る。
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俺「うっ!!!!!」
ちょっと出てしまったかもしれない。
いやまだセーフか。
最新の注意を払ってトイレ向かう。
俺「セーフだった」
その後、まいわい市場でお土産を買って、我々は大洗を後にした。
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俺「猫だ!」
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彼女「猫だ!」
瀬場拓郎と行くあんこう祭り(2004) 了