『花の舞う街』への想いを書き綴った 【感想】

ただいま私は KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia 感想ブログを絶賛執筆中なのですが、その中で『花の舞う街』のことを異常に長く語りたくなってしまったので、この曲についてだけ別枠として書きます。

私的Fantasia初日は3/31の大阪昼公演。このときはまだユダ以外の曲が披露されることはファン側は誰も知りません。

亀梨くんと中丸くんのソロ曲が終わり、まず映像が流れ始めた。順番的に次は上田くんソロのはずなんだけど、あの温かで優しいタッチのイラスト(後に鉄拳さん作だと判明)が『ユダ』の世界観だとはどうしても思えなくてかなり混乱。
ストーリーも日常にありそうで少し寂しさもある男女のお話で、えっ???となっていた。そうしたらステージ上にマイク一本持ったシンプルな白衣装の上田くんが静かに出てきたものだから、もしやアカペラ?今年もカンタービレやる?とパニクる頭で考えたりした。
するとイントロが流れ始め、
モニターには『花の舞う街』の文字が……。

本公演一番の歓声とも悲鳴とも聞こえる声が会場から沸き起こり、私を含め前列左右のお姉様方みんな号泣。このときの衝撃と感動は一生忘れません。
だって『花の舞う街』だよ?ライブDVDで何十回も見て、上田くんの歴代ソロで一番好きで、でもブレレコ(2009)・マウピ(2010)以来見ることのできない過去の名曲のような存在だったこの曲を2023年になって生で聞けるなんて……。多分15TH以前のゴリゴリビジヤン期(金髪ツンツンヘア)の上田くんだったら花街が披露されることはなかったんだろうなと、数年前より大人の余裕があって雰囲気がかなり柔らかくなっている今の上田くんを思いながら考えた。
本当にありがとう。
上田くんの歌声が本当に優しくて歌唱力がすごすぎてバケモノだった。(全く花街にふさわしくない例え)すべてを包み込んでくれるような甘い声は紛れもなく甘栗時代の上田竜也でした。
桜が咲き誇る3月にこの曲を聞けたことは運命と言っていいだろう。「サラサラと花ビラが舞い踊り彩づく街」の歌詞が、ライブ前に見てきた大阪城ホール周辺の桜並木を想起させた。鉄拳さんのパラパラ漫画のストーリーも良くて涙腺崩壊。
上田くんが表現力の塊であることは重々承知していましたが、こんなにも"優しい春"を飾る人であることに改めて驚きました。
以前亀ちゃんと中丸くんが、上田くんのことを「四季がある男」と表していたのがとても印象的だったのですが、このときの上田くんはまさしく"春"の上田竜也でした。

素敵なサプライズをありがとう。
これからも表現者としての上田くんの姿をもっと見られますように。



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