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シャーマニック・ドリ ーム・ラウンジ

初めての記事です。
あれこれしてる間に時間が過ぎてしまいました。

マヤの遺跡から発掘された古代の笛や南米シャーマンの用いる呪術的音具、ネ イティブ・アメリカンのフルートとフレームドラム、口琴や金物楽器を用いた 岡野弘幹の演奏と、DJ MOOKY のビートやリズムトラックのエレクトリックなサウンドが映し出す呪術的世界。即興で絡み合い奏でられるセッションの共振。それがどんな時空を生み出したかは、「グラストンベリー」の「グリーン・フューチャーズ」からオンライン配信された映像を観てほしい。

「グリーン・フューチャーズ」から岡野弘幹さんに中継参加のオファーが入り、彼がオンライン出演のコンテンツとして選んだ作品が、「シャーマニック・ドリ ーム・ラウンジ」のライブ映像である。岡山県にある会員制古民家ラ ウンジ「円◎結(まるむすび)」で昨年の9月に開催された三回目の「シャー マニック・ドリーム・ラウンジ」での記録映像、岡野弘幹さんとDJ MOOKY による ライブ・セッションを収めたものだ。

シャー マニック・ドリーム・ラウンジ

50 周年という節目の年を迎えた「グラストンベリー」も、コロナの影響で開催 が見合わされ、配信によるオンライン開催となった。

ロッキンオン記事-2020年グラストンベリー

今年 50 周年を迎えた世界最大級の音楽フェス「グラストンベリー」は、”愛と 平和の三日間”として知られる伝説のフェス「ウッドストック」(1969 年)の 翌年からスタートした。30 万人が牧場に集まり、あらゆる聖俗のエンターテイ メントが提供される中で、「グラストンベリー」の精神を継承する軸が「グリ ーン・フューチャーズ」というオーガニックでスピリチュアルなフィールドで ある。年々巨大化する「グラストンベリー」で、”グラストンの良心”と言われ る「グリーン・フューチャーズ」フィールドとはいったい何なんだろう。

20 年ほど前に「グリーン・フューチャーズ」で DJ として出演した。ステージ の電気は自転車を改造した人力発電機で供給され、ステージが面白ければ自転 車発電機に”こぎ手”が集まり、発電されてスピーカーから音が出る。”こぎ手” がいなければ音が出ないという究極の発想は、エネルギーや環境への意識を自 らが行動して解決し、同時にそれが自分以外の人に楽しみを提供するというア クションとして成立している。そんなことが当たり前に行われている「グリー ン・フューチャーズ」という場、そこに集う人たちの笑顔と優しさ、それは、 「美しき緑の星」という映画で描かれた星の住人たちの世界そのままである。 「グリーン・フィールド」での滞在は、自分にとって人生に影響を与えるほどの体験が詰まっていた。

岡野弘幹さんという音楽家は、広島の原爆の残り火である「平和の火」を分灯し、 その年の「グラストンベリー」に運んだ。その目的は、「平和の火」をシンボ ルにして、世界平和の願いを込めたセレモニーを、「グラストンベリー」のメ インステージで行うというものだった。セレモニーに向けて、日本から参加し た仲間たちとともに、そのセレモニーのお手伝いをした。何万人という人がフ ィールドに集まり、セレモニーは進行した。祈りを共にする人たち、湧き上が る歓声、岡野弘幹さんと音楽家による演奏.... そこには国境や人種を超えてひとつ になる”愛と平和への思い”が共振して、巨大な”共鳴磁場”を生み出した。その エネルギーに触れたとき、「ウッドストック」の精神、そこでの音楽とは正に これなのだ!と実感した瞬間だった。「グラストンベリー」に「平和の火」を 灯し、「グリーン・フューチャーズ」でリスペクトされる日本人が、岡野弘幹さんという音楽家なのである。こうしたオルタナティブな情報を伝えるメディアは 少なく、また、商業化する日本のフェス事情の中で、伝えられてこない大切な ことだと思っている。

グリーン・フィールド今年のオープニング映像

以下、パートナーの純子さんの投稿から。「昨年夏至のグラストンベリーで岡野がご一緒させて頂いたWisdom Keepersからのメッセージムービー。日本からは、12月にご一緒した、かみんちゅの大石さんが日本を代表するシャーマンとして招待されています。」「耳を傾けるときが来ています。」

https://www.wisdomkeepers.earth/are-you-listening?fbclid=IwAR28B88m5XGHSYcko54D1WdJ_OPQguC9EbRtkIG3ts9FEb8aSUQ_nToaVIU

大阪の老舗ジャズクラブ「ロイヤルホース」で開催された「Sound Gate」の Vol.5『Shamanic Dream Lounge』本番日の前日が、「グラストンベリー」 のオンライン開催の配信日だった。3 月に開催を予定していたライブが、コロ ナの影響で6月に延期されてからのシンクロである。この多次元宇宙的なタイ ミングは、『Shamanic Dream Lounge』に向けた采配の妙であったと受けと めている。  「ロイヤルホース」での「Sound Gate」Vol.5『Shamanic Dream Lounge』 は大成功を収めた。その模様は次回の note で紹介しますね。



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