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【臨床論】図解イラストとゴロ合わせで簡単「熱型(稽留熱・弛張熱・間欠熱・波状熱・周期熱)」の覚え方

【2021/08/04 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【一般臨床論】【臨床医学各論・総論】
 ⏩熱型   についての解説


こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長 です。

熱型というと「稽留熱」「弛張熱」「間欠熱」「波状熱」「周期熱」などがあります。大抵の人は国家試験以降で見ることはないので丸暗記で大丈夫です。


【一般臨床論】発熱について

発熱は感染症・悪性腫瘍・膠原病・内分泌疾患・代謝性疾患・アレルギー性疾患など種々の病態で生ずる。


【稽留熱(けいりゅうねつ)】
 体温が持続的に高いが、日内変動が1℃以内のものを言う。

【稽留熱になる疾患】
 ▶腸チフス
 ▶肺炎
 ▶髄膜炎
 ▶粟粒結核

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【稽留熱のゴロ合わせ】
 経理いない?ゾクッ超ハズい!

 経理(稽留熱)、いない(1℃以内)ゾクッ(粟粒結核)超(腸チフス)ハ(肺炎)ズい(髄膜炎)!



【弛張熱(ちちょうねつ)】
 体温が持続的に高いが、日内変動が1℃以上を超えるものをいう。

【弛張熱になる疾患】
 ▶敗血症
 ▶肝腫瘍
 ▶膠原病

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【弛張熱のゴロ合わせ】
 事情は異常。負けた観光

 事情(ちちょうねつ)は異常(1℃以上)。負けた(敗血症)観(肝腫瘍)光(膠原病)


【間欠熱】
 日内変動が1℃以上あるが、低いときには正常体温まで下がる熱型

【間欠熱になる疾患】
 (弛張熱と同様の疾患)
 ▶敗血症
 ▶肝腫瘍
 ▶膠原病

【間欠熱のゴロ合わせ】
 簡潔に言うと弛張熱と同じ

 簡潔(間欠熱)に言うと弛張熱と同じ(敗血症・肝腫瘍・膠原病)


【波状熱】
 発熱期と無熱期が不定期に来る状態

【波状熱になる疾患】
 ▶ホジキン病

【波状熱のゴロ合わせ】
 波は不定期に保持

 波(波状熱)は不定期に保持(ホジキン病)

【周期熱】
 高熱期と無熱期が周期的に来る状態

【周期熱になる疾患】
 ▶マラリア

【周期熱ゴロ合わせ】
 周期的(周期熱)にマライア(マラリア)


低体温について

低体温は甲状腺機能低下症・慢性消耗性疾患などで持続的になることがある。

外傷・大量出血・急性の重篤疾患では急速に体温が低下する。

【低体温になる疾患】
 ▶甲状腺機能低下症
 ▶慢性消耗性疾患


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