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【登録販売者:第1章】医薬品の本質

【2023/12/01 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【第1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識】
 ⏩ 医薬品の本質  について

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こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長もぬけ です。

【まとめ】重要なポイント

【一般用医薬品の定義】
 医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの
※ 要指導医薬品を除く
✘ 作用が穏やかなもの


【第1章】医薬品の本質

医薬品は、多くの場合、人体に取り込まれて作用し、効果を発現させるものである。

【医薬品の定義】
 人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること。
 または人の身体の構造や機能に影響を及ぼすことを目的とする生命関連製品

【医薬品とは?】
 ▶人体にとっては異物(外来物)
 ▶作用は複雑かつ多岐にわたる
 ▶すべては解明はされていない
 ▶必ずしも薬効のみをもたらすとは限らない
 ▶副反応を生じることもある。

【薬効とは】
 人体に取り込まれて作用し、期待される有益な効果のこと
 ⇔副作用

殺虫剤や検査薬は人体には使用しない医薬品ですが、誤って使用することで人の健康に影響を与える場合があります。

【殺虫剤】
 誤って人体にさらされたりすることで健康を害する恐れがあります。

【検査薬】
 検査結果について正しい解釈や判断がなされなければ医療機関を受診して適切な治療を受ける機会を失うおそれがある

このように保健衛生上のリスクを伴うものであることに注意が必要です。


医療用医薬品と比較すればリスクは相対的に低いと考えられる一般用医薬品であっても同様なので、科学的な根拠に基づく適切な理解や判断によって適正な使用が図られる必要がある。

医薬品は、効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達されることを通じて、購入者が適切に使用することにより、初めてその役割を十分に発揮するものである。

医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。

過去問出題

【医薬品の適切な伝達】
 ▶効能効果
 ▶用法用量
 ▶副作用
 などの必要な情報が適切に伝達されること

上記のようなものを理解した購入者が適切に使用することではじめて医薬品としての役割を十分に発揮します。

そうしないとそれは単なる「薬物に過ぎない」。

そのため、一般用の医薬品にも添付文書や製品表示に必要な情報が記載されています。

【一般用医薬品】
 一般の生活者が自ら選択し、使用するもの
 ※医療用医薬品と比較すると相対的にリスクが低い
 ※適切に使用しなければならない

一般人(一般の生活者)が医薬品の説明を見て、全てを理解するなら薬剤師も登録販売者不要ですよね。

なので彼らが誤解や認識不足を生じ愛用に専門家が販売の際に関与するというわけです。

登録販売者や薬剤師は、上記の生活者の相談にも対応する必要があります。


医薬品は知見の積み重ねによって有効性・庵税制に関する情報が蓄積されており、随時新たな情報が付加されるものです。

登録販売者・薬剤師は一般用医薬品の販売に従事する専門家においては、これらに円滑に対応できるよう常に新しい情報の把握に努める必要があります。


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