【病理学】胃癌について

【2023/02/18 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【病理学】【臨床医学総論】【一般臨床医学】
　⏩　胃癌　についての概要

オンラインで国家試験を学ぶなら森元塾

こんにちは！
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長もぬけ です。

【病理学】腫瘍細胞の異形成についてはこちらから

【病理学】悪性腫瘍の病期分類についてはこちらから

【衛生学】胃癌と悪性腫瘍の疫学

【わが国において罹患率】
　第1位：肺
　第2位：大腸
　第3位：胃
　第4位：膵臓
　※国立がん研究センターによる集計（2021年）

2021年度において悪性腫瘍の死因では、胃癌は男性3位、女性は5位となっています。
年々変わりますので、毎年確認をしておきましょう。

【性差】
　男性：女性　３：２

【胃癌のリスク因子】
　▶加齢
　▶塩分のとりすぎ
　▶喫煙
　▶ヘリコバクターピロリ菌
　など

【疫学的胃癌の相関性がある菌】
　▶ヘリコバクターピロリ菌
［その他の危険因子］
　▶ニトロソアミンの接種
　▶萎縮性胃炎の存在

【増加と減少】
　近年減少傾向
　理由：診断学の進歩・集団検診

【胃癌の大別】
　▶乳頭腺癌
　▶管状腺癌
　▶低分化腺癌
　▶印環細胞癌
　▶粘液癌

【胃切除後に見られる症状】
　▶ダンピング症候群

【早期胃癌で体重減少は？】
　▶見られない
　※やせをきたさない

【Schnitzler（シュニッツラー）転移】
　シュニッツラー転移とは、胃癌から癌細胞が腹腔内にこぼれてダグラス窩に定着し、転移巣を形成したものをいう。