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【臨床医学】AEDを使うためには?緊急時の診察「一次救命」について

【2024/04/28 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【臨床医学各論】【一般臨床論】
 ⏩ 一次救命処置 についての解説

こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長 です。



【臨床医学】AEDについて

AEDとは自動体外式除細動器のことで主に「心室細動」・「無脈性心室頻拍」の際に使用されます。

心静止・心房細動・房室ブロックなどでは使用されませんので注意が必要なポイントです。

【AEDの覚えるポイント】
 ▶心室細動・無脈性心室頻拍で使用する
 ▶パット設置には衣服を脱がす必要がある
 ▶医師の同意・指示は不要である
 ▶だれでも使用可能である
 ▶通電時は接触しない

【AEDの覚え方】
 ■心「室」細動で起こることを覚える


【臨床論】救命処置(一次救命)について

救急処置を一次救命とも言います。

一次救命では「A」「B」「C」の救助を行ないます。
この一次救命の流れをBLSとも言います。
※実際にはC→A→Bの流れで行う(日本版救急蘇生ガイドライン2010)


簡単に言うと道端で人が倒れていた場合に救急車が来るまでにしておくことです。

【一次救命について】
 ▶A:気道確保
 ▶B:呼吸管理
 ▶C:循環維持
 ※A:Airway B:Breathing C:Circulation

【ABCそれぞれの対応について】
 ▶A:頸部を後屈
 ▶B:人工呼吸
 ▶C:心マッサージ・胸骨圧迫
 ▶B・Cを合わせて「CPR」(心肺蘇生法)

【注意するポイント】
 ▶人工呼吸は省略可能になりました。

【AEDは一次救命に入りますか?】
 ▶一次救命です。


  実施者も守らなければ行けないため感染症の恐れがある吐瀉物があるなど人工呼吸が行えない場合は胸骨圧迫のみでも問題ありません。

【CPRについて】
 ▶強く・早く・絶え間ない胸骨圧迫を行います。
 ▶胸骨圧迫は成人では5㎝沈む強さで行います
  (小児:胸の厚さの3分の1)
 ▶圧迫回数:100回/分
 ▶人工呼吸 30:2
  実施者が2人以上いる場合は、人工呼吸中も圧迫を行ないます。


二次救命以降について

二次救命とは救急救命士や医師が行う救命処置のことです。

「D」から「I」までありますがそこまで(国家試験的には)重要ではありません。

【DEFについて】
 ▶D:薬物
 ▶E:心電図モニター
 ▶F:除細動

AED(自動体外式除細動器)・緊急時の診察まとめ

現在ではコンビニなど至るところにAEDは設置されています。専門的な知識は不要ですので、人が倒れていたら迷わず使用するように心がけたいですね。

日本昏睡尺度というJCS(ジャパンコーマスケール)についてもバッチリでしょうか?

緊急時の対応として一緒に覚えておくとまとめやすいですよ。


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