【はじめての東洋医学】聞いて・読んで覚える「膀胱の生理作用について」の考え方
【2022/03/26 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。
こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長もぬけ です。
今日は膀胱の生理作用について学習していきましょう。
西洋医学の「膀胱」に関しては、下記の記事をご確認ください。
【東洋医学】膀胱の生理作用について
膀胱の生理作用は1つです。
【膀胱の生理作用】
▶ 貯尿と排尿
東洋医学では蓄尿のことを貯尿といいますので、この部分だけ押さえておきましょう。
【東洋医学】貯尿と排尿
そのまんまですね。膀胱の機能は、尿を貯めることと排出することです。
これらをまとめて膀胱の気化機能という様に言います。
食べ物や飲み物から取り込まれた水分(水液)は人体に取り込まれると津液となり、全身を潤して行きます(滋潤)。
人体で一通り使われた津液は、腎が循環させて再利用するかいらないから排出するかを分別します。
要らなくなった方の津液は尿へと変化されて膀胱に溜められます。
このタイミングで津液という人体に必要なものから尿といういらないものに変えられました。
この気血津液が別の物質に変えられることを気化といいます。
そのため膀胱の気化機能や腎の気化機能と呼ばれたりしているわけです。
気化作用というのは気の5つの作用で説明をしています。
他の機能が思い出せないなっという方は復習をしておきましょう。
膀胱は腎から送られた尿を保存し、尿が一定量に達すると体外へ排泄されていきます。
このような機能は腎の気化作用と固摂作用が深く関係していると言われています。
腎の機能が失調してしまうと尿が作り出せなくなることで排尿障害になったり、尿を溜め込むことができなくなる頻尿が起こります。
腎の機能は年々衰えていきます。
そのため高齢になるにつれて頻尿になったり、尿量が減ったりするのはこのためと東洋医学では考えられています。
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