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【東洋医学概論】ゴロとイラスト簡単「五行色体表(五行学説)」の覚え方

【2022/05/19 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

このノートは
【東洋医学概論】五行色体表についての覚え方 
についてをまとめています。

こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長のもぬけです。

1年から3年までの間、ずっとつきまとってくる五行色体表についてまとめてみました。

国家試験で必ずといっていいほど出題されます。
たまにしか出題されない問題をおぼえるのと、毎年1問は出題される問題どちらを覚えるほうがお得でしょうか。

五行色体表に関する問題ですが、表を丸暗記しているだけだと「あれ?どれだっけ?」となりがちです。

表を丸暗記しつつ、ゴロやイメージを脳に印象をつけていけばより一層忘れにくくなると思いますので今回は三段構えで覚えていきます。

▶︎五行色体表
▶︎イメージ
▶︎ゴロ

この流れで確実に覚えていきましょう。


【東洋医学】五行学説とは

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五行学説では、宇宙間のすべての事物は全て木・火・土・金・水という5種類の物質の運動と変化によって生成すると考えている。

まぁ無理やりな感じがありますよね。
無理やり5種類に分けたらこうなりましたって言うのが五行色体表です。

たしかに当たっているなーとか思うところもありますが、それは結構無理があるんじゃないかなーと思うところもあります。

臨床的に使うか・使わないかは一旦端っこにおいて国試合格のために丸暗記していきましょう。

先にお伝えしておきますがゴロはかなりふざけたゴロになっています。
すいません。


【五行色体表】性質(せいしつ)について

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【五行の性質のイメージ】
【木】曲直(きょくちょく):木が曲がりながら上へ伸びていく様子
伸びやか・昇発・柔和・条達

【火】炎上(えんじょう):炎が燃え上がる様子。

【土】稼穡(かしょく):「稼」とは植え付けること。「穡」とはを取り入れること。

【金】従革(じゅうかく)=たやすく変化する・常に変化していくこと。

【水】潤下(じゅんか・じゅんげ):水は潤し、下に向かう。

【五行の性質のゴロ合わせ】
これは特性なのでゴロとかはありません。


【五行色体表】五臓(ごぞう)について

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肝・心・脾・肺・腎ですね。3年生になった頃には覚えている人がほとんどだと思います。
が改めて見ていきましょう。 

【五臓のイメージ】
 特にありません。

 

【五臓のゴロ合わせ】
 ゲームのしすぎで「肝心な日に廃人」です。
 でも五臓はほとんどの人もう覚えているでしょ…


【五行色体表】五腑(ごふ)について

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胆・小腸・胃・大腸・膀胱

【五腑のイメージ】
【木】胆  :肝の表裏関係が「胆」です。西洋的にも場所が近く、肝胆はセットで認識しやすいですね。

【火】小腸 :心の表裏関係が「小腸」です。ここが覚えにくいところではありますが、漢字の心構えって「小」って書きますよね。 「快い」って感じに私はそれで覚えました。

【土】胃:脾の表裏関係が「胃」です。これも肝と同様「脾胃」とひとまとめにされることも多くあります。消化器系でひとくくり。

【金】大腸:肺の表裏関係が「大腸」です。なんで「肺」の裏が大腸なんでしょうか。昔の人の考えることはよくわかりません。

【水】膀胱:腎の表裏関係が「膀胱」です。膀胱も腎臓もカラダの水が集まるところなんでわかりやすいですね。

【五腑のゴロ合わせ】
「短小で偉大な棒」らしいです。深くは語りません。


【五行色体表】五方(ごほう)について

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東・南・中央・西・北

【五方のイメージ】
【木】東: 東に行けば木材が取れたとか

【火】南:南に行けば暑いから

【土】中央:人が多く土埃が舞うからとか

【金】西:西に行けば金が取れたとか

【水】北:北に行けば冷たいから

【五方のゴロ合わせ】
 東南(中央)西北(とうなんしゃーぺー)真ん中に「中央」

 中央をのぞいたら「とうなんしゃーぺー」の麻雀の並びになっています。


【五行色体表】五色(ごしょく)について

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青(せい)・赤(せき)・黄(おう)・白(はく)・黒(こく)

【五色のイメージ】

【木】青:昔の人って青=緑でした。今も青信号と書いていながらどう見ても緑色ですし、青葉とかも緑色です。なので木の葉の色のこと

【火】赤:火は赤い。

【土】黄:土は黄色い。

【金】白:「金」ってゴールドのことじゃなくて、「鉄」アイアンのことです。なので、白っぽい色してますよね。

【水】黒:海の奥の方行けば真っ黒だから

【五色のゴロ合わせ】
 「青・赤・黄」  「白・黒」。(あおあかき・しろくろ)

 特にゴロはありません。3と2に分けて覚えると覚えやすい


【五行色体表】五時(ごじ)について

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春(しゅん)・夏(か)・長夏(ちょうか)・秋(しゅう)・冬(とう)

【五時のイメージ】
【木】春:木が生い茂るのも「春」ですが、先ほどの五色「青」と組み合わせて「青春」です。

【火】夏: 夏は暑い。

【土】長夏(ちょうか):梅雨のことです。中国では、夏の後に梅雨が来るそうです。

【金】秋:枯葉の色が黄金色っぽいとかで覚えますか?(適当)

【水】冬:冬は寒い。


【五時のゴロ合わせ】
 「春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)」真ん中に長夏

 春夏(長夏)秋冬です。ヒルクライムです。
 もうヒルクライムも古い時代になってきました。

 真ん中に長夏を入れるのを忘れずに


有料記事も上記のようにすべての五行色体表のイメージとゴロをまとめています。
※五行色体表を画像にしてるため件数が多く表示されています。

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