【登録販売者：第3章】小児鎮静薬・小児の疳

【2023/12/01 更新】このアカウントは登録販売者の国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【第3章：主な医薬品とその作用】
　⏩　小児鎮静薬
　⏩　小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤
　　について

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オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長もぬけ です。

【森元塾】登録販売者過去問徹底解説ガイドブック｜森元塾@国家試験対策｜note

【疳の虫に有効な漢方処方製剤】
　▶柴胡加竜骨牡蛎湯
　▶桂枝加竜骨牡蛎湯
　▶抑肝散
　▶抑肝散加陳皮半夏
　▶小建中湯

【カンゾウ】
　グリチルリチン酸の摂取量が多くなる

過去問出題

【カンゾウのゴロ合わせ】
　勘ぐり
　勘（カンゾウ）ぐり（グリチルリチン酸）

【概要】小児の疳の概要

小児では、特段身体的な問題がなく、基本的な欲求が満たされていても、夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状が現れることがある。

他者との関わり等への不安や興奮から生じる情緒不安定・神経過敏が要因のひとつといわれていますが原因はいまだに不明です。
もうひとつ睡眠のリズムが形成されるまでの発達の一過程とも考えられています。

上記のように不明点が大きい小児の疳の虫は生薬や漢方を用いて改善をこおろみます。

【小児の疳の生薬】
　▶ゴオウ、ジャコウ
　▶レイヨウカク
　▶ジンコウ
　▶リュウノウ
　▶ユウタン
　▶チョウジ
　▶サフラン
　▶ニンジン
　▶カンゾウ

身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状については、成長に伴って自然に治まるのが通常です。

発達段階の一時的な症状と保護者が達観することも重要であり、
小児鎮静薬を保護者側の安眠等を図ることを優先して使用することは適当でないとおぼえておきましょう。