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キーボードから放たれた一文字が誰かを苦しめる フリックしたその言葉が誰かを救っていく 誰も意図はしてない、印象操作は偶発的。 だからタチが悪い。 もう二度と左右されたくなくても、 言葉は軽々しく現れる。 僕達は私たちは逃げ惑うしかないのか。 素人のプロパガンダに加担していいのか。 吐き出す言葉は人を作る。
他人の訃報を聞いた時ほど、 自分の生を感じざるを得ない。 お葬式もお別れの会も、極論生きてる人のためのものだ。 生きる人たちのエゴによって執り行われる。 粛々した気持ちと共に、 自分の余生を案じる人。 次は自分と考える人。 しめしめまだまだ生きられるぞと思う人。 亡骸を見て、生きてるという実感に咽ぶ人。 と、同時に お葬式は死んだ人間の最後のご奉公の場でもある。 つい二、三日前まで生きていた人のことを、 昔の偉人が如く喋っている。 過去の過ちなんかは消え去り、 素敵な部
矛盾を愛せ 筋道立てるな 崩れるが落ちの道のりや だからこうだが通じない お鞭撻を乞う膝下と 靴が空見て笑ってる 愛していたって離れてく 真面目だって使われる みすぼらしくて世界を作る 大人だって嘘をつく 悲しく、苦しく、醜く、退く だからこそ、矛盾は美しいのだ
私は迷っていた。 私は音楽がやりたかった。 私の家庭は音楽とは無縁であった。 クラシックの英才教育でもなく、高校ではバンドをやるのはキモいという感じであった。 かくいう私も音楽は疎かった。 そんな日も過ぎ大学生。 孤独を知った。 大学の仲間と信頼を掴めなくなり、 一人で行動するようになった。 一人でいると、自分の苦しい過去を思い出した。 小学校中学校いじめられてから、頭の中に見知らぬ声が聞こえるようになった。 その声はとても大きく、厄介だった。 普通を強要するあいつらに、想
思考の罠にはまるな、この世は行動が支配する。 ああ悩みすぎている民よ。 悩むな、突き進め。 案外死ぬことはないんだから。 人は全てを壮大に見過ぎている。 日々はもっと慎ましく、清らかで優しいものである。 それでいて、やさしく進む強さがあればいいのだ。 ああ、悩み過ぎている民よ。 世の中は確かに、迷う材料でできている。 動画や広告、噂話に痴話喧嘩。 簡単に左右される。 取捨選択のリテラシーが欠如しているのだ。 自分の正しいものを選び、何かを犠牲にする。 全てできるなんて思わ