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虎の巻


虎の巻という言葉の語源になった
六韜三略という兵法書から

どうやって将を見つけるかというところに書かれている事です

まあ、リーダーはどんな人がいいかという話ですな

トップやリーダーの条件

『五材と十過』

五材の5つの条件 
勇、智、仁、信、忠

・勇気があれば人から侮られません

・智恵があればかき乱されることはありません

・仁愛があれば人々から心服され尊敬されます

・信用があれば信頼を集めることがでます

・忠実であれば野望や野心がないので裏切りません


「十過者とは十の欠点のある人」の事です。

勇気というというより気持ちが逸って死を軽く考え恐れない人

短気でせっかちな人

欲深で利益ばかり考えている人

仁愛がありすぎても厳しさに欠ける人

智恵はあるけれども臆病な人

どんな相手も簡単に確認もせず信用する人

清廉であって人にもそれを要求する人

知識がありすぎて決断できない人

意志が強くても なんでも自分でやりたがる人

優柔不断でなんでも人任せにする人


勇にはやって死を軽んずる相手       →挑発して攻める。

短気でせっかちな相手            →持久戦にもちこむ。

欲が深くて利益を好む相手          →賄賂を贈ってだきこむ。

仁がありすぎて厳しさに欠ける相手     →手段をこうじて疲れさせる。

智はあるけれども臆病な相手        →策を使って行き詰まらせる。

どんな相手も軽々しく信じる相手      →いろんな方法で騙し欺く。

清廉であって人にもそれを要求する相手  →侮辱して怒らせる。

智がありすぎて決断が出来ない相手     →すかさず攻撃をかける。

意志が強くなんでも自分で処理する相手  →どんどん仕掛けて疲れさせる。

意志が弱くなんでも人任せにする相手   →だまして計略にかける。


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