見出し画像

ラジオネーム なし

たまにこの名前を聞くけど彼、又は彼女は自分の素性を明かす事なく※1ネタメールを送ってくる。
たまらなく潔いと思う。
鋭い切り口で笑いをかっさらう。
実に素晴らしい。


※1 ここでコツコツとお笑い芸人さん等で読まれる事がハガキ職人のステータスであり、番組グッズノベルティ(非売品)をゲット出来るポイントに繋がる。そこから放送作家への扉を開く人もいるのだ。
ラジオネーム なし さんはそれら全てを放棄して自分の身元を明かさず面白いメールを投稿してくる。
きっと、こういうスタンスの人はいつの時代も居てたのかもしれない。そう、匿名希望である。
それが『なし』にコンパクトに収まったと見ている。
お住まいの県も、性別も電話番号も明かさない謎の存在。
誰に共有することも周りに知られることもなく投稿した本人だけが享受しえる誰かに読まれたぞ、という幸福と達成感を受け止めれる。
俺ならスキップしちゃうね。
できないけど。
ドラクエⅢでいう『ひとり勇者様の冒険』みたいなものである。

『なし』を符牒としてある時に一斉にみんなしてメールを送り出したらラジオ局は大混乱しそうだなァとニヤニヤしてる。
すぐ文体でバレるけどね。

あ、この記事前にも書いたかもしれません。ごめんね。