マガジンのカバー画像

人生は素敵な旅である

21
「人生は素敵な旅である」 大好きな街で娘の成長が見られ、潮騒の聞こえる暮らし。今日も風に吹かれています。ラッキーなことに、私は南の島escapeした。
運営しているクリエイター

#海外放浪

ボラカイ島/イメージページ

何年か前初めて桟橋もないこの島のビーチに、ジャバジャバと膝までつかりながら上陸したときは、 感動というか・・・「きっとこの島には  世話になる・・・」そんな気がした。 それから僕らは、入れ替わり立ち替わり、この島に通うことになる。 真っ白い砂にあふれた、  リーフに囲まれた海は2つの顔を持っている。 鋭く海面を切り裂く、スラロームに適した広く浅い海面。もう一つはややウェイビーな、強いブローのはいる海面。 そしてリーフを一つ出ると、強く吹き続ける風と、足元で崩れる波を

ボラカイ島 vol.2/悪ガキ放し飼い

当時、僕らは週末になると三浦や葉山近辺で車の上にBOARDを乗せて 遊びほうけていた。葉山に葉山牛の牧場があって、 そこに当時溜まっていた。 そこに置いてあった一冊の「HI-WIND」にBORACAY特集が 組まれていたのだ。それをじっと見つめる佐藤ちゃん...。 「ここに行きたい!」それがこのツアーの始まりだった。 早速、休みを合わせ僕らは南の楽園へと 胸を踊らせることとなる。私はvol.2からの参加になったが... 私の家が上野なので、出発前夜上野に集合とした。 それ

パラオ/賛美歌の聞こえる島

重いdive荷物背負って成田から旅立った。 成田→グアム→サイパン→ここで乗り換えだ。 ヤップ島→そして、パラオ!やっと着いた。 目指すポイント名その名は「BLUE HOLE」日本の海とは違う深い深い色をしている。 「潜行します。」女の子のかけ声で一同潜行開始……。 7人全員落ちて行く、深く…深く…。 ここは本来、人間の立ち入ってはいけない場所、 海の神様と魚だけが立ち入ることを許されている。 コポコポコポ……下から上がってくるエアーは銀のお皿。 7人の吐き

初めてのアメリカ放浪記6/最終回

ロスアンゼルス→サンディエゴ 旅行者を丸裸にする街ベガスや、 LAの熱い夜にはこりごりなので再び旅に出た。 今度の目指す街はサンディエゴ。 そこではひたすら動物園や、水族館を回った。 サンディエゴ・シーワールドは本当に面白かった。 特にアシカのショーはアメリカならでわのJOKEが忘れられない。 サンディエゴ→ティワナ(メキシコ) そこから少し走るとアメリカとメキシコの国境線だ 。 何と10車線/10車線位の対向で、 向こう側が霞むくらいに遠いい! 何か、パ

初めてのアメリカ放浪記5/大事件!

ロスアンゼルスの熱い夜... LAは当然だが都会で何か丸の内みたいだなーーなんて思っていたが、 なかなか見て回るところはあるもんで、この旅の記念に左耳にピアスを開けた。 でっかい金のリングのピアスぶら下げ、サングラスして気取って歩いていると、 向こうから塗り壁のような大男が歩いてくる。 白人のくせに俺に道を聞くではないか!?俺もついに観光客を越えたか! なんて思って単語の羅列で答えた。お礼にコーラをおごるって言うもんで 一緒に店にはいる。彼の名前はギャレー日系の

初めてのアメリカ放浪記3/ラスベガス編

マホービ砂漠→ラスベガス 砂漠を走ること6時間、 ここが映画「カジノ」の題材になった街だ。 本当にここは砂漠の中のオアシスだ!! シーザスやトロピカーナなど、それはそれは素敵なホテルが建ち並ぶ。 でも当然そんなそんなとこ泊まれるわけもなく「モーテル6」に 約20$で宿を取った。そして、砂漠で真っ黒になった体を冷やすため、 プールに飛び込む!「フ~~~~~・・・セーフ!・・・」 勘違いしてたんだけど、夜になるとカジノが開くんじゃあなくって 真っ昼間でも何でも2

初めてのアメリカ放浪記2/旅立ち-砂漠編

レンタルした車はシボレーノバ、赤い小さい車だ。 僕の頭の中にはセルリアンブルーの 大きなオープンカーに乗り、バンダナ・サングラスで 砂漠を横断するイメージがあったのだが、 予算の関係で断念した。 「これから頼むぞ!」と言いながら、僕はキーを回した。 西海岸沿いにコーストハイウェイ1と言う道が走っている。 ここの景色は絶景でこの道を走りにわざわざくる人も いるほ どで、進路はこの道を南にひたすら走ることとした。 少予算は何よりも優先だ。砂漠の真ん中でも食事がと

初めてのアメリカ放浪記1/日本脱出編

22歳の時、僕は赤坂でアシスタントデザイナーをしていた頃の話。 当時赤坂ではMUGENとBYBLOSと言うディスコが全盛だった。 勤めていたプロダクションは、 ディスコの黒人アーティストの宿泊するビルの3Fにあった。 彼らは職業柄女の子によくもてたようで、四六時中女連れであった。 エレベーターの中でズボンを急いであげている光景も時折見かけた。 1Fには映画会社の美術の会社が入っていて、忙しそうではあったが、 働く若者達の目は生き生きしていた。 そんな環境にいた