クラシック

・「ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第二番」
  ピアノ:辻井信之  BBCProms?
  この人の音色は、なぜこんなに優しく、多彩で、豊かなのだろうか。
  ピアノを、音楽を、愛し、楽しんでいる。
  純粋で、そしてどこか悟りの境地に至ったような印象を受ける。

・「ボロディン イーゴリ公より 韃靼人の踊り」
  指揮:サイモン・ラトル ベルリンフィル
  完成された美しい音色。夢のように美しく、うっとりする。
  繊細さと、迫力と、包み込まれるような感覚。
  曲調はノスタルジックで、ちょっと切ない。
  1つ1つの音がきれいで、感情がある。そして、ふくらみがある。

・「ニュルンベルグのマイスタージンガーより 第一幕への前奏曲」
  指揮:ジュゼッペ・シノポリ ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
  壮大で、威厳と栄光に満ちている。
  なんだか全能感、まるで神の境地に浸ってしまえるような曲。
  美しく深い森の中の静謐な泉を思い浮かべる。
  作曲家ワーグナーは、難アリの人間性だったようだが、
  その音楽は間違いなく神の旋律。

・「チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調」
  ヤッシャ・ハイフェッツ 指揮:フリッツ・ライナー シカゴ交響楽団
  このワクワク感。チャイコフスキー。
  多くの人に愛される旋律。待ってました感がある。
  そしてヴァイオリニスト・ハイフェッツの自身と、余裕と、遊び心に
  溢れた、洒落た演奏。大人のチャイコフスキー。
  聞くと明るく、元気になれる。好き。

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