中山牝馬S予想(2024)

 先週のオーシャンSの振り返り。

>Tier A:トウシンマカオ
>Tier B:
>Tier C:ダディーズビビット/オタルエバー

 ウム!やっぱりトウシンマカオで間違いありませんでした!
 金杯で買ってた馬の大半に被害を及ぼした横山武史騎手がようやくお金を返してくれました。
 回収率もちょっとは持ち直したかな…?……うん……71%かぁ……うん…………………。
 あっ、推していた新人の柴田騎手、高杉騎手、長浜騎手は三人とも馬券に絡む活躍を見せましたね!私も鼻が高いですよ(後方ファン面)。


 今週は中山牝馬S。
 傾向的には人気馬が飛んで荒れる傾向にあるレースですね。

 うーん……こんなレース買わんほうがええ!
 正直そう思います。
 信頼性のあるデータが導き出せないんですもの。

 中山1800mは中山記念と同じコースですが、中山記念が前半速い消耗ラップなのに対して、中山牝馬Sは序盤ゆっくり後半速い後傾ラップ。序盤ゆっくりなら逃げ先行馬が有利と思いきや、中山牝馬Sの傾向は差し優勢。中山記念は先行優勢なのにね……理屈に合いません。

 中山1800は内回りコースのホームストレッチスタートで坂を二回登るのに対し、最後の直線以外は下りっぱなしの中山1600のターコイズSとはまるで感覚が異なります。なので、ターコイズS組は慎重に判断する必要があります。
 愛知杯組はある程度信用がありますが、今年は中京開催ではなく小倉開催だというのがどっちに転ぶのか。
 例年トップハンデは馬券圏外にすっ飛んでいますが、今年はハンデの付け方がかなり適当ヌルいように思います……。
 わかるかーこんなもの!

 わからない時はシンプルに。
 加点で考えましょう。

Tier A:タガノパッション/ククナ
Tier B:ヒップホップソウル/コスタボニータ

 まず愛知杯2着のタガノパッション。愛知杯の時の寸評に書いたようにブロコレ馬ながら負けた相手はどの馬も強い馬でした。愛知杯でもコスタボニータの背後につけて後ろから上がり最速で差しての2着。小倉で後ろから差した、というのは好感ですね。斤量も愛知杯から変わらずの53kg。馬格もありますし中山の坂もこなしてくれるのではないでしょうか。というわけで加点トップです。

 そして、前走中山金杯2着のククナ。私は中山金杯の時は評価していなかったのですが、中山金杯のタイム1.59.0はかなり優秀ですね。距離はもうちょい長い方が良さそうではありますが、中山1800のスピカSでも3着に入っておりその時の勝ち馬は福島記念を勝つホウオウエミーズなのですから、牝馬限定戦なら馬券圏内はかなり固いと見るべきでしょう。

 ヒップホップソウルはフラワーC、紫苑Sと、中山内回りコースの重賞の好走歴を買っての評価。……調教動画見るとギャイギャイしてるので出遅れそうな予感がしてきたのう……でもいい感じにスイッチが入れば。
 コスタボニータは愛知杯でも書いたようにクイーンSでは4kg軽いドゥーラが相手であったことから負けて強し。ただ、愛知杯でタガノパッションに後ろから差されたこと、それに、中山1800は1角までの距離が短いので先行馬は1角で膨れてしまうことがままあります。二走前のディセンバーSではほぼ勝てていたレースではあったものの実際に1角で膨れてしまっていました。斤量も愛知杯から変わらず55kgなので、やはりここはタガノパッションを上に見るのが妥当でしょう。

 フィアスプライドは良い馬だとは思うのですが、キレというよりもじり脚ロングスパートタイプのように思います。長い直線の東京や中山外回りのほぼ直線で下りになっている3角の加速帯を活かして速い上がりを出すタイプかな、と考え、中山内回りだとスムーズに先行して後ろのキレタイプの馬に対してマージンを稼ぐ必要があります。ルメール騎手ならそこんところもうまく乗るのでしょうが、悩ましい馬です。パドックで決めましょう。

 うーん……やっぱ予想に自信が持てませんね。買うにしても予算は絞って買うことにしましょう。

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