マーメイドS予想（2024）

　まず先週の函館SSの予想の振り返り。
>Tier A：ビッグシーザー
>Tier B：サウザンサニー／アサカラキング／サトノレーヴ

　ウイングレイテストがいなければ枠連と三連複が当たっていたんですけどねぇ……。結果はウイングレイテストがいたのでビッグシーザーの複勝のみのトリガミでした。2.5倍をつくなら複勝に予算全ツッパで良かったですね。欲張りすぎました。

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　マーメイドSの予想をしましょう。
　今年は鳴尾記念と同じく、京都競馬場での開催なので読みにくいですね……。

Tier A：コスタボニータ
Tier B：タガノパッション／アリスヴェリテ／エーデルブルーメ

　例年10番人気が馬券に絡み、あの東幹久さんが得意とする荒れレース。
　京都2000mは割と人気に忠実な決着になるイメージではありますが、例年阪神開催ではなぜ荒れているのかを仮説を立ててみましょう。

　まず、ハンデ戦だからというのが人気薄の激走の一要因。
　そして、人気の馬がなぜか1頭くらい飛ぶ、大体川田騎手が乗っている人気馬が飛んでいるんですよね。
　川田騎手が苦手なレースなの？という仮説が思い浮かびますが、レースを見ると決してそうではない、位置取りを見るとペースに沿った良い位置にいたりするんですね。やや過剰人気気味で、かつ「乗り替わり」で馬とうまくコンタクトが取れてないケースが見られました。たとえば、1番人気で沈んだエアジーンなどはレース中あごが上がってまるで脚が溜められていませんでした。

　なので、私の仮説としては「人気サイドの乗り替わりはハイリスク」だと結論付けました。人気薄の乗り替わりならばむしろ穴が開くのですが、人気サイドの乗り替わりは飛んでいる印象です。ちょうど重賞が1個しか開催されない週なのでちょっといい騎手に依頼しよ……とスケベ心を出すと、人気馬が飛ぶ、ということになるのではないでしょうか。あくまで仮説ですが。

　というわけで、人気サイドで乗り替わりとなるミッキーゴージャスは除外しました。斤量もトップハンデは見込まれすぎでしょう。

　で、軸としては前目につけて末脚も使えて安定感のあるコスタボニータ。56kgは背負って好走しているので問題ないでしょう。
　マーメイドSは好天時の阪神開催では「上がり3Fが上位4位以上」で馬券圏内を占めるケースが多いレースなので、ある程度の末脚が計算できるのが最低条件と考えています。

　タガノパッションは53kgとコスタボニータに勝ったことのある斤量差で、今回は平坦な京都競馬場となるので変わり身に期待。
　アリスヴェリテは50kgでいくらなんでも53kgのベリービーナスに対して軽すぎでしょう。前走京都2000mを1.57.8で逃げ切っているので、斤量が軽くなる分を計算に入れると、理論上鳴尾記念の勝ちタイムと同じタイムが出せる計算です。永島まなみ騎手はこんなチャンスめったにないので見事モノにしてもらいたいものです。
　エーデルブルーメは川田騎手ですが、ゲートの出は悪いもののマクリ気味に脚を使える真っ当に強い競馬ができるので今回継続騎乗ということもあり好走に期待したいですね。