アンタレスS予想(2024)

 藤岡康太騎手は残念なことになってしまいましたね……私は現代医学を過信していたのでこんなことになるとは思いませんでした。
 最近ぐんぐん調子を上げていて、今後GIを何個も獲れる騎手になるのではと期待していたのですが。死後の世界があるのかは知りませんが、もしあるのであればご冥福をお祈りいたします。死後の世界がないのであれば、ご活躍なされた分、ごゆっくりお休みくださいませ。

 先週の阪神牝馬Sの振り返りをしましょう。
>Tier A:マスクトディーヴァ
>Tier B:テンハッピーローズ/モズゴールドバレル

 ヒモ荒れしそうな予感がする……とはなんだったのか。テンハッピーローズはいい感じでしたが最後までは伸びなかったですね……トリガミです。でもフクショウ1.1倍でプラスになるよりもチャレンジとしては良かったと言えないこともないでしょう。

 今週は皐月賞ですが、私の予想スタイルだと世代戦は予想しづらいので同日のアンタレスSを予想しましょう。

Tier A:ハギノアレグリアス/ヴィクティファルス
Tier B:スレイマン

 アンタレスSは固い決着になりがちなレースですね。
 大体毎年馬券圏内には上位人気がほぼ2頭は入るレースです。

 どうしてそんなに固い決着になるの?という疑問はラップが解決してくれます。

 2020年以外は極端な前傾ラップになっているのにお気づきになられるはずです。
 ダート1800は速い展開になりがちではありますが、馬場状況によってはダートなのに1000m1分を切るラップになることもあります。
 そうなると、実力のない馬は道中でスタミナを使い果たし、まだ手ごたえが残っている実力馬が巡航ペースでスルスルと上がっていってあたかも「マクリ」をしているように見えてしまうという寸法です。
 例外の2020年ですが、コロナ禍で無観客競馬で開催した年ですね。例年は皐月賞が待ちきれない阪神のお客さんが騒いでいたりして興奮する馬がいたのでしょうか。まあダートコースは観客との間に芝コースを挟んでいるので偶然かもしれませんが……。

 なので、ここは素直に実力馬買っておけばええ、ということですね。

 ハギノアレグリアスは説明不要でしょう。あまりハイペースのレース経験がないのが不安要素ではありますが、実績的には抜けていますしあえて外す必要はないでしょう。

 ヴィクティファルスは東海Sから相手関係も楽になるので、順当にいけばハギノアレグリアスには負けたとしてもその次には入ってくるでしょう。

 スレイマンは1700mのレースばかり走っているので若干読みが難しいところはありますが、走っているレースは3Fめが速く、前々走の福島民友カップはレコード決着しているのでハイペース耐性はあるものと考え、実績は劣るものの切りたくはないな~という存在。

 というわけで、Tier Aの2頭中心にスレイマンもちょっとだけ抑えます。私のTier B評価の馬とんと来ないのですが、そのうち来るでしょうし多分今回が来る回でしょう。

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